世界を動かした塩の物語 の商品レビュー
息子9歳9ヶ月 息子が喜びそうな本を、母が選んで図書館から借りてきています。時々息子リクエストの本も。読み聞かせほとんどしなくなりました。母はサミシイ。 読んだ◯ 好反応◯ 何度も読む(お気に入り) ◯ 「また借りてきて!」「続き読みたい!」 その他 塩と世界の歴史。 「塩...
息子9歳9ヶ月 息子が喜びそうな本を、母が選んで図書館から借りてきています。時々息子リクエストの本も。読み聞かせほとんどしなくなりました。母はサミシイ。 読んだ◯ 好反応◯ 何度も読む(お気に入り) ◯ 「また借りてきて!」「続き読みたい!」 その他 塩と世界の歴史。 「塩」が世界をどう動かしたか。 いろいろな視点から語られます。 面白い! 文字数が多い作品です。 息子は興味あるところから読んでいました。
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図書館本。古代エジプトからガンジーの「塩の行進」まで、塩の世界史。7歳には難しい、が食らいついて読んではいた。
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〇人の歴史において“塩”の重要性に気付かされる 時代や地域により、様々に利用されていた 〇ソルトロード 〇“採掘”はもともと塩のことをさしていた 〇絵物語、歴史絵本として ◎現在は塩はどこにでもあるが、かつては貴重な品物だった。時に争い、危険をおかして採掘し、密輸にも手をそめる。 「塩」をテーマに世界の歴史をみていく ・NaCl 塩化 ナトリウム …安定している Na+…変化を起こしやすく簡単に発火する金属 cl- …猛毒を発する気体 ・人(動物)が食べる唯一の石 呼吸や消化に必要 健康なおとなの体には250グラム含む ・塩をつくるには 天然…地表にある乾いた塩の層、海水、地下のかん水、岩塩 ・動物がなめる場所…塩なめ場 ・中国…地下のかん水をくむ。 健康被害、爆発。←龍のしわざ?←天然ガス(世界最古?) ・アメリカ、ポーランドなど…岩塩 ・文明は塩と 野生動物を塩でつって飼い慣らすのに利用 ・塩による貯蔵 発酵など保存食 ・塩の貯蔵量が権力に直結、刊行当時はメリカが世界一 ・塩が支えた王朝 古代中国(唐)政府のみ塩の売買が出来た ※醤油 ・食事にもミイラにも ラクダが運搬する ・おいしいハム ・ザルツブルク(塩の町の意) 豚モモの塩漬け ※塩漬けの炭鉱夫 ・塩が築いたローマ帝国 「塩の道」 中国皇帝とは反対に塩で人気をとった 給料(サラリー)、兵士(ソルジャー)は“塩(サル)”というローマのことばから ・大航海時代 ジェノバvs ヴェニス 地中海塩バトル ヴェニスの商人…マルコ・ポーロなど。陸路を塩漬けの肉を食べながら ポルトガル:バルトロメウ・ディアス ←アフリカ最南端の岬を越えてインド洋へ 大航海時代の始まり クリストファー・コロンブス、ジョン・カボット→新世界へ ←塩漬けのタラや毛皮の貿易 イギリス・オランダ・北欧 塩漬けタラと塩漬けニシンをヨーロッパに輸出 ←塩がない!南ヨーロッパの海でとれる塩の貿易 ドイツ貿易組合…ハンザ同盟 ※裁判までに亡くなった囚人は塩漬けにされた ・塩と自由と 国内でお金を得るために、権力者は塩の税金をあげようとした ←老若男女関わらず密輸の横行 ※ネフ(高価な塩入れ) ・北アメリカの弱み アメリカ旧文明との塩の取引、文明が滅び取引する力を失った 植民地支配の中で、製塩所を運営するものも。 独立運動が始まると、イギリスから塩が入らなくなった 独立戦争後、塩を運ぶためにエリー運河が作られる ※アメリカの道路 一見、無計画に作られましているように見えるが、野生動物たちの塩を求めて移動した道を利用している ・塩と科学 缶詰の発明、塩漬けの食べ物の需要が減る 冷凍食品の発明 科学者…塩は塩素とナトリウムの2つの元素 ←新しい産業・漂白剤、薬品、火薬、飲み物 ※ケチャップの発明 …ケチャップは元々いろんな種類 トマトケチャップは塩と薄切りにしたトマト(ラブアップル)を重ね、ひと晩寝かせる。かき混ぜてからベルメタルの鍋で30分煮てナツメグとオールスパイスを投入。冷めたらエシャロットのみじん切りを加えてから瓶詰めする ・塩の行進 ガンジー、インド独立のための抵抗運動の始まり ・塩から石油へ 岩塩ドームを掘ることで石油を掘り当てる …岩塩ドームに閉じこめられた太古の生物が、石油やガスに変化する ←地質学者の仮説は覆された 採掘は塩から石油を指すようになった 塩はさまざまな場所に層をなしていることがわかった ☆塩から見た世界史年表
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「塩」をテーマに世界の歴史を見てみよう! 今では、どこの家にもある「塩」。しかし、この塩は、長い間多くの人々をひきつけ、経済を左右し、いくつもの戦争や革命を引き起こしてきた。つまり、塩が世界の歴史を作ってきたのだ。「塩」をテーマに、世界の歴史をわかりやすくえがいた絵本。 「人...
「塩」をテーマに世界の歴史を見てみよう! 今では、どこの家にもある「塩」。しかし、この塩は、長い間多くの人々をひきつけ、経済を左右し、いくつもの戦争や革命を引き起こしてきた。つまり、塩が世界の歴史を作ってきたのだ。「塩」をテーマに、世界の歴史をわかりやすくえがいた絵本。 「人間がはじめて塩を見つけたのは、塩分の高い湖が干上がったところでした。」 「つぎに塩をふりかけるときには、思い出してみてください。わたしたちは、塩がなければ生きていけないことを。そして、あなたが手にしているその石が、長いあいだ世界の歴史をつくってきたのだということを。」 ーーーーーーー 塩から見た世界の歴史。塩の入手法や需要、具体的な使用法、政治経済との関わりが、わかりやすくまとめられている。塩を制する国が経済や戦争を制するといっていいくらい、塩が人間にとって重要なものだったということを初めて知った。『干したから』や『エジプトのミイラ』など、最近読んだ絵本とも関わるテーマ。「腐らせないようにする」「長持ちさせる」ということの需要があって、昔は「塩」が、そのための決定的な存在だったんだな。 「塩が世界をどう動かしてきたか」というテーマで緻密に調べまとめられた、調べ学習の見本のような本。
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塩から世界の歴史を見る。見開きで1つの出来事を取り上げる絵本形式なので、分かりやすい。 食べ物こそ、何にも、何よりも、人類史に影響してきたことを改めて気づかされる。 日本がかすりもしないことや、塩といえば岩塩、そして掘削に繋がるという発想はなかったので、やはり日本はある意味特殊な...
塩から世界の歴史を見る。見開きで1つの出来事を取り上げる絵本形式なので、分かりやすい。 食べ物こそ、何にも、何よりも、人類史に影響してきたことを改めて気づかされる。 日本がかすりもしないことや、塩といえば岩塩、そして掘削に繋がるという発想はなかったので、やはり日本はある意味特殊なのか…、とも感慨深かった。
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人間だけでなく経済をも動かす鉱物、塩について詳しく綴られている大人向けの絵本です。 塩の作用や歴史や製造法・使用法等が、素敵な絵と共に解説されています。 塩は大変高価なものでしたが、今では当たり前のようにあります。 塩が貴重であることを改めて教えてくれる一冊。
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小2の息子に読んでやったが、まだ内容的に難しかった。大人の目では、塩が古代よりいかに重要で権力と密接であったかとか、その後の流れとか概要としてはよくわかったが、お話としてはイマイチだった。
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今では簡単に手に入る「塩」の世界史絵本。絵本の中で紹介されているヴィエリチカ岩塩坑の彫刻をいつか見に行ってみたい。
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最強の調味料、塩! 「給料(サラリー)」や「兵士(ソルジャー)」はローマ語の「塩(サル)」が語源。
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塩の歴史が学べる本。 無くてはならない塩を巡って戦争までおきていたとは。 じっくりと読まないと1回では理解するのが難しいかな。
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