聖女の救済 の商品レビュー

東野圭吾【著】

2009/10/04

結婚して１年たっても子供が出来なかったら別れようと告げられて結婚。献身的な妻として尽くしてきたが、子供は出来ず、離婚を告げられた数日後、主人はヒ素の入ったコーヒーを飲んで死んでしまう。ヒ素はどうやって誰が仕込んだのか？今回も湯川の推理が冴えるが、あまりにも非現実的なトリックと完全犯罪をやり遂げる意思の強さには驚愕。ガリレオシリーズはやっぱり面白い。

2009/10/04

男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていたその妻には鉄壁のアリバイがあった。草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。湯川が推理した真相は―虚数解。理論的には考えられても、現実的にはありえない。
＊
草薙−湯川の科学的トリックシリーズ。

本当にごく普通のミステリー。

深い葛藤とか想像上の世界のリアルな描写とか、そういうのが東野作品の醍醐味だと思うので、ガリレオシリーズはもうやめてほしいなぁ。。。

2009/10/04

はっきり言って、

このトリックもし実際にやったら完全犯罪成立じゃね？

と思いましたｗ

それぐらい以外ですごいトリックだった。

正直、容疑者Xの献身よりも、

トリックもストーリーも、

私的には面白かったと思います。

映画化も近いのでは？ｗｗｗ

2009/12/31

今回の湯川の敵は
美しく賢い女性綾音。
鉄壁のアリバイ。そして草薙刑事の恋も絡まり
東野ワールドへまたしてもどっぷり。
やっぱ、すんごいわ〜と妙に感動して読み終えました。
東野圭吾の面白さを再認識。

タイトル通り、「救済」以外当てはまらない結末に
大満足の読み応えでした。
自分だったらとても無理な決意です。

2009/10/04

ガリレオシリーズ長編第２弾。ガリレオ先生が推理した真相はー虚数解。理論的には考えられても、現実にはありえない。東野さんが書く女の人は怖い。

2009/12/01

図書館で予約したのが、やっと順番回ってきました！
去年の１１月には、予約してたはずなので、半年待ち以上ですね。
最近、初挑戦の森博嗣さんの本を読んでたので、なんか東野さんの文章が読みやすく感じましたｗ
短編よりも長編の方が、じっくり読めて、やっぱり好きです。

こんなこと言っちゃダメかもしれないけれども、被害者、殺されてもしょうがないよね〜と思いました。
人間として最悪すぎる。
本気でこんな考え方する人って、いるのかな？怒りを覚えます。
結婚を決める時と、離婚を決める時、そっくりそのまま同じ会話をしているのが、なんとも切ない。
彼女を聖女って言っていいのか？とは思うけど、タイトルが秀逸。
どちらかといわなくても、被害者より加害者のかたを持ちたい感じです。
最後、綾音が宏美に子供を産むように勧めたのは、なんでなんだろう？
?父親のいない子を産んで、宏美なんか苦労すればいいんだっ！的な理由ではないよね。
?綾音自身は子供が産めなくて、義孝に捨てられて、殺してしまうほど憎いけど、やっぱり義孝が好きなのも本当だから、彼の願いをかなえてあげたい、的な理由でしょうか？
?それか、綾音自身が子供が産めないからこそ、せっかく授かった子を大事にしてあげて欲しいっていう、宏美に対する願い、とか？
人の気持ちって難しい。

話の筋とは、ずれるかもしれないけど、付き合いはじめて３ヶ月で子供ができた、というような宏美の恋愛も私には理解不能。
やっぱり、義孝は好きになれないな。

ドラマのイメージがどうしても、ちらつく(笑)
福山雅治が出てくるし、東野さん、ちょっと遊んでるねｗ
これも、映像化されたりするんでしょうか？
もし映像化されるとしたら、綾音に松嶋奈々子、宏美に相武紗季はどうでしょう？
私の中では、このふたりがイメージだなぁｗｗ

うん、面白かった！
面白かったけど、東野さんならこのくらい普通かなぁという気もしたので、ちょっと辛めに☆４つです。

2010/08/04

まあまあかな。
東野圭吾としては、平均的な出来。最近の作の中では「容疑者Ｘの献身」のほうがよかった。

2014/06/22

前作の「容疑者Xの献身」もそうだったけど、今回も秀逸なのはその題名。
この一言で、犯行の動機も容疑者も、犯行のトリックも、なにもかも全てを語ってしまっている。

今回から、テレビドラマで出てきた内海薫が登場する。
でも、テレビとは違った才女ぶりを発揮。
こういう頭の良さって、あこがれる。

2009/10/04

ますますドラマとリンクしてきたガリレオシリーズ笑
東野さん、福山さんの湯川を気に入ってるんだろうなぁ★

草薙氏の恋っていいですねー。
犯人の決意の固さが恐ろしいです。
本のタイトル、冒頭、なんかうまく騙された感じがしますね。

2009/10/04

男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていたその妻には鉄壁のアリバイがあった。
湯川が推理した真相は「虚数解」だという。

最初から犯人の予想はついても
アリバイがなかなか崩せない、トリックがわからない。
そのトリックを解いていくに、湯川先生の登場なんだけど
なかなか解けず
今回は、内海薫が頑張ってました(笑)
最後の最後に「救済」の意味が、わかり・・・
犯人の凄まじい執念にゾッ・・・

読みやすくて、あっという間に読み終えました。
やっぱり、長編はじっくりと事件に向き合えるから面白い！！