図書館 の商品レビュー
本が沢山ある空間、図書館を愛している人が書いたということが十分に伝わってくる内容。 各章の初めに入れられている引用やちょっとした小話が素敵。 訳者あとがきの【一種のユートピア論】という表現がとても腑に落ちた。 私にとっても図書館という場所はユートピアなのだと思う。
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面白かったです。図書館本リサイクルからタイトルが気になって発掘してきたのですが良いことをしました。 様々な国や時代や規模の図書館(書斎とかも図書館)について論じているのですが堅苦しくなく、わくわく読みました。 後半の、幻想的な図書館についてのところが好きです。 「失ったものは壊さ...
面白かったです。図書館本リサイクルからタイトルが気になって発掘してきたのですが良いことをしました。 様々な国や時代や規模の図書館(書斎とかも図書館)について論じているのですが堅苦しくなく、わくわく読みました。 後半の、幻想的な図書館についてのところが好きです。 「失ったものは壊されたり傷つけられたりすることがない」、名言です。 新居でも、本棚は充実させたいなと決意を新たにしました。
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最近発売された新装版の広告を見て、読みたくなったので、図書館から借りてきて読む。白水社さん、ごめんなさい。 原題は "The Library at Night"。蔵書三万冊を誇り、視力を失なったボルヘスのために朗読係として雇われた経験もある稀代の読書家アルベ...
最近発売された新装版の広告を見て、読みたくなったので、図書館から借りてきて読む。白水社さん、ごめんなさい。 原題は "The Library at Night"。蔵書三万冊を誇り、視力を失なったボルヘスのために朗読係として雇われた経験もある稀代の読書家アルベルト・マングェルが伝説のアレクサンドリア図書館から架空の図書館まで、「図書館」をテーマに放縦に想像をめぐらした一冊。引用、参照される本は古今硬軟取りまぜて、まさに博覧強記、月並な文言ではあるが、この本が「図書館」だ。
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『アウシュヴィッツの図書係』の著者が 本書を読んで、アウシュヴィッツ収容所に図書館があったことを知り、書くきっかけになった本ということを知り読んでみました 図書館についていろんなことをすごいボリュームたっぷり書かれてある これが愛書家!!! 読むのに少し時間がかかったけど面白かっ...
『アウシュヴィッツの図書係』の著者が 本書を読んで、アウシュヴィッツ収容所に図書館があったことを知り、書くきっかけになった本ということを知り読んでみました 図書館についていろんなことをすごいボリュームたっぷり書かれてある これが愛書家!!! 読むのに少し時間がかかったけど面白かった 私はただの読書好き(笑)
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「アウシュヴィッツの図書係」のきっかけとなった本とのこと。 そりゃもうふがふがしながら読んだ。関連本も読んでいこう。
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もし政府が国民が図書館で借り出した本のリストを断りなく見ることができるようになったら、恐ろしいなと思っていたが、アメリカでは既にそうらしい。ああ、やだやだ。現政権もそういうこと言い出しそうだもん。いつまでも老若男女好きな本を好きな時に読める社会でありますように。の人間には良書だけ...
もし政府が国民が図書館で借り出した本のリストを断りなく見ることができるようになったら、恐ろしいなと思っていたが、アメリカでは既にそうらしい。ああ、やだやだ。現政権もそういうこと言い出しそうだもん。いつまでも老若男女好きな本を好きな時に読める社会でありますように。の人間には良書だけでなく、悪書やくだらない本を読む権利だってあるんだもん。
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古今東西の色んな図書館、 豪華絢爛だったりハイテクだったり、 一方では強制収用所の中の8冊しかない図書館、 中南米の山岳地帯を回るロバの図書館。 焚書や戦禍に遭った本たち、理想の図書館、架空の書物。 「読書はパラパラとページをめくる音や本棚の間の逍遥も含む」と断言する著者に限りない共感を覚えました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
本には余白というものがとられている。稀に、ぎりぎり一杯まで印字されたものを見ることがあるが、本の体裁として美しくないだけでなく実用性に乏しい。モンテーニュは、本を読みながら気づいたこと、考えたことなどを余白部分に克明に書き込んでいる。『エセー』は、その賜物である。 満員電車の吊革につかまってでも本は読むことができる。現実的には通勤時間が読書の時間、電車が移動書斎という人も多いだろう。情報を読み取るためだけの読書なら、それでもよかろう。しかし、モンテーニュのように、本と自分との対話を愉しんだり、関連する本を手当たり次第に手にとり、本の世界を遍く渉猟したいと思っている愛書家は少なくない。 そうなると、必要な書物を収める書庫が欲しくなる。本が今の形になるまでは巻物であった。それを保管するために壁に設けられた窪みがビブリオテーケー(書架)の語源である。巻物を広げるには大きな机も必要だろう。火の気と湿気は本の大敵である。分厚い石材でできた壁には窓もほしい。 冒頭に著者が長年夢み続けやっと実現した書斎が紹介されている。フランスの丘陵地帯にあるもとは司祭館の納屋であった場所に残る石壁を生かして作られたそれには、二つのモデルとした書斎(図書館)があった。一つは、ヴァージニア・ウルフの友人であの『オーランドー』のモデルでもあるヴィタ・サックヴィル=ウェストの邸宅シッシングハーストのロングホール・ライブラリーであり、もうひとつは著者の母校であるブエノスアイレス国立大学図書室である。写真で見ると、著者がその二つの書斎の持つ長所を如何に取り入れているかがよく分かる。 とはいえ、ここに紹介されているのは、現実の図書館や書斎だけではない。むしろ、古今東西の歴史に残る図書館は勿論のこと、神話や言い伝えにしか残らない図書館、果ては空想上の図書館に至るまで、著者の繰り広げる図書館に関する蘊蓄は、そのとどまるところを知らない。それもそのはず、著者マングェルは、あのホルヘ・ルイス・ボルヘスの朗読者を務めていたのだ。 著者によれば、個人の書斎、公共図書館、オンライン図書館の三者に共通するのは、「私たちの知識と想像力に調和を与え、情報を分類して区分けし、この世界に住むすべての人に共通する経験を一か所に集め大勢の読者が獲得したものを、吝嗇、無知、無能、恐怖などから遠ざけようとする明らかな意志である」。 この世界自体に目的も意味もないことは自明である。それを秩序立てようとするこの試みは初めから不可能であることを運命づけられている。空間と時間を征服しようとする二つの不可能性を象徴するものは、バベルの塔とアレクサンドリア図書館である。前者は神の怒りに触れ崩壊し、世界は多言語化される。後者は火を放たれて燃え落ち、総ては灰燼と帰す。 本を収集し、それを区分けする事に情熱を燃やした先人たちのエピソードの間に挟まれる著者の愛する作家や賢人たちの警句が、文章にアクセントを添えている。その一つ。「わが蔵書は無学なコレクションではない。たとえ、その持ち主が無学であろうとも。」(ペトラルカ)。日々、僅かな時間と貯金をはたいて蔵書の拡充に努めている御同輩に一読をお薦めする。ミケランジェロが設計し、この世の図書館の中で特に美しいとされるフィレンツェはラウレンツィアーナ図書館の写真を見ながら、ため息などつくのも一興ではないか。
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原書は「THE LIBRARY AT NIGHT」。図書館にかぎらず書斎や書庫なども含まれる。 筆者の圧倒的な蘊蓄による自由な連想(飛躍と寄り道?)がテンコ盛りで読み進めるのが大変。正直に言えば部分的に読み飛ばした個所もある。 が、しかし筆者の本やライブラリに対する(異常なまで...
原書は「THE LIBRARY AT NIGHT」。図書館にかぎらず書斎や書庫なども含まれる。 筆者の圧倒的な蘊蓄による自由な連想(飛躍と寄り道?)がテンコ盛りで読み進めるのが大変。正直に言えば部分的に読み飛ばした個所もある。 が、しかし筆者の本やライブラリに対する(異常なまでの)愛情が感じられて読んでいると自然に楽しくなる。 中でも「空想図書館」の章はボルヘスやラブレー、ディケンズ等の架空の本の話や想像上の図書館の話があり(『本にだって雄と雌があります』と重なるものも感じたりも)最高に楽しい。ここだけで1冊の本にして欲しい位である。 筆者の圧倒的な蘊蓄にもう少しついていけるように学習した後に再読したい。
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2011 11/29パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 原題は"Library at Night". 『読書の歴史』のマングェルの本。同書と同様、豊富な知識と著者自身の感性を持って書かれている、随筆風の文化史。 「愛書家」とはまさに著者...
2011 11/29パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 原題は"Library at Night". 『読書の歴史』のマングェルの本。同書と同様、豊富な知識と著者自身の感性を持って書かれている、随筆風の文化史。 「愛書家」とはまさに著者自身。 物語は著者の書斎から始まり、書斎で終わる。 書斎と図書館の対比あるいは類似・相似。 その延長上にあるのが本書。
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