沖田総司(上) の商品レビュー
沖田総司が自分のこと…
沖田総司が自分のことを「僕」とよんでいます。青春時代小説とでも呼べばよいのでしょうか。新感覚の「新撰組」です。
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想像したいた人物像とは少し違ったけど、違うパターンの沖田総司を楽しめて良かった。 実際の沖田さんもたくさんの悩みとかがあったのかなぁ… 迷ったり戸惑いながら人斬りをするというのは意外。 いろんな意味があるだろうけど、タイトルにもある薔薇のシーンにはツッコミたかった。
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江戸時代にも僕という一人称はあったそうなので、総司が「僕」という一人称を使うのには抵抗なかったです。むしろ似合うなって思うくらいで。話の流れはよくあるタイプの、江戸から京へ上洛し、全盛期を迎えた後は落ちていくという話です。この話の中での総司も、まっすぐで、好青年ですね。鴨の暗殺を嫌ったり、一緒に殺したお梅の遺体を気にしたり。上は新選組が全盛を迎える手前くらいで下に続きます。
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[結核系男子芋] 沖田総司の目線で新撰組が書かれています。史実に脚色が加えられていてより爽やかで優しくて純粋でかっこいい(笑)新撰組1番隊隊長が味わえますよ☆ 佐賀大学 : こここ
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新撰組隊士として命を燃やした青春。 沖田総司のイメージは人それぞれあると思う。この沖田像は、私の中にあった沖田と少し違った。私が今まで持っていた沖田のイメージは、もっと単純に、もっと明るく、新撰組としての自分を肯定的に捉え、それを疑問に思っていない青年。この作品の沖田は、もう少し内向的で、生きる意味や生死について、疑問を持ちながら生きている若者だった。 創作メモで触れられているが、「六月は~」の章句は、六十年安保で若者愛唱された作者不詳の詩らしい。そのイメージなのか、この沖田は現代的に感じた。生死の実感がよくわからないところから、そのわからない感覚を抱えたままで生死の現場へ飛び込んでいってしまうような。
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amazonレビューを読んでの購読だったので大筋の流れは把握していたけど、やはり一人称が僕…は抵抗があった。 何だか恋愛時代小説に後半突き進んで行きそうな気配。
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まさに青年沖田総司の恋と生の哀しみといった感じ。 恋に人生に剣の道に時代に…すごく悩む沖田がある意味新鮮 土方さんは完全にお兄ちゃんかお母さん。
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新撰組最強の剣士 新撰組の沖田総司は、二十五歳で病死した。最強の剣客集団にの壱番隊の組長を務めていたにもかかわらず、血生臭さを感じないところがある。そして、最強がゆえの死の運命みたいなものを感じる。そんなところが本を読んでみたくなる理由だったりする。
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歴史小説を書きたいのか恋愛小説を書きたいのか、結局どっちつかず。 おまけに文章力がないせいで情景があまり浮かばない。 せっかく沖田総司の一人称で書くならもっと焦点を当てて語るべきところはあったろうに、なんか安っぽいハリウッド映画みたいになっちゃってる。
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意外と頑固な心、何かと土方歳三に反発?まだ、若い証拠なのか。 芹沢かも達との新撰組結成。このときが、おもしろかった。あとは法度でバッバッサ新撰組の仲間が死ぬ。ドロドロ・・・
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