世界の終わりと夜明け前 の商品レビュー
『東京』が大好きでした 浅野いにお作品は2つ目で完全に心を掴まれました。次回はデビュー作を手に取りたいと思います。
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浅野いにおの系譜を知りたくて読んでみた短編集。エモいってこういう事なんだろうな。なんて、ちょっと疲れて、それなりに図太く生きられるようになった中年の今、肯定も否定もどこかに置いて目を細めて読んだ。若い人たちにはどう映るんだろう。
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浅野いにお氏作品は、短編集のが好きだな。 続いてもソラニンくらいの長さが丁度良い。 あまりにも長いといろいろぶっ込み過ぎて、 ドヤ感が出てしまう感じがして。いいけど。
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謎。 こんなお話描ける人の 頭の中が不思議で仕方ない。 繋がってないようで繋がっているような、、、? 所々で心が暖かくなるような、ならないような
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どこがどういいかは説明できないが、なんかいい なんか泣きそうになる ここで繋がってたのかっていう風に短編でも少しずつ繋がりがあって面白かった
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「おやすみプンプン」が良かったので他の作品も、と思い手に取った。全然雰囲気が違うようで、読了後の印象は、やはりこの作者ならではの人間のもやもやした閉塞感だとか無気力感が残った。 派手な起承転結がなくどこにでもあるような日常とそこに対するほんの少しの違和感というか。 何か違う、こん...
「おやすみプンプン」が良かったので他の作品も、と思い手に取った。全然雰囲気が違うようで、読了後の印象は、やはりこの作者ならではの人間のもやもやした閉塞感だとか無気力感が残った。 派手な起承転結がなくどこにでもあるような日常とそこに対するほんの少しの違和感というか。 何か違う、こんなんじゃないんだよなあ、と思いつつモラトリアムのような日々を何となく生きていて、何となく鬱屈した現実世界にもやもやし続けるのだけど、その中にも、だけどやっぱり「素晴らしい世界」と感じる瞬間がある。 「夜明け前」(文章)にあった 誰にでも平等に朝はやって来るけど同じ朝は二度と来ない。 という、その事に気づくまでのワンシーンを切り取った短編集だと思った。 「日曜、午後、六時半。」「東京」が特に良かった。
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浅野いにお氏の『世界の終わりと夜明け前(2008)』を読み直してみた。 多分、1年振りに。 この短編に出会ってから、10年以上振りに漫画を読むようになったんだよな。 収録されている・・・「東京」は・・・いつ読んでも泣ける・・・・
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今から10年前の、浅野いにおの初の短編集。初出は2005年から2008年まで。08年時点で10年のベテランだったらしいから、2018年は20年のベテランである。実はその期間はスピリッツを読まなくなった期間とほぼ重なっているので、この実力派で誠実で、ちょいスケベで、感傷的な作家の心...
今から10年前の、浅野いにおの初の短編集。初出は2005年から2008年まで。08年時点で10年のベテランだったらしいから、2018年は20年のベテランである。実はその期間はスピリッツを読まなくなった期間とほぼ重なっているので、この実力派で誠実で、ちょいスケベで、感傷的な作家の心のウチを見たのはこれが初めてだと思う。 表題はどちらも純文学によく使われるタイトルである。内容的には、決してSF的な「世界の終わり」は描かれていなくて、社会批判的な「夜明け前」も描かれていない。若者のモノローグに近い日常が描かれている。しかし、私はだからこそ、やがて描かれるべき「世界の終わりと夜明け前」の出現する緊張感に満ちていると思う。まだまだ若い。まだまだどうやら描かれていないかもしれないが、見守って行きたいと思った。
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絵が上手い。1コマ1コマ映画みたい。 「夜明け前」、展開が面白い。 父親が突然失踪する「日曜、午後、六時半」も好きな作品だ。
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世間の底辺にいる人間が絶望して、でも最後に少し光が差すところがすごく好き!!「夜明け前」と、「超妄想A子の日常と憂鬱」が特に好き。
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