探偵伯爵と僕 の商品レビュー
こういう感じ好きです。森博嗣らしくもあり、らしくもない感じもある作品。 子供向けかもしれないけど、大人が読んでも普通に面白い。 テーマは重い。 ラストの手紙のオチは、最初に思っちゃったから、全然驚かなかったんだけど。
Posted by
“どうせ書くなら、できれば面白い話を見つけて書かなくてはいけない” 冒頭の「僕」の日記に対する理屈が印象的で、自分が日記を書く時には頭の隅にこの言葉があります。
Posted by
文庫本の帯がちょっと変わってて素敵。 中身は…そう,はやみねかおる的な感じを受けるジュブナイルミステリ。 それでもやっぱり森博嗣が書くとちゃんと森博嗣色になるのが凄い。 子どもが読んでももちろん,大人が読んでも楽しめるのでは。 もし子どもの時にこの本を読む幸運な人は,大人になって...
文庫本の帯がちょっと変わってて素敵。 中身は…そう,はやみねかおる的な感じを受けるジュブナイルミステリ。 それでもやっぱり森博嗣が書くとちゃんと森博嗣色になるのが凄い。 子どもが読んでももちろん,大人が読んでも楽しめるのでは。 もし子どもの時にこの本を読む幸運な人は,大人になってから再読したら 二度楽しめると思うのでうらやましい。
Posted by
森さんのミステリーにはいつも「してやられる」けれど、 「してやられている」ことにさえ、最後まで気づかなかった。
Posted by
森さんの作品で驚かなかったことはないので。 心して読み進めていったのですが。 ここはひっくり返してきそうってところが。 さらっとそのまま流されていたりして。 ある意味、どんでん返しがなくてびっくりした。 それでも、最後の手紙にはビックリしました。 子供向けに書かれているよう...
森さんの作品で驚かなかったことはないので。 心して読み進めていったのですが。 ここはひっくり返してきそうってところが。 さらっとそのまま流されていたりして。 ある意味、どんでん返しがなくてびっくりした。 それでも、最後の手紙にはビックリしました。 子供向けに書かれているようですが。 大人が読んでも充分に楽しめる一冊です。 実際は陰惨たる事件だったはずなのに。 そうは思わせない軽い描写に救われました。
Posted by
森博嗣さまサマ...☆大好きな作家さんなのでウキウキで読んだけど、すぐ終わっちゃった...。今回は特に森先生らしい理数系小説ではなかったので物足りなかったかな。なんとなくありきたり感もあるような...?
Posted by
難しいトリックがあるわけじゃないが なぜか気になって早く読み進めたくなる。 自分にも我が子にも思い当たる言葉の勘違いや 子供目線の素直な感情は時々胸のはじっこをくすぐり 読みながらも「わかる!わかる!(笑)」ってうなづいたり・・・。 でも・・どこか大人が書いた理屈を...
難しいトリックがあるわけじゃないが なぜか気になって早く読み進めたくなる。 自分にも我が子にも思い当たる言葉の勘違いや 子供目線の素直な感情は時々胸のはじっこをくすぐり 読みながらも「わかる!わかる!(笑)」ってうなづいたり・・・。 でも・・どこか大人が書いた理屈をこねたような文章を匂わすのは作者の狙い? リアルな事件を小説という物語の世界に閉じ込めたかったのかもしれない・・・。 そう・・・こういう事件は本の中だけでいい。
Posted by
ミステリーとしては最後まで何で?の部分が残りますが 子供の目線で書かれていて新鮮なミステリーです。 子供だからこその目線や感覚が面白いです。
Posted by
三連続有栖川だったので、森先生をチョイス。 さっくり読めて面白かった。子どもって意外と侮れないよな…ってことを思い出したり。
Posted by
森博嗣の児童文学的(?)ミステリィ 夏休み、小学生の新太くんは不思議なおじさん=伯爵と出会う。 そして夏祭りの日には親友のハリィが行方不明になり、伯爵と僕(=新太くん)は調査に乗り出す―――。 文体は"僕"の一人称だし、しかもその僕は小学生で、なんだか森さ...
森博嗣の児童文学的(?)ミステリィ 夏休み、小学生の新太くんは不思議なおじさん=伯爵と出会う。 そして夏祭りの日には親友のハリィが行方不明になり、伯爵と僕(=新太くん)は調査に乗り出す―――。 文体は"僕"の一人称だし、しかもその僕は小学生で、なんだか森さんにしては珍しいと思えるくらいの小学生目線。なんだか新鮮。それに、"僕"が見ている大人の描写が絶妙。そして伯爵と僕の会話。なんとも面白い。 「小癪な……」伯爵は舌打ちをする。「それで、君は、買収されたのか?」 「売春?」 「違う、買収だ」 あと、オチは結構好きなタイプだな☆ もう一言言うと、文庫の解説は、今回に限って★×0.5だね。だって、解説じゃないじゃん(笑)
Posted by