次世代マーケティングプラットフォーム の商品レビュー
少し前の本だけど、 今読んでも得るものはある内容だと思う。 検索連動型広告、モバイル、デジタルサイネージ、個別のメディア、、、 これらのツールを使って体系的に 「三河屋さん」を始めるべき、という話は納得。 まだまだマーケティングの理想状態に現段階で慣れていないので、どこかにビ...
少し前の本だけど、 今読んでも得るものはある内容だと思う。 検索連動型広告、モバイル、デジタルサイネージ、個別のメディア、、、 これらのツールを使って体系的に 「三河屋さん」を始めるべき、という話は納得。 まだまだマーケティングの理想状態に現段階で慣れていないので、どこかにビジネスチャンスが潜んでいる、と感じられた。
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さすがに、ストリートビューが出たてのころの書籍では鮮度が落ちすぎた。 それを差し引いても、前書きで書いている壮大な意気込みとは裏腹に新技術の提灯記事に終始しているように見えるのはどういうわけか。
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評判いいけど、なんかすっきりしない本。 イケるヴィジュアルになった、お洒落な店も知ってる、口説きの文句も完璧にしようよ、ってことが書いてあるけど、おまえ大好きな女の子がいないじゃんみたいな感じ。
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次世代のマーケティングがどのようなものであるかを、メディアが抱えている課題から浮き彫りにしようと「電通vsGoogle」という構図で描こうとしたが、いろいろ調べていったら「おいおい、このままテクノロジーが進化していったらもっとそんな次元の話じゃなくなるぞ」という事に気づいて、リア...
次世代のマーケティングがどのようなものであるかを、メディアが抱えている課題から浮き彫りにしようと「電通vsGoogle」という構図で描こうとしたが、いろいろ調べていったら「おいおい、このままテクノロジーが進化していったらもっとそんな次元の話じゃなくなるぞ」という事に気づいて、リアルもネットも「マーケティングプラットフォーム」という同じ土俵に載せた上で今後どうなるかを見つめた一冊。(長文失礼) 2008年に書かれたものであるため、2012年の今から見ればそれほど目新しいものではないが、2008年時点で例えばgoogleの覇権が一時的なものであると予見していた筆者の先見性にまっこと脱帽である。 検索連動型広告のようなこれまでのマス広告の概念を飛び出した手法は新しくはあるが、現代のテクノロジーを持ってすればまだまだ序章にすぎないと冷静に見ている点は、単に流行り廃りのファッション感覚でマーケティングを語っているわけではないのだとわかる。 web解析のOmniture、CRMのSalesForce.com、広告配信のDouble Clickといった各領域のプラットフォーマー達が連携していくことにより、マスではないパーソナルなマーケティングが“自動化”していくことで、もはや従来のマーケティングと呼ばれていたもの、及び広告は淘汰(完全に消滅するわけではない)されていくというのが筆者の主張である。 なるほど最もであり、2012年現在それらは「当たり前」になりつつある。一方で、「クリエイティブの死」(これも言っておくが消滅ではなく相対的な縮小である)という主張については私個人的には懐疑的で、その答えは本著にも度々その名前が登場する高広伯彦氏が「次世代コミュニケーションプランニング」という著書の中で語る“コンテクストメイキング”“コミュニケーションデザイン(プランニング)”が同じベクトル上にありながらも対比的に存在している。(セットで読むとよい) おさらいをしたい人は読むと良い。 ■ポイント ・テレビCMが崩壊する3つの転換点(予想) ├デジタルネイティブが決裁権を持つようになった時 ├効果測定可能なネット広告に広告主が慣れてきた時 └法改正で通信と放送の融合が一気に進み構造が激変する時 ・テレビCM放映後に広告取扱高が激増したモバゲータウン ・テクノロジーの進化が生み出す21世紀の三河屋さん ・個人を特定しないターゲティング(デモグラフィー) ・プライバシーに対する日米の反応の違い=国、体制への信頼度の違い ├日本:防犯というメリット └米国:国家権力の暴走というデメリット
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広く告げる、から、ひとりひとりに告げるへのパラダイムシフト。と、どんなテクノロジー・サービスが、「ひとりひとりへのマーケティング」を実現しているか。知らないことが多く勉強になった。
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著者の主張はおもに下記のとおり: 1.広告の在り方が変わる:マスへの、属人的スキルに基づくクリエイティブ重視の広告⇒個人への、自動化された情報システムによるシンプルさ重視の広告 2.上記が起こる理由:①安い!②効果的!③効果測定できる!④中小企業も参加できる! 後は、上記主張...
著者の主張はおもに下記のとおり: 1.広告の在り方が変わる:マスへの、属人的スキルに基づくクリエイティブ重視の広告⇒個人への、自動化された情報システムによるシンプルさ重視の広告 2.上記が起こる理由:①安い!②効果的!③効果測定できる!④中小企業も参加できる! 後は、上記主張を支えるための、Webマーケティングプラットフォーム(クラウドで提供される各種Webマーケティングサービスを連携・統合するプラットフォーム)、デジタルサイネージ、モバイル広告の事例紹介。 主張そのものは、論理的に考えれば当たり前のこと(従来型の広告を生業にしていたり、歳が40代Upだったりする人にとっては、そうでもないのかもしれないが)。 本書の価値は、詳細な取材に基づく、納得感の高い、業界構造の記述および予測。特に: ・技術革新が非常に速く、広大になっている昨今、技術革新はITベンチャーが担い、大手ITはプラットフォーム・インフラ作りを担うようになる。前者は、自社のコア領域を限定し、残った部分は他社と連携することで、共存共栄を目指すようになる。で、連携するためのプラットフォーム・インフラを、後者が(適時ベンチャーを買収しながら)提供する。 という視点は、Web広告のみならず、これからIT業界に携わる者にとって、重要なものでは(最先端技術を創りたいなら大手に行ってもダメよ)。
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総じて見て、なかなかよくまとまった本だと思った。 本書でも触れられているが、最近はWebに接しているほど メディアの「全容」を見通す論調で語る人が多い。 リアルの世界でもWebの中でも、両者を通じて ターゲットにリーチするような、境界の曖昧な コミュニケーションに移行する時期なん...
総じて見て、なかなかよくまとまった本だと思った。 本書でも触れられているが、最近はWebに接しているほど メディアの「全容」を見通す論調で語る人が多い。 リアルの世界でもWebの中でも、両者を通じて ターゲットにリーチするような、境界の曖昧な コミュニケーションに移行する時期なんだと思う。 そこにフォーカスした話題を紹介している。 それは広告に限ったことじゃなく、 コンテンツ・コミュニケートのありかたの変化だ。 今のインターネットを主軸にしたムーブメントは、 生活の概念が変化するほどのポテンシャルがある。 それをよく整理していて、改めて印象付けられた本。
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「GoogleVS電通」で書き始めた広告の未来を占う本を8割がた書き終えたタイミングで、米国取材をした時に、そのような図式でメディアの未来およびマーケティングの未来は語れないと気づきこの本が出来上がったそうです。 この本の話しの中心はおおざっぱに言うと「マーケティングの自動化」...
「GoogleVS電通」で書き始めた広告の未来を占う本を8割がた書き終えたタイミングで、米国取材をした時に、そのような図式でメディアの未来およびマーケティングの未来は語れないと気づきこの本が出来上がったそうです。 この本の話しの中心はおおざっぱに言うと「マーケティングの自動化」だと思います。 今まで(ってこれもだいぶ古いけど)は誰が買ってくれるか分からないから、みんなが見てくれてるテレビにCM打っとけーみたいなコミュニケーションでした。でも、それは非常にお金が大きいので限られたプレーヤーのモノでした。 で、Google・オーバーチュアによる検索連動広告のような、確実に見込み客である人達に情報を与える仕組みが確立されてきました。しかも、それは非常に安い金額で始められ中小企業にも世界的なコミュニケーションの門戸が開かれました。 ただ、この検索連動広告もまだまだテクノロジー的には序の口(なぜなら検索というんは顧客にニーズが顕在化しないといけませんので)で、これからはもっとその先に広告だけでなくカスタマーサポートだったり、営業だったりもテクノロジーの力でどんどん自動化され、ニーズが顕在化してない状態の見込み客にアプローチできて行くであろうというお話。 (本で取り上げられているのは、eCRM、広告マーケットプレイス、デジタルサイネージ、でちょことモバイル関連といったものの技術) そこで実現されるマーケティングを「21世紀の三河屋さん」と称しています。 「いつも磯野家に出入りする三河屋さんは、家族のことを良く知っています。ですんで、波平の血圧が最近高いということを聞いたら、いつもの醤油ではなく減塩醤油をすすめました」みたいな感じ。 また、適切な顧客に適切な情報を与えることが完璧にできるようになった時に広告クリエイティブの重要性は低くならざる終えないとも言っています。 事実、現在のダイレクトレスポンス型のコミュニケーションはこれに近い印象を得ています。大事なのはメディア選定とのせる情報だと(となりの先輩の仕事ぶりから見てて) 完全に個人的な意見ですが、そうなっていく未来のマーケティング、特にコミュニケーションってなんだか面白みに欠けますよね。ただ、企業にはホンマに喜ばれると思うけど。 結局資本主義におけるマーケティングってのはお金を儲け続けることだから。 正解なんだけど面白そうじゃ無い。そんな印象でした。
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ネット広告と一口にいっても、続きはWebでといってかっこいいフラッシュサイトが用意されている、と言うことは本質ではないとわかった。
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B09019 広告の世界では大きな変革が起こりつつある。 これまでの4マスが縮小し続けている一方でネット広告が伸びてきている。 ネット広告の世界も以前はバナーなどだったが、アドワーズなどに変わってきている。 では、既存の4マス広告はなくなるのだろうか? そうではないと著者は言...
B09019 広告の世界では大きな変革が起こりつつある。 これまでの4マスが縮小し続けている一方でネット広告が伸びてきている。 ネット広告の世界も以前はバナーなどだったが、アドワーズなどに変わってきている。 では、既存の4マス広告はなくなるのだろうか? そうではないと著者は言っている。 従来の製品を円とすると、その周辺に新しい技術に基づく製品が出てくる。これが第1段階。 次に周縁部分が急拡大し、コア部分(従来の製品部分)はゆっくりと縮小していく。 こうしてメインの技術が移り変わっていく。 この本では、広告文やで先んじているアメリカの事例を取り上げているが、 日本でも同じことが起こるのかどうかも書かれているのがこの本のいいところ。 米国で出版している本の訳本とはそこが違う。 次世代のマーケティングプラットフォームとは何か。 ・OmnitureやSalesforce.comなどが展開するCRM ・アドマーケットプレイス ・デジタルサイネージ ・モバイルウェブ おもしろいのは、どこの分野においてもプレイヤーがGoogleを 意識しているものの、Googleだけが勝つことはないだろうという意見ばかり。 Googleを競合としてではなく、いかに連携していくかがポイントだと考えている。 これからの広告がどうなるかを考えるのに適した1冊だろう。
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