次世代マーケティングプラットフォーム の商品レビュー
アドマーケットプレイス、デジタルサイネージやウェブ解析など新たなネット広告サービス(プラットフォーム)に関する米国事情を紹介する内容で、インターネット広告の中にもまだ日本で市場が顕在化していない領域が多数存在することがわかる。
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▼メモ 広告の「周縁」が「終焉」を加速する(帯) 「広く告知する」を意味する20世紀型の広告はいずれ消滅する(7) 広告より販売促進のコミュニケーションになり、クリエイティブよりテクノロジーが重要(7) 究極の未来への方向性を見極めること。技術やサービスがどの位置までにき...
▼メモ 広告の「周縁」が「終焉」を加速する(帯) 「広く告知する」を意味する20世紀型の広告はいずれ消滅する(7) 広告より販売促進のコミュニケーションになり、クリエイティブよりテクノロジーが重要(7) 究極の未来への方向性を見極めること。技術やサービスがどの位置までにきているのか、現在地を確認する(18) 消費者の立場から、究極の広告とは役に立つもの、欲望を満たしてくれるもの、なおかつ邪魔にならないもの(19) 2007年の日本の総広告費(約7兆円)のうち、テレビCM(28.5%)、新聞(13.5%)、雑誌(6.5%)、ラジオ(2.4%)、インターネット(8.6%)(30) テレビCMが崩壊する時期 ー1つ目は、デジタルネイティブが決裁権をもつようになる時期 ー2つ目は、効果測定が可能なネット広告に、広告主が慣れてくる時期 ー3つ目は、2011年の情報通信法の施行でテレビ業界の構造が激変する時期 google高広氏『広告=情報』と再度とらえ直し、整理を行うこと(42) 21世紀の三河屋さん「IT革命の本質の一つは、20世紀後半のマス文化の中で失われたきめ細やかなサービスを、テクノロジーの力をもって取り戻すこと」(43) 360度マーケティング 購入履歴以外の各種情報を入手することで、顧客一人ひとりにあったよりパーソナルなサービスを提供する(47) 検索連動広告で満足か?(49) オンラインとはPCウェブのことだけではない。オンラインとは、ネットワークにつながっているすべてのものだ(77) AD Exchange勢力図 Google-DoubleClick、Yahoo!-Right Media、Microsoft-AdECN デジタルサイネージとは、街頭や店舗、公共で表示されているポスターや案内表示、看板を紙ではなく薄型ディスプレイに置き換えたもの(112) ネットワーク化するバー・レストラン(121) 「退屈なのに動けない消費者」は、確実にリーチできる最高のターゲット(127) AppleTVは、ディスプレイ以外のデジタルサイネージの中核部分に必要な部品をすべて備えている(137) モバイル向けに広告マーケットプレイスを展開するAdMobが、Facebookから入手した属性情報にあった広告を配信している程度(150) 重要なのはオンラインとオフラインをつなぐ知恵(171) 自分にぴったり合う広告だけではつまらない。自分自身も知らない自分のニーズの一面を発見するのも人生の醍醐味(182) ITビジネスは、一度失敗からといって、そのビジネスモデルが間違っていたとは限らない。機が熟していなかっただけ(185) 広告は信頼できないが、友人の言葉は信用できるという人は多い(194) 「SNSに向かない広告をSNSに表示させようとしているのが現状」(195) マスメディアからターゲットメディアへ(201) ▼読むきっかけ 広告の本を読みたいと思ったとき、時事通信湯川さんの本を見つけたので。 ▼読んだ感想 いま自分がぼんやり思っている収束していくweb3.0の姿のひとつと重なった。 自分の思っていることも間違っていないと。 「自分が食べたいモノ+店長のオススメが、プレートに盛られているイメージ。」
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これはおもしろかった。 テクノロジーに関してはとっても苦手なのだけれど・・・ わかりやすかったです。 そして、これからくる広告(うーん、広告だけではない)やマーケティングの行く末を 少し感じることができた。 専業代理店とか、総合とか、そんな問題ではなくなってくる。 これから...
これはおもしろかった。 テクノロジーに関してはとっても苦手なのだけれど・・・ わかりやすかったです。 そして、これからくる広告(うーん、広告だけではない)やマーケティングの行く末を 少し感じることができた。 専業代理店とか、総合とか、そんな問題ではなくなってくる。 これから、消費者とのコミュニケーションやマーケティングを考えていく中、 あらゆるテクノロジー、ツールが出てくると・・・ 代理店主導ではなくきちんと考えられる企業の中のマーケティング、というものを しっかりしないとだめだなぁ、と。 それは、IBMが出していた http://www-06.ibm.com/jp/tel-med/media/topics/080221_wp/index.shtml につながってくるのかな、と。 代理店主導の日本だと、 なかなか企業が・・って・・・なるけれど、 だからこそ、 自分の企業のターゲットがどうのこうのって、マーケティングって 大事だな・・と。
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スーパーにあったCMモニターに近づいたら、私の属性(性別、年齢など)を把握して、私が欲しくなるような商品のCMにリアルタイムで切り替わる…そんなことが近未来で起こってしまうのでしょうか。Amazonのレコメンド機能は、どこまで最適化されるのでしょうか。WEBサイトがサザエさんの三...
スーパーにあったCMモニターに近づいたら、私の属性(性別、年齢など)を把握して、私が欲しくなるような商品のCMにリアルタイムで切り替わる…そんなことが近未来で起こってしまうのでしょうか。Amazonのレコメンド機能は、どこまで最適化されるのでしょうか。WEBサイトがサザエさんの三河屋さんになったら。。。
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ケータイのGPSやwebの閲覧履歴など、各個人の行動履歴に関する情報を収集・統合することを通じて、それぞれの趣味・嗜好に応じたパーソナライズ化されたサービス、レコメンドを行うOne To ONeマーケティング実現の方向に向かって、今後のマーケティングは進んでいくだろう、という予言...
ケータイのGPSやwebの閲覧履歴など、各個人の行動履歴に関する情報を収集・統合することを通じて、それぞれの趣味・嗜好に応じたパーソナライズ化されたサービス、レコメンドを行うOne To ONeマーケティング実現の方向に向かって、今後のマーケティングは進んでいくだろう、という予言の書。ビジョンの書、ともいう。 著者、湯川鶴章氏は、それをお客さんひとりひとりの家族構成や関心ごとを知った上で、行き届いたサービスを提供する三河屋さんサービスと呼ぶ。 そのコンセプトそれ自体は、ドン・ペパーズとマーサ・ロジャースが1993年に提唱したOne To Oneマーケティングそのもの。現在、様々なテクノロジーによってそのコンセプトの実現に向けた取組の事例を紹介している。 クリエイターの個人的スキルへの依存が大きいクリエイティブの優劣に頼った広告から、データに基づくCRMやメールマーケティングへと、やがてはマーケティングの在り方そのものがシフトしていくだろう。 ま、そういう流れは、あると思います。
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Marketing Automation 経済のリワイヤリング(Bill Gates) コア→周縁拡大→コアへの浸食→コア縮小・全体拡大 といったキーワードが刺激的でした。
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これまでのメディアや広告という概念を越えた、新しいプラットフォームの登場を予感させてくれる良著。 自分は著者のブログを長く見てきたので、比較的すんなり納得して(それでもその例の先進性は驚いたが)読めたが、ネットに冠するある程度の知識・認識を持っていないと少し辛いというか何なのかよ...
これまでのメディアや広告という概念を越えた、新しいプラットフォームの登場を予感させてくれる良著。 自分は著者のブログを長く見てきたので、比較的すんなり納得して(それでもその例の先進性は驚いたが)読めたが、ネットに冠するある程度の知識・認識を持っていないと少し辛いというか何なのかよく理解できないかもしれない。 ただ、少なくとも広告系の業種に関連したことをやろうとしている人は是非読んでおくとよいと思うのは間違いない。 http://blog.livedoor.jp/namunamu_6_3/archives/51559018.html
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未来像が大胆です。08年後半で一番ゾクゾクした内容だったと思います。この内容を読後しばらく吹聴しました。
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● 効果測定方法の多角化 − 質的/単一的アプローチから質的/個人へのアプローチ − 態度変容/履歴/個人趣向のトレース − 行動ターゲティングの適用 − メディアプラニング、バイイングのメソッド/ユニットの変更 − クリエイティブ開発のターゲットフォーカス強...
● 効果測定方法の多角化 − 質的/単一的アプローチから質的/個人へのアプローチ − 態度変容/履歴/個人趣向のトレース − 行動ターゲティングの適用 − メディアプラニング、バイイングのメソッド/ユニットの変更 − クリエイティブ開発のターゲットフォーカス強化 − テレビ媒体の位置づけの再考(?) ● 放送局のマネタイズ・フレームワークの再考 − 従来の広告枠販売依存体質からの脱却の模索 − コンテンツ配信事業会社としての色彩強化 ● ネットワーク利用チャネル拡大に伴う新しい広告アプローチ ● ネットワーク広告のメリット ● 行動ターゲティングに基づいたクリエイティブ展開 − 閲覧回数に応じた訴求内容深化 − 個人属性/趣向に応じた広告の自動選定 − 他媒体での閲覧も反映 ● GoogleやYahoo!のSaaS拡充 →レジストレーション促進 →個人情報をaggregate →「広告枠」の拡大 →広告収入拡大 ● 過去の購入履歴≠解析 ● アフィニティ・マーケティング (同様の属性を持つ個人の集団にフォーカスしたマーケティング手法) ● アドマーケットプレイスや、広告枠のインデックス化の台頭 →広告の周辺領域(テクノロジー・ドリブン・エリア)以外の、 コア領域(広告)にも自動化の潮流
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