1,800円以上の注文で送料無料

大暴落1929 の商品レビュー

4

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/12/21

10年振りに再読。現在のAIバブルと言われる株式市場をみて読み返したくなった。1929年前後の社会を活写した本書は政治の経済に与える影響、うわさ話に振り回される人々、新しい金融手法(会社型投資信託)についても言及している。現在(2025年)と奇妙な相似がみられるように感じた。約1...

10年振りに再読。現在のAIバブルと言われる株式市場をみて読み返したくなった。1929年前後の社会を活写した本書は政治の経済に与える影響、うわさ話に振り回される人々、新しい金融手法(会社型投資信託)についても言及している。現在(2025年)と奇妙な相似がみられるように感じた。約100年が経ち人間の本質が変わらないのであれば暴落は再び起きるだろう。暴落は起きるのかどうかではなく起きる際にどう対処すべきか考えたい。

Posted byブクログ

2025/11/21

1929年のいわゆるブラックマンデー前後の株式市場暴落の様子を綴った本。 具体的な銘柄の値動きや当時の世相など、リアルで生々しい淡々とした記録が興味深い。 当時の花形はAT&TやUSスチールなど。 情報伝達の速度こそ現在と違えど、暴落前後の風景は昔のこととは思えないほど...

1929年のいわゆるブラックマンデー前後の株式市場暴落の様子を綴った本。 具体的な銘柄の値動きや当時の世相など、リアルで生々しい淡々とした記録が興味深い。 当時の花形はAT&TやUSスチールなど。 情報伝達の速度こそ現在と違えど、暴落前後の風景は昔のこととは思えないほど変わり映えが無い。 投資信託が別の投資信託に投資する形でのレバレッジの拡大、値上がりを信じる投資家による信用買いの積み増し、初心者投資家の群がり、情報の不透明さの拡大など、刻々とバブルが醸成されていく様にワクワクする。 いつかはバブルがはじけるだろうという想定は暴落前からあちこちにあったようだが、音楽が鳴っている間は踊りを止められないということか。

Posted byブクログ

2025/10/15

1929年の大暴落とその後の恐慌までを時系列で説明してくれる本であった また、下落が続いた10年の間にも政府や金融業界がどのように対応し、社会の雰囲気がどうであったかも感じ取れるので、個人投資家としては非常に参考になることが多かった 一部気になる点として多くの人名が出てくるの...

1929年の大暴落とその後の恐慌までを時系列で説明してくれる本であった また、下落が続いた10年の間にも政府や金融業界がどのように対応し、社会の雰囲気がどうであったかも感じ取れるので、個人投資家としては非常に参考になることが多かった 一部気になる点として多くの人名が出てくるので関係者が良く分からなくなったり、株価や指標を定量的に示してくれるのは良いが、数字が漢字表記なので読みづらさはあった(上昇や下落も数字ではなく、率で表した方が読みやすいのでは?と何度も思った)

Posted byブクログ

2025/01/11

1929年にアメリカで起こった株価大暴落について時系列に淡々と記述している内容でした。しかし暴落直前からの静かな緊迫した雰囲気はその後の結果がわかっていても(わかっているからこそ)不気味に感じました。  また作者の折々に表現される人間の弱い有様や欲の深さについては100年近く前の...

1929年にアメリカで起こった株価大暴落について時系列に淡々と記述している内容でした。しかし暴落直前からの静かな緊迫した雰囲気はその後の結果がわかっていても(わかっているからこそ)不気味に感じました。  また作者の折々に表現される人間の弱い有様や欲の深さについては100年近く前のこととは思えず、今の時代にも頷いてしまう内容でした。経済活動は情報と己の欲との戦いである、と強く感じました。

Posted byブクログ

2021/08/29

1929年の大暴落前後に何が起こったのかの記録。 投機では、楽観ムードのなかで株価が上がるが、信頼性を揺るがす出来事が起こると、伝染する不安のなかで皆が売り急ぐ。株価は一気に下がり、バブルは崩壊する。 「将来は予想可能だと思い上がった人ほど悲惨な末路をたどった」(301ページ...

1929年の大暴落前後に何が起こったのかの記録。 投機では、楽観ムードのなかで株価が上がるが、信頼性を揺るがす出来事が起こると、伝染する不安のなかで皆が売り急ぐ。株価は一気に下がり、バブルは崩壊する。 「将来は予想可能だと思い上がった人ほど悲惨な末路をたどった」(301ページ)という大暴落の教訓。タイミングをみて売り抜けて儲けるのは難しい。『バブルの物語』と同様の基調。

Posted byブクログ

2021/05/23

1929年ニューヨーク市場の歴史的な大暴落とそれに続く十年間の不況を経て、ようやく経済状態が落ち着きを見せた 1955年に初版。その後、ITバブル前夜の 1997年に再版され、この日経BPクラシックスとしての邦訳はやはりリーマンショック直前の 2008年。コロナ禍とそれに伴う大規...

1929年ニューヨーク市場の歴史的な大暴落とそれに続く十年間の不況を経て、ようやく経済状態が落ち着きを見せた 1955年に初版。その後、ITバブル前夜の 1997年に再版され、この日経BPクラシックスとしての邦訳はやはりリーマンショック直前の 2008年。コロナ禍とそれに伴う大規模金融緩和の時代に、またこの本が多く読まれているのだという。 1980年代日本の熱狂的なバブル経済を見てきた世代として、今のこの状況をバブルと呼ぶには抵抗があるが、それでもリーマンショック以降の中央銀行による株価の下支えオペレーションがいつか限界を迎え、大恐慌時代が再来するという予言は多い。もっとも、この本から得られる教訓の一つは、学者にしろ政治家にしろ未来予測はアテにはならないということだが。

Posted byブクログ

2021/01/12

前から読もうと思っていてやっと読めた本。 面白いかと言われると少し違うけど読んで良かった本。 投資家の阿鼻叫喚っぶりが書かれているのかと思ったけどそうではなく、都合の悪いことは隠蔽されたり情報が出てくるタイミングが遅くなったりということがよくわかる。

Posted byブクログ

2020/08/30

若干の香ばしさが市場に漂う今、もう一度読んでみるべき書籍でしょう。 もう10回以上、読み返していますが、毎回のように群衆心理の面白さを感じます。 市場と経済を取り巻く環境は目まぐるしく変化しますが、市場を構成する心理はある種の普遍的な行動パターンがあるのではと思えます。 市場...

若干の香ばしさが市場に漂う今、もう一度読んでみるべき書籍でしょう。 もう10回以上、読み返していますが、毎回のように群衆心理の面白さを感じます。 市場と経済を取り巻く環境は目まぐるしく変化しますが、市場を構成する心理はある種の普遍的な行動パターンがあるのではと思えます。 市場を構成する主体が生身の人間だけでなくなった今、その普遍性はやや変化したかもしれませんが、学ぶべきことの一つであることに変わりはないでしょう。

Posted byブクログ

2023/10/07

1929年の大恐慌がどのように起こったかを解説した、 原著が1955年の本 制度派経済学で名文家のガルブレイスによる解説はとても分かりやすい

Posted byブクログ

2020/06/15

2020/06/14 読了。 ブラックマンデー時の前後を詳細に記録した本である。 ウォーレン・バフェットが今年の「株主への手紙」で薦めていた本である。 かなり生々しく記述がされており、臨場感がある。 当時の「会社型投資信託」に関しても記載があり、徐々にトリガーが引かれていくの...

2020/06/14 読了。 ブラックマンデー時の前後を詳細に記録した本である。 ウォーレン・バフェットが今年の「株主への手紙」で薦めていた本である。 かなり生々しく記述がされており、臨場感がある。 当時の「会社型投資信託」に関しても記載があり、徐々にトリガーが引かれていくのが記されている。 熱狂の渦の中にいると、自分がバブルの真っただ中にいることを忘れてしまうようだ。 また、長期的に好景気が続いた後は、多くの人の貯金があるため、株が過熱しやすいとのこと。 コロナショックはあったが、2020年の今は好景気が続いた後であり、まさにぴったりの局面である。 定期的に読み返したい。

Posted byブクログ