ちはやふる(三) の商品レビュー

末次由紀(著者)

2009/10/15

随所で高評価のマンガ。
ホントおもしろいな～って思います。

１巻はプロローグ。
２巻でエンジンがかかって（もちろん１巻から全力で面白いんですけど）
この３巻でドーン、ってかんじ。

このマンガはどっちかというと少年漫画風かなぁと思うんですけど。
主軸が恋愛じゃなく競技かるたっていう題材だし
なにより主人公が鈍感で天才肌なところが少年漫画のセオリー通り。
…なんですけど、女性向けらしく、恋愛要素の描写が細やかで
千早と新と太一の関係性が絶妙でなんというかものすごく萌える。
特に今回、太一→千早の複雑な想いが描かれていて
太一せつないよ、太一…！！と
２巻まではニュートラルに読んでたのに、一気に「太一ガンバレ派」になってしまった。

かるたの実力的に、新＞千早＞太一なので
太一は二人に引け目を感じてるんですよね。
千早が新のことばっかり追いかけてるのも、しょうがないと思いつつ
悔しい思いがやっぱり奥底にはあるってのが、
裏向きのかるたで、普段は天性の勘に頼ってる千早に
記憶では千早に勝る太一が「目の前にいるのは俺だろう？」って勝つシーンと、
千早の誕生日に新→太一へ「千早へおめでとうって伝えて」ってメールが来るシーンで
よく表現されててたまらんかったっす。萌えた。

メールのシーンでは、新と太一は千早のことを
二人のものだと思ってるっていうモノローグがあって、
それは確かにそうなんだろうけど
太一の方は、千早の新への執着を間近で見てるだけあって
そりゃもう複雑な気持ちだろうと！身近にいるのは自分だけど
千早はこっちなんか見てないんじゃなかろうかと不安やら悔しいやらで
夜も眠れないだろうと！（そんな描写は一切ないですけど）

そんなかんじで、恋愛要素が２巻より多めで胸きゅんだし
もちろん本題のかるたの方もかるた部のメンバーが加わって、
大会に出場→チームとしての成長が描かれてます。
チームの一員ってことを自覚することで、千早も太一もまた成長。
登場人物がまっすぐ成長していくマンガは読んでいて爽快です。
こんなに続きが楽しみなのも久々。

2009/10/04

競技かるたを題材にした青春まんが。仲間を増やしていく巻。主人公の熱い思いが周囲を巻き込んでいくという少年まんがの王道を突き進んでいます。表紙が机くん（勉くん）じゃないのが残念（笑い）。４巻は読んだので、５巻につづく。図書館予約数は50（09/09/08現在）です。

2009/10/04

メンバーが揃って、みんな少しずつ成長する姿がまぶしくて、チームが出来上がっていく…スポコン青春マンガの醍醐味いっぱい！魅力的なライバルキャラもいて、絵も綺麗で、題材も良くて、これはもう面白くなるというかヒットするしかないよね。

2009/10/07

3巻もまたいいです。
今度は団体戦のおもしろさが加わってさらに読み応えがありました。
最初は今はやりの主人公が天才路線かなって思ったけど、3巻ではキャラクターそれぞれの背景とか良さが出ててよかった。
でも新くんほとんど出てこなかった・・・。まつげ君はどんどんかっこよくなっていきますね。そっち方面も見物。

2009/10/04

仲間が集まり全国大会。
・・・なんかロープレっぽいな。
徐々にキャラクターも増えて楽しくなってきました！

2009/10/07

◎マンガ大賞２００９（第２回）受賞作品。

２００９年４月３日（金）読了。

２００９−３９。

2009/10/04

表紙買いなので、３巻から
読み始めました。
競技かるたのお話です。
ヒロインが、イケメン２人と
ひっついたり離れたりと
いう感じですか。　
今年度のマンガ大賞の
受賞作。
（マンガ大賞実行委員会は、
年間に1万点という大量の数が
出版されるマンガの中から
「面白いマンガを伝えたい」
という思いを持った有志に
よって結成された団体、
だそうです。）

2009/10/07

マンガ大賞2009受賞作品。絵がキレイだなあ。1〜3巻まで読了。4巻早く読みたい。いつだって、情熱とまっすぐな気持ちは、誰かの心を動かしている。そういう人に、私もなりたい。諦めることは簡単だけど、続けることは難しい。だからこそ、その先にあるものは、涙を誘う。

2009/10/04

天才的な聴力をもつ女の子、千早の愛と友情の
かるたの物語。

正直この人が、再び講談社から出てきた時も驚いたけど、だからなのか、すごく根性入ってるのをびしびし感じる。
構図、ストーリー展開、千早をめぐる二人の男の子の関係、隙がなくてものすごく引き込まれる。
絵もほとんど崩れないしね。
トレースは論外としても、この人の持ち味はデジャヴを感じるストーリー性にあると思うのだけれど、そこも相変わらず。

本当に全力で描いてきてる感じがして、凄い。
だからこそ、あの事件がもったいないと思う。

2009/10/04

ジャンプマンガでもいつも思うのだけど、

仲間が増えていくってどうしてこんなにワクワクするんだろう。