情報革命バブルの崩壊 の商品レビュー

山本一郎【著】

2009/10/07

正直あまり役に立たないかもしれない。ドメスティックな今を切り取っているが、正直だからどうしたといった内容。未来には繋がらないので期待値あげて読んではいけない。

まぁ隊長の語り口のファン（ヲレ）はそれなりに楽しめると思う。

もう少しちゃんと今とこれからのネット社会とそれによって影響を受ける実社会の問題点について思考を巡らせたい人はニコラス・カーのビッグスイッチの第2部やアルビン・トフラー、P.F.ドラッカの一連の書籍でも読み返した方が良いと思います。

2009/10/04

切込隊長の本。

　ううん、まあこの人のブログには結構面白いことが書いてあって、結構なるほどねえ、と思うことも多いのですがじゃあ本書とブログの差ってなにとなるとあんまり無いような気がしないでもない。

　形式論であれですが軽い語り口はブログでは支持を集める手法になるけれど、本にするとその軽さが目立ってしまい、言っていることの説得力がないような気がする。

　とはいえ、最近のネット界隈の本ってかなりコンテンツに偏っておりインフラからその周りのお金の話をきちんと整理したこの内容は非常に頭の整理に役立つと思いました。確かに今のネットの有り様ってなんか無思慮に広がっていってしまった結果なような気がする。どっかで強引に方向修正するフェーズが入ってくるわな、そりゃ。

2009/10/04

ネット上での負の面、特にインフラを含めた負の面の現状をまとめた本。
特に今後の指針や将来像を直接見せてくれるような本ではないが、ネットの「今」を知るためにはなかなか悪くない本だと思う。

http://blog.livedoor.jp/namunamu_6_3/archives/51577309.html