最後の冒険家 の商品レビュー
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最後の冒険家 石川直樹 著 熱気球による太平洋横断の途上で消息を絶った神田道夫との4年半。第6回開高健ノンフィクション賞受賞作。 「BOOKデータベース」より [目次] 第1章 出会い 第2章 気球とはなにか 第3章 富士山からエベレストへ 第4章 滞空時間世界記録とナンガパル...
最後の冒険家 石川直樹 著 熱気球による太平洋横断の途上で消息を絶った神田道夫との4年半。第6回開高健ノンフィクション賞受賞作。 「BOOKデータベース」より [目次] 第1章 出会い 第2章 気球とはなにか 第3章 富士山からエベレストへ 第4章 滞空時間世界記録とナンガパルバット越え 第5章 熱気球太平洋横断 第6章 単独行 第7章 ひとつの冒険の終わりに 第8章 悪石島漂着 「BOOKデータベース」より 20年ほど前、著者・石川直樹氏のトークを聴いたことがある。その時はホクレア号の話だった。講演会というよりも少人数のじべたに座って聴くアットホームなものであった。その後も彼の著作を時々読んで、熱気球のことがニュースになった時も気になったものの、著作を読むに至らなかった。 この本には、神田氏の生き様が淡々と書かれている。著者も様々な体験をしていることから、その筆致は聞き書きや想像ではなく、自身の経験と重ね合わせた現実感によって冒険の世界に惹き込まれた。個人の半生記であるとともに、これから冒険に挑む人への訓戒と励ましも含めた一冊である。
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現実世界でも冒険はできる。 →https://ameblo.jp/sunnyday-tomorrow/entry-12092193033.html
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神田さんの話。 一応、熱気球のライセンスを持っている身として、ここに書かれているフライトがどれくらいアドベンチャラスかはわかる。それだけに、ドキドキする。 最後のフライトを手伝った人たちは、直接の面識はないけど狭い気球業界なのでもちろん名前はよく存じ上げている人ばかり。 上...
神田さんの話。 一応、熱気球のライセンスを持っている身として、ここに書かれているフライトがどれくらいアドベンチャラスかはわかる。それだけに、ドキドキする。 最後のフライトを手伝った人たちは、直接の面識はないけど狭い気球業界なのでもちろん名前はよく存じ上げている人ばかり。 上空でバスケットから何かに飛び移るって・・・無理ぽ。。。 筆者の石川さんはうまく文章にまとめていると思う。
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気球なんてノンビリ空を飛ぶイメージしかなかったが、このようなエクストリームな世界があったとは。しかもアマチュアリズムそのものの世界。 神田氏のまさに「最後の冒険家」と言える常人離れぶりの記録であるが、元同乗者の筆によるところが良い。 「地理的な冒険が消滅した現代の冒険とは、こ...
気球なんてノンビリ空を飛ぶイメージしかなかったが、このようなエクストリームな世界があったとは。しかもアマチュアリズムそのものの世界。 神田氏のまさに「最後の冒険家」と言える常人離れぶりの記録であるが、元同乗者の筆によるところが良い。 「地理的な冒険が消滅した現代の冒険とは、この世の誰もが経験している生きることそのものだとぼくは思っている。日常における少しの飛躍、小さな挑戦、新しい一歩、そのすべては冒険なのだ。」 「世の中の多くの人が、自分の中から湧き上がる何かを抑えて、したたかに、そして死んだように生きざるをえないなかで、冒険家は、生きるべくして死ぬ道を選ぶ。」
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最近気になっている人物、石川直樹さんの初作品。 正直言って、大半の人が理解には苦しむ無茶な?冒険の話だとは思うけど、気球というのめり込みたい対象があるというのは羨ましくもある。 どうしても神田さんの家族側に感情移入してしまいたくなるが、挑戦したくてしたのならこちらが悲しんでいよう...
最近気になっている人物、石川直樹さんの初作品。 正直言って、大半の人が理解には苦しむ無茶な?冒険の話だとは思うけど、気球というのめり込みたい対象があるというのは羨ましくもある。 どうしても神田さんの家族側に感情移入してしまいたくなるが、挑戦したくてしたのならこちらが悲しんでいようといまいと本人は本望だったのだと思うしかないし、それはそれでいいことなんではないかと思った。 1度目の漂着で出会った船員や、ヒマラヤ越えの時のパキスタン人など、旅で思わず出会った人々の優しさがたまらない。それな一生の宝となる。
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石川直樹「最後の冒険家」遭難した冒険家 神田道夫の熱気球による単独太平洋横断を記録した本。 冒険家とは 単に 冒険をすることでなく、誰も成功したことない未知を 開拓するということ。神田の言葉「絶対に成功すると わかっていたら、それは冒険じゃない。でも 成功する確信がなければ 出...
石川直樹「最後の冒険家」遭難した冒険家 神田道夫の熱気球による単独太平洋横断を記録した本。 冒険家とは 単に 冒険をすることでなく、誰も成功したことない未知を 開拓するということ。神田の言葉「絶対に成功すると わかっていたら、それは冒険じゃない。でも 成功する確信がなければ 出発はしない」 植村直己と神田道夫 「全然ふつうの人」 植村直己の時代で 地理的な冒険(地図の空白を埋めるための冒険)は 終わっている。しかし 神田道夫の冒険は 自作気球という点で 未知の開拓であり 植村直己時代の冒険といえる
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冒険家とは何か、よく理解できた 自由であるがための恐怖がいかに恐ろしいか。 私がいかに平凡な人間なのか、有無を言わせず納得させられた
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自作気球で太平洋横断にチャレンジした神田道夫さんを同乗者の石川さんがかいたもの。 神田さんはトレーニングに職場までランニングしていたらしい。そして帰りは裸足で走ったとか。読んでから知った。
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最後の「冒険野郎的な」冒険家と言うべきか。綿密に計画を立てるのはどの冒険家も同じだが、最後の「エイヤっ」の割合が多いほど野性的にみえるのではないだろうか。そういう冒険は、掛け値なしの面白さを持つ反面、ある種の人々には許し難い存在なんだろうなあ…
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