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犯罪小説家 の商品レビュー

3.2

137件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    35

  3. 3つ

    53

  4. 2つ

    24

  5. 1つ

    3

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2011/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

う・・・ん。 まず、賞を取ったという、『凍て鶴』という作品のよさがわからない あらすじがでてくるんだけど、戦後の旧家にはよくありそうな話だし、まさしく昼間のドロドロした男女の愛相劇。津雲むつみの漫画「風の輪舞」のような雰囲気。劇中劇ならぬ小説の中の小説だから、難しい。いくら、話の中でこの小説はスバラシイって誉められても。。。 さらに、この作品の監督をやるという脚本家が、好きになれず。 こうだろう!と押しつけがましく、話も長い・・・主人公同様、うんざりしてしまった。彼がああいう持論にこだわるのは過去に何かあるのかと思いきや、そうでもなく。それに引きずられた、ルポライターの女性も、あらら・・・。しつこかった割には、見捨てるんですか。。 展開は想像できたし、強引な考えを押し付けられたみたいで、いまいちでした。ザンネン。

Posted byブクログ

2011/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終わってみると、ただただ小野川君の残念っぷりが強烈な話でした^^; つーか、あれだけ雰囲気のある「凍て鶴」を出しておきながら、序盤だけ。 あとは全然タッチせず、でもったいない。 もっと「凍て鶴」と絡めた話にすればよかったのに? 結局、心中だ自殺だというほうに話がシフトしてしまい。 「誰が誰?」的な謎に引っ張られて読み進めてはみたものの、読み終わってみれば、「凍て鶴」の抒情性がもっと前面に出てればいいのに。と思わされる作品でした。 今泉さん、可哀想過ぎるだろ……

Posted byブクログ

2011/05/24

うーん。なんか冗長に思える。疾走感のある最後はいいかなーと思ったけど、やっぱりそのラストかと。感情移入しにくいかな。

Posted byブクログ

2011/02/05

オチは可能性のひとつとしてずっと提示されているものの、最後の最後までそうではない可能性も同程度に暗示されているので飽きることがなかった。オチもいい。

Posted byブクログ

2011/01/08

「クローズド・ノート」の作者か! 内容的にも、登場人物がなんか感情移入しにくい、というか共感できないなぁ。

Posted byブクログ

2011/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これは不気味で面白かったですぞ。 カリスマ的美女が運営する自殺系サイトの謎をめぐるという内容なので、テーマからして不気味なんだけど、主要人物も全員どっかずれてて、このねじれた感じがちょっと昔の恩田陸に似ていて、のめりこめました。 テーマがテーマだけに、大コケする可能性もあったと思うけど、ぎりぎり成功していると思う(でもぎりぎりだと思われる。大絶賛とはいかない、あぶないとこ)。だから、もっと掘り下げてもっと不気味にしてもっと重厚にもできたと思うけどなー。ちょっと惜しい。 森の中でのあのラスト、視点が突然待居に変わるとこが良かった。オノミツの豹変ぶりも追い詰められた人間の生々しさが鋭く描かれてて、中盤の「もういいよ」と言いたくなるような自殺系サイトの分析のだらけ具合も、払拭できる。 つうか、『凍て鶴』読んでみてー!笑 こんなのが大賞を受賞するなんて完全なネタでしょ。このぶっとび小説に入れ込むオノミツの奇人っぷり…。あ、そうか、大失敗か大成功かの境界線ぎりぎりな要因は、この『凍て鶴』にあるのか。ウケ狙いにしては大胆すぎるんですけど。

Posted byブクログ

2010/12/30

まったく予備知識なしに読んでみた。さすがの雫井脩介。ストーリーはともかく、描写力はピカイチであった。 いったい何の物語で、話がどこへ行き着くのか、ラストまでまったく予測がつかない。誰がどうからんで、なにが真相なのか。そして結末はどう着くのか。序盤はスローに感じたが、「落花の会」の...

まったく予備知識なしに読んでみた。さすがの雫井脩介。ストーリーはともかく、描写力はピカイチであった。 いったい何の物語で、話がどこへ行き着くのか、ラストまでまったく予測がつかない。誰がどうからんで、なにが真相なのか。そして結末はどう着くのか。序盤はスローに感じたが、「落花の会」のログがページを埋めるあたりからはもうその先への興味が止まらない。小説自体がもちろん架空のものであるのだから「落花の会」ももちろん架空なのだが、まるで本当に存在していたかのように明らかになってくる「落花の会」の存在感は、この小説のどの登場人物よりもリアルであった。そして徐々に濃くなる過去の闇。 もうね。ストーリーがどうのとか、結末がどうのとか、正直どうでもいいんです。徐々に引き付け、ラストでの真相に至るまでの過程の描写がすばらしい。ほれぼれしました。

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2010/12/21

ドキドキしました。そう思わせたいんだろうなっていうのが透けて見えたけど、でもそれも含めてだましだったんですね。

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2010/11/18

最初の方は小説家と脚本家のどーでもいい話みたいのがずっと続いてたけど、それしばらく我慢するとなかなか緊張感のある展開になるので、ちょっと我慢して100ページぐらい読むと面白いよ。犯罪推理小説です。タイトルはそうなんだけど、最初の方の展開は違ったので焦ったぜ。

Posted byブクログ

2010/10/31

今までによんだことがない話。 序盤はいったい物語りが何に向かっているのか がわからないまま読んだ。 中盤以降はこいつが?と思いつつ、引き込まれる。 おもしろかった。

Posted byブクログ