これでいいのだ の商品レビュー
赤塚不二夫 『 これでいいのだ 赤塚不二夫自叙伝』 タモリさんとの生活や遊び方の話が面白かったw 2014年読破
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これまでの人生を1冊に 割と薄いし 文章も読みやすいのでスイスイと (離婚あたりは作者の視点にて 娘さんの本と照らし合わせるとまた、興味深い) 中国引き揚げのこと 父親 母親 亡くなった兄弟のこと 悪ガキであった子供時代 漫画家を目指したこと 親戚とのこと 上京のこと 『おやじとかあちゃんに感謝のココロを捧げるのだ』とある 作者後書きに『こういう両親の生活をバラバラにしたり 家族を悲惨な目に合わせる、戦争だけは、 もう二度と起こしてはならないと思う』 ちばてつや氏のブログでもその思いは伝えられている つい先日 ウクライナからのロシア攻撃がニュースになったり スーダン難民問題について報じられたり。。 対岸の火事のような姿勢となってしまう自分。。 (でも ミサイルのとき 結局米兵は傍観の姿勢だったし でも手を出すと全面戦争になるかもだし 本当に難しい。。憲法改正問題も加えて) 戦争を知っていて だから意見する人達がどんどん亡くなってしまって 意見が反映されなくなるこれからの時代 こわいなぁ。。 1番印象に残ったのは化学工場の社長 作者の進言により 5時間も早く仕事が終わるようになったら 残りの時間は好きに過ごさせてくれたのだ 作者はそこで、その時間絵を一生懸命描いた 社長とは漫画家となっても付き合いが続いていたそうだ 毎日5時間 絵を描いた経験は 後の漫画家生活に影響大だったと思う 今の会社は 人がいなくなれば補充せずに現メンバーで回し 本当に回しきれなくなったら人をいれて けれど現場は引継ぎの余裕すらなく また中途採用の人もすぐに辞めて。。 と負のループ。。 早く仕事を終えれば それだけ仕事を回されるので ワザと遅くやる人もいるし 「人を育てる」よりも「自分のいる間が保てばいい」という上司も多い 正直 早く仕事を終わらせるメリットを一切感じない。。 化学工場のご子息 殺されてしまったそうだが この会社は今どうなっているのだろう??
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「おそ松くん」 「天才バカボン」 「ひみつのアッコちゃん」 「レッツラ・ゴン」 … これまでも 読まれてきたし みれからも 読まれていく 作品をこの世に残された 天才漫画家 赤塚不二夫さんの自叙伝 赤塚不二夫さんが 描くところの おとうさん おかあさん の エピソードが と...
「おそ松くん」 「天才バカボン」 「ひみつのアッコちゃん」 「レッツラ・ゴン」 … これまでも 読まれてきたし みれからも 読まれていく 作品をこの世に残された 天才漫画家 赤塚不二夫さんの自叙伝 赤塚不二夫さんが 描くところの おとうさん おかあさん の エピソードが とても 興味深い 一人の天才の 背後には それなりの魅力ある家族が いるのだ ということを 改めて 思わせてもらいました。
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バカボンのパパの「これで いいのだ」はお父さんの影響なんですね。 赤塚不二夫さんのお父さんが亡くなるまでの事が書かれています。 生まれてから、漫画家として独り立ちしていくまで、あの時代だったという故もあるでしょうが、波瀾万丈の人生。 それでも、ユーモアを忘れなかったのは、家族、...
バカボンのパパの「これで いいのだ」はお父さんの影響なんですね。 赤塚不二夫さんのお父さんが亡くなるまでの事が書かれています。 生まれてから、漫画家として独り立ちしていくまで、あの時代だったという故もあるでしょうが、波瀾万丈の人生。 それでも、ユーモアを忘れなかったのは、家族、周りとの人間関係が、嫌な人もいたけれど、良かったからというのもあるのだろうなと思う。 「これで いいのだ」。この本を読み終えた今、いい言葉だなって思います。
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S23/9 父親の実家関連の新潟市山の下に預けられた 中学を卒業すると新潟市の看板屋に就職 東堀通6番町 小熊塗装店
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これまで、「アンデルセン自叙伝」「福翁自伝」 石光真清の手記(全4冊)を読んできましたが、 子ども時分の寝小便を告白したのははじめてです。 自分自身を決して自慢することなく、父や母の苦労、 ガキ友達のありがたさを素直につづっておられます。 このやさしい気持ちが彼の漫画作品に現れて...
これまで、「アンデルセン自叙伝」「福翁自伝」 石光真清の手記(全4冊)を読んできましたが、 子ども時分の寝小便を告白したのははじめてです。 自分自身を決して自慢することなく、父や母の苦労、 ガキ友達のありがたさを素直につづっておられます。 このやさしい気持ちが彼の漫画作品に現れているのでしょうね。感動しました!!!
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泣いた。 一心不乱に目標に向かって、自分に肉付けをしていく姿が、学歴や肩書きじゃない、誰にでも好きなものに向かって前進することの可能性があることを、人生の転機はふとしたキッカケであったり、たくさん参考になる実話で書かれていて面白かった。 両親への愛情に溢れていて、自身の結婚や家庭...
泣いた。 一心不乱に目標に向かって、自分に肉付けをしていく姿が、学歴や肩書きじゃない、誰にでも好きなものに向かって前進することの可能性があることを、人生の転機はふとしたキッカケであったり、たくさん参考になる実話で書かれていて面白かった。 両親への愛情に溢れていて、自身の結婚や家庭にはあまり触れていなかったけど、後書きの解説で納得した。 これでいいのだ。 いい響きに聴こえる。
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あなたは赤塚不二夫のギャグ漫画みたいな人だねと言われて、気になって読んでみた。 ギャグがどこから生まれるんだろう?と思えるくらい繊細な人。 水木しげるも亡くなって、自分が心底楽しんでいた時代の漫画家がいなくなっていく。 あの時代のアニメ、漫画がなかったら、つまんない子供時代だ...
あなたは赤塚不二夫のギャグ漫画みたいな人だねと言われて、気になって読んでみた。 ギャグがどこから生まれるんだろう?と思えるくらい繊細な人。 水木しげるも亡くなって、自分が心底楽しんでいた時代の漫画家がいなくなっていく。 あの時代のアニメ、漫画がなかったら、つまんない子供時代だったと断言できる。 さみしい。
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赤塚不二夫を知らない人はあまりいないと思うけど、この本を読んで「全然知らなかった!」と思わざる終えなかった。生きること、いま世の中で起きてる少年犯罪、親を思ったり、自分が親であることなどなど…思いがけず、心に残る1冊になった。
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150315 自伝だが9割以上自分の周りの人の話。そして7割が両親の話。トキワ荘で「マザコンの極致」と呼ばれるくらいマザコン。それゆえに漫画でも母親だけはネタにしなかったという。 度重なる困難が驚くほどサラっと書いてあるので深刻さはあまり感じない。他人のため、好きなことの為に平気...
150315 自伝だが9割以上自分の周りの人の話。そして7割が両親の話。トキワ荘で「マザコンの極致」と呼ばれるくらいマザコン。それゆえに漫画でも母親だけはネタにしなかったという。 度重なる困難が驚くほどサラっと書いてあるので深刻さはあまり感じない。他人のため、好きなことの為に平気で自分のことを捧げてしまう人という印象を受けた。 手塚治虫に会った時に言われた言葉 「漫画ばかり描いてちゃダメだよ。一流の音楽を聞きなさい。一流の芝居を見なさい。一流の映画を見なさい。」
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