家のない少女たち の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
子どもの貧困に関する書籍は数多く読んだが1番と言っていいほど読み易かった。 彼女らの育った環境を不憫に思うと共に、 親、救えなかった福祉の制度に対して苛立ちを覚えた。 しかし虐待を受けていた彼女の母親もまた祖母からの虐待を受け育っており、彼女を育てていく中で悩み苦しむ姿が綴られた章を読み、この書籍に登場した18人の少女達には負の連鎖を自らの代で打ち切ってほしいと心から願った。 少女達が今幸せに暮らしていることを願います。
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表の社会からこぼれたところで、生きている未成年の子どもの現実。どんな40代.50代を送っていくのか、その後を知りたいと思った。みんなで見ないようにしている現実がある、そういう事をどうしたらいいのだろうと途方に暮れてしまう…。
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壮絶過ぎて、これはマンガではなく現代の日本の話?と思える話もあるが、現実として受け入れなければならない。 虐待、毒親、貧困により、家、施設を出ることを選んだ少女たちは、お金を稼ぐために体を売る。嫌々体を売り、その気持ちを抑えるためにドラッグに走る子もいるが、日常として受け入れ(ざ...
壮絶過ぎて、これはマンガではなく現代の日本の話?と思える話もあるが、現実として受け入れなければならない。 虐待、毒親、貧困により、家、施設を出ることを選んだ少女たちは、お金を稼ぐために体を売る。嫌々体を売り、その気持ちを抑えるためにドラッグに走る子もいるが、日常として受け入れ(ざるを得ず)、男の家をハシゴしたり、住み込み(寮)で稼ぐ子もいる。生きるための手段であるため、体を売ることの罪悪感は無い。一度援交をすると、普通のバイトでは入ってくるお金が違いすぎて辞められない。 10代(15才の中学生も…)家を出て、自分で稼いで生きていかなければならない社会。家庭環境が主な原因ではあるが、虐待は連鎖してしまうし、母子家庭の貧困も悪循環で、全てが親のせいだけでは無い。受け入れる施設の問題もある(職員は公務員のため、専門家では無いし、数年で異動するとのこと)。筆者が訴えるように、福祉の中で一番軽視されている児童福祉にもっと焦点を当て、子ども、ひいてはその家族も救えるような社会に日本はならなければならない。
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壮絶な話が畳み掛けられる。公的セーフティネットで救えないものなのかと思うが、愛情不足という病が根本にあるから、とても難しい。
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2016.02.02 感想は、ひとこと、『すごかった』。 壮絶な人生を送ってきた家出少女たちのエネルギーに圧倒された。凄すぎて涙すら出ませんでした。 凄まじい虐待、望まない妊娠、監禁デリヘル、知的障害、行き届かない児童福祉… 少女たちが語る人生は、壮絶すぎて想像すらできません。...
2016.02.02 感想は、ひとこと、『すごかった』。 壮絶な人生を送ってきた家出少女たちのエネルギーに圧倒された。凄すぎて涙すら出ませんでした。 凄まじい虐待、望まない妊娠、監禁デリヘル、知的障害、行き届かない児童福祉… 少女たちが語る人生は、壮絶すぎて想像すらできません。 著者が言っていたように、彼女たちは『ストリートチルドレン』で、路上サバイバルの真っ只中にいるのだと。 鈴木さんの著作を読むと、日本の福祉制度は本当にクソだと思う。私たちは今すぐ彼女たちを救うことはできないけれど、彼女たちの持つ生へのエネルギーが絶えることなく良い方向に成長し、幸せへの道を見つけ出すことを願ってやみません。
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家出や援交を甘く見てた。 親に虐待されり、学校でいじめられたり、扶養能力がなくて暮らせない、というパターンは考えたことがなかった。施設に入っても、何年かすれば虐待した親の元に帰らなければならない。そういう経験をした子供たちが、「親と向きあいましょう」みたいな事を言う大人を信用し...
家出や援交を甘く見てた。 親に虐待されり、学校でいじめられたり、扶養能力がなくて暮らせない、というパターンは考えたことがなかった。施設に入っても、何年かすれば虐待した親の元に帰らなければならない。そういう経験をした子供たちが、「親と向きあいましょう」みたいな事を言う大人を信用しないのはあたりまえだ。子供が自分でなんとかしようと思うと、自分の身体を売る、という選択肢が出てくるのか。普通に働くこともできず、親元に帰れば殴られる、という状況では、子どもたちはアンダーグラウンドに身を沈めるしかないじゃないか。これはキツイ。覚悟さえすればいろいろ選択肢のある大人よりよっぽどキツイ。 読んでいる間中気になっていたこと。 男の子はどうしているんだろう?
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多くの人にとっては、小説の話ではないかと思うほど、衝撃的な日本社会の現状ではないだろうか。10代の少女たちが帰る家をなくし、売春に行きついた壮絶な背景とそれに対し彼女らなりに懸命に生きる姿がかかれている。一見、フィクションかと間違ってしまいそうだ。しかし、少女たちの売春までにも追...
多くの人にとっては、小説の話ではないかと思うほど、衝撃的な日本社会の現状ではないだろうか。10代の少女たちが帰る家をなくし、売春に行きついた壮絶な背景とそれに対し彼女らなりに懸命に生きる姿がかかれている。一見、フィクションかと間違ってしまいそうだ。しかし、少女たちの売春までにも追い込まれた環境から徐々に浮き彫りになる社会の欠陥により、はじめて、信じ難い本に書かれた世界がまぎれもない日本の現実だということに気づかせられる。虐待や貧困、様々な規制によるひずみ、児童福祉の不充分、政府の関心不足など、すべての問題を子供たちのその小さな背中に背負わされている。この本は人身取引という言葉を初めて聞く人はもちろん、聞いたことはあるが人身取引とは被害者本人の意思がからんでいると疑っている人に読んで頂きたい。果たして、本当に被害者の意思なのか、この本を通じて再度考えてもらいたい。彼女らの生き様を知ったあと、日常的に敬遠されがちな児童売春を見て見ぬふりができるだろうか。
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ダ・ヴィンチで紹介されてて読もうと思った筆者さん。読む前から苦しくなると分かっていたけど、ほんとにきつい。筆者はよくこのテーマを続けられるよな。虐待から逃れるために家出。生きるための金を得るために援交、アンダー援デリ。知的障害のある人が風俗産業に入るのも書かれてたけど、だいぶ特殊なケースじゃないかと思う。家庭に問題がないのに薬物をやめられず援交を続ける子は不思議だった。薬にはまっちゃう体質だったのが悪かったのか。リスカってそんなに効果があるのかな。あとがきの施設職員側の意見も興味深かった。この業界にいる限り、不幸な子を少しでも減らしたいと思う。
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ときどき思い出したようにこの手の本を読むが、読むたび日本の闇を見る。 ピックアップされた女の子たちはみんな親に虐待を受けた子ばかりであるのをみると、親の育て方や環境がどれだけ大事かと思う。 もちろん大事に育てても風俗に流れる子もいるし、逆もあるけど。 しかし買う男はどんな心境なん...
ときどき思い出したようにこの手の本を読むが、読むたび日本の闇を見る。 ピックアップされた女の子たちはみんな親に虐待を受けた子ばかりであるのをみると、親の育て方や環境がどれだけ大事かと思う。 もちろん大事に育てても風俗に流れる子もいるし、逆もあるけど。 しかし買う男はどんな心境なんだろうか…
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読み進めるのが苦痛だった。以前、ニューヨークでソーシャルワーカーをしていた時もいろんな話を聞いたけど、やっぱり慣れることなんてできない。
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