黒百合 の商品レビュー
久しぶりに、読了後に気になるところを速攻読みかえした。 ミスリード・・・されたんだろうな?なのか?(-"-)う~ん こういうパターンには、大体やられちゃって、 で、ちっきしょーって、喜ぶんだけど(爆 好んで読むジャンルではないけれど、楽しめました。
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ミステリっぽくないけど、ミステリです。 ホンマの最後の最後で「ああッ!」てなります。 面白かったです。凄い…。 ページを戻ったのは久しぶりや。ヤラレタ!
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最後どういう形で着地するのか楽しみに読んだ。結果はまあなるほど、という感じかな。ミスリードの仕方も特に新味があるわけではない。何より、それで「黒百合」さんは何がしたかったの?という疑問がわいてすっきりしなかったのがいまいち。
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品の良い導火線にうっかり騙されるが危険物には変わりない。 覚悟して読んだのにまんまとヤラレました(笑) 読後、人物相関図を書かずにいられませんでした。
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ようやく読めたー。ブクオフにも図書館にもなかなかお目に かかれなかったんだよねー。 その評判通り、ミステリとしては異色な感じですが面白かったです。 ここまで読後の瞬間から、気になった箇所を速攻で読み返した作品は 久しぶりです。なんでも論理的かつ明確に犯人を提示するだけが ミステリ...
ようやく読めたー。ブクオフにも図書館にもなかなかお目に かかれなかったんだよねー。 その評判通り、ミステリとしては異色な感じですが面白かったです。 ここまで読後の瞬間から、気になった箇所を速攻で読み返した作品は 久しぶりです。なんでも論理的かつ明確に犯人を提示するだけが ミステリではないのね。こういうのも大アリです。 少年と少女の揺れ動く微妙な恋心も上手く書けてると思うし、 その合間に挟まる事件にいきつく(であろ)過去の伏線も メチャ上手い!! すっかりミスリードされてました。(とは言え、それが ミスリードなのかは確認できませんがw) 評判の高い作品だけあるなーという一冊。
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◎「本格ミステリベスト10 2009」第18位 ◎「このミステリーがすごい!2009」第7位 ◎「週刊文春」ミステリーベスト10 2008年第8位 ◎ミステリが読みたい2010年版 [2009年ミステリ・ベスト10]国内第4位 2009年8月13日(木)読了。 2009−78...
◎「本格ミステリベスト10 2009」第18位 ◎「このミステリーがすごい!2009」第7位 ◎「週刊文春」ミステリーベスト10 2008年第8位 ◎ミステリが読みたい2010年版 [2009年ミステリ・ベスト10]国内第4位 2009年8月13日(木)読了。 2009−78。
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ミステリというより、青春小説。 少年二人と少女一人の淡い恋物語中心で、みずみずしさが際立った作品だった。 ミステリと思って読まないほうがいいかも。
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「六甲山に小さな別荘があるんだ。下の街とは気温が八度も違うから涼しく過ごせるよ。きみと同い年のひとり息子がいるので、きっといい遊び相手になる。一彦という名前だ」父の古い友人である浅木さんに招かれた私は、別荘に到着した翌日、一彦とともに向かったヒョウタン池で「この池の精」と名乗る少...
「六甲山に小さな別荘があるんだ。下の街とは気温が八度も違うから涼しく過ごせるよ。きみと同い年のひとり息子がいるので、きっといい遊び相手になる。一彦という名前だ」父の古い友人である浅木さんに招かれた私は、別荘に到着した翌日、一彦とともに向かったヒョウタン池で「この池の精」と名乗る少女に出会う。夏休みの宿題、ハイキング、次第に育まれる淡い恋、そして死―一九五二年夏、六甲の避暑地でかけがえのない時間を過ごす少年たちを瑞々しい筆致で描き、文芸とミステリの融合を果たした傑作長編。
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ミステリーと文芸がうまくかみ合った、しっとりとした読み心地でした。 中学生の淡い恋物語を中心に、戦後すぐのブルジョア生活や、六甲山の自然が飾り気のない簡潔な表現で書かれています。 謎の女が意外なところで出現して、ちょっぴりミステリーチックですが、全体は文芸色が濃いです。 久しぶ...
ミステリーと文芸がうまくかみ合った、しっとりとした読み心地でした。 中学生の淡い恋物語を中心に、戦後すぐのブルジョア生活や、六甲山の自然が飾り気のない簡潔な表現で書かれています。 謎の女が意外なところで出現して、ちょっぴりミステリーチックですが、全体は文芸色が濃いです。 久しぶりに、気持ちがふんわりと落ち着く本を読みました。 少年が喫茶店でバヤリースを注文するあたり、アラウンド50にはたまらなく懐かしくなる感じです
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1952年、夏、父の友人である浅野さんの別荘で過ごすことになった私(進)は、 その時14歳だった。その別荘には、同い年の一彦がいて、 2人でひょうたん池へ遊びに出かけた時、香という少女に出会う。 そんな3人の夏休みが、美しく鮮やかに描かれている。。。 あれ?これは、たし...
1952年、夏、父の友人である浅野さんの別荘で過ごすことになった私(進)は、 その時14歳だった。その別荘には、同い年の一彦がいて、 2人でひょうたん池へ遊びに出かけた時、香という少女に出会う。 そんな3人の夏休みが、美しく鮮やかに描かれている。。。 あれ?これは、たしか。。。ミステリーだったはずだけど。。。? と読みすすめると、確かに人が殺される。。。 でも、それほど、この物語に重要な殺人でもないようで。。。 このまま、ただの青春小説で終わってしまうのかと、 ちょっとがっかりしつつ、ラストへ が。。。。! ラストで・・・ん?・・・・あれ?・・・・えーーーーーっ!? まさか、そんなことが!? 思わず、もう1度、最初からパラパラと読み直すと、 確かに。。。 さまざまな伏線がはられていたんだわ〜! ちっとも気づかなかった。。。 まんまと作者に騙されました〜! さあ! 我こそは、絶対騙されないぞ!というミステリー好きの貴方! 心して、お読みくださいませ。
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