あしたはうんと遠くへいこう の商品レビュー
角田光代さんに興味がわいてたのでなんとなく目に入って図書館で借りた。 結構ながいものがたりなのね@ 年ごとにわかれてたりして。。。 ちょっと嫌われ松子的な感じですね。 波乱万丈恋愛満喫人生ですな* 「たすけて」
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主人公の15年間の恋愛。この主人公はものすごく恋愛体質。波乱万丈だった。 (2005.10.4読了)
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いわゆる「ダメーな恋愛至上主義」女が主人公。基本的にあイターなんだけど…。 角田光代がうまいのは、それがイタいだけじゃなくてなんか味わい深いというかなんというか。
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女性の作家さんの中で一番好きなんじゃないかって思うくらい角田さんは好きです。 こんな展開ないだろーとか思ってしまう私は世間知らずなだけなのか?と思ってしまうほど「私」の心理描写がリアルで、自分みたいだと思ってしまいます。 「何かになった自分なんてそーぞーできなかったもん」って言葉...
女性の作家さんの中で一番好きなんじゃないかって思うくらい角田さんは好きです。 こんな展開ないだろーとか思ってしまう私は世間知らずなだけなのか?と思ってしまうほど「私」の心理描写がリアルで、自分みたいだと思ってしまいます。 「何かになった自分なんてそーぞーできなかったもん」って言葉が、まるっきり私だ!とか思ってしまいました。(笑)こういう人間もいるんですよね、夢を持ってる人には絶対分からない であろうこの辛さ。 「私」なりにもがいて頑張っている姿に心がじんわりしてきます。
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今度こそ幸せになりたい ある女の子のせつない恋愛生活15年を描く 角田光代はじめての恋愛小説 (帯より) 求めながらどんどん遠ざかってしまうような、どっぷりと浸かりながら頭の中はどんどん空っぽになっていくような。 追いか...
今度こそ幸せになりたい ある女の子のせつない恋愛生活15年を描く 角田光代はじめての恋愛小説 (帯より) 求めながらどんどん遠ざかってしまうような、どっぷりと浸かりながら頭の中はどんどん空っぽになっていくような。 追いかけて追いついて、求めて手に入れても なお満たされない想いがそこら中にはびこっているようだ。 「たすけて」とつぶやくことの中に逃げ込み、 「たすけて」と言ってしまうことを恐れ、 「たすけて」はもらえないのだと自分を納得させようとする。 だれも助けてくれない。 だれかにひっぱられるように見覚えのない場所へいってしまっても、 だれも帰り道を指し示してはくれない。 そんなことはわかっているが、 それでもやっぱり私はこの一言をつぶやかずにはいられないのだ。 だったらいくらでも言えばいい。 だれにも向かわないその一言を、口のなかで転がし続けていればいい。 という主人公・泉の思いが象徴的だ。
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