コミュニケーションをデザインするための本 の商品レビュー
刺激的でおもしろかった。セクションとか関係ないんだよな。それよりも情熱。でもこういうふうに組織横断的に仕事ができるようになるにはいろんな苦労があったんだろうな。
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マーケティング・コミュニケーションの優れたケーススタディ。残念ながら事例として知っていたものは無いが、紹介されたものの多くに、なるほど、と唸らされた。著者は大学研究職を経て2004年に電通に入社したという事だが、本書が発売されたのが2008年であるということは、入社4年でこれ程の...
マーケティング・コミュニケーションの優れたケーススタディ。残念ながら事例として知っていたものは無いが、紹介されたものの多くに、なるほど、と唸らされた。著者は大学研究職を経て2004年に電通に入社したという事だが、本書が発売されたのが2008年であるということは、入社4年でこれ程の実績を上げているという事に驚きである。 事例の中でも特に、名古屋の結婚式場のマリエールのものが秀逸だ。
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永谷園の事例とってもおもしろかった。バズコミュニケーションを起こすためのさまざまな仕掛け、一つ一つに思惑があってそれらが絡み合っているさまはまるで伏線がちりばめられたミステリー小説のクライマックスのよう。圧巻です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
P24 「メディア・ニュートラル」とは、特定のメディアを使うことを前提に考えるのではなく、どのようなメディアが必要になるかをニュートラルな視点で考えること P166 プランニングをする際に私が一番気をつけていることは“思い込まない”ということです。 p168 ターゲットを分析するという意味の「ターゲットインサイト」、社会の動向を分析する「ソーシャル・インサイト」、クライアントの動向を分析する「クライアント・インサイト」 p170 誰を、どうしたくて、そのために何をすべきか・・・極力シンプルに考える
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webデザインと言うより、PRやキャンペーン、コンサル色が濃い印象。実際の事例が数点紹介されているが、デザイン業界人でなくても、面白いと思う。読んでいて『へぇー』とか『ほぉー』とか、声に出した本は久しぶり( ^ω^ )
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コピーを書く以前に必要なことが 足りていない気がして、 根本から修正しているなかで、 「コミュニケーションの設計の方法」は とても勉強になった。 知識としてあっても活かせていなかったと あらためて痛感。 実践しながら、スキルを磨かねば。
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事例が多くカラフルで分かりやすい。また全ての事例がAISASに当てはまり理にかなっているところがおもしろい。 プロモーションの可能性を感じる。
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広告業界では有名な電通・岸さんの本。 もう5年も前の本ですから、広告やメディアのあり方なんて現在はもっと変化しているはず。 しかし「コミュニケーションデザイン」という考え方は、どんな時代や人にも通用しそうなので、私なりに読み砕いてみたいと思います。 まず、聞き慣れない「コミュ...
広告業界では有名な電通・岸さんの本。 もう5年も前の本ですから、広告やメディアのあり方なんて現在はもっと変化しているはず。 しかし「コミュニケーションデザイン」という考え方は、どんな時代や人にも通用しそうなので、私なりに読み砕いてみたいと思います。 まず、聞き慣れない「コミュニケーションデザイン」って何?というところから。 この本の著者である岸さんはコミュニケーションデザイナーという肩書きでお仕事をしている人。 具体的にどんなお仕事かというと、 “プロモーションやブランディングなどの広告キャンペーンから商品開発、事業企画に至るまで、企業と生活者の間に存在する、ありとあらゆるコミュニケーションを設計していく仕事” だそう。 まだまだ「?」ですよね。 ではさらに具体的な例。 “例えばクライアントから「傘が欲しい」と言われれば、一生懸命「最高の傘」を用意するでしょう。しかしそれゆえに、本当は「濡れたくない」という、本質的な課題にあえて触れないようにしたりします。 〜中略〜 本質に立ち戻れば「雨の降らない時間を教えてあげてはどうだろう?」「地下道をつくってあげれば、絶対に濡れないよね?」と傘よりも適切な方法を思いつくこともあるわけです” つまり、クライアントの潜在的なニーズを掘り起こすことがコミュニケーションデザインの目的であるということが想像できます。 クライアント自身も気づいていない課題に徹底的に向き合うこと、気づかせるお手伝いをすること。 それがコミュニケーションデザイナーのお仕事であるようです。 では、コミュニケーションをデザインするってどんなこと?? 潜在的な課題が明確になれば、それを解決するための手段へ、ステージが移ります。 その手段は極力シンプルに考えること。 (1)誰を ↓ ↓ (3)そのために何をすればいいのか? ↓ (2)どうしたいのか この過程が具体的な事例として、かなり詳細に掲載されているので、ぜひ目を通していただきたいのですが、 簡単に言えば、動機を探って組み立てて行く作業を繰り返し行っているということでしょうか。 これでもかというくらい、生活者の動機にインサイトする。相手の気持ちになって考える。 それを「気持ちをデザインする」と表現していましたが、納得です。 つまりそれが「コミュニケーションデザイン」だということ。 だとすれば、私たちの日常においても「大切な人にどんなプレゼントを贈ろうか?」と思ったとき、このプロセスはとても参考になりますよね。 コミュニケーションデザイン、普段から意識したほうがよさそうです!
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仕組みではなく、気持ちをデザインすることが大切だと。社会を知ること、メディアを知ることがコミュニケーションデザインに関わる者にとっては非常に重要だと分かった。日々勉強ですな。 多くの事例が細かく書かれていてとても分かりやすかった。デザインもGood!
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金銭的な問題で本の購入が厳しくなってきたため、知り合いから目ぼしいものを借りて読み進めることにしました。 一重に感謝ですね。 電通に勤める著者が、コミュニケーション・デザインについて述べている本です。 全編通してカラー印刷、チャートや写真が豊富に載せてあり、非常に読みやすい構成...
金銭的な問題で本の購入が厳しくなってきたため、知り合いから目ぼしいものを借りて読み進めることにしました。 一重に感謝ですね。 電通に勤める著者が、コミュニケーション・デザインについて述べている本です。 全編通してカラー印刷、チャートや写真が豊富に載せてあり、非常に読みやすい構成と内容になっています。 広告業で働く中で実際に取り組んだケースなどについて丁寧に解説と分析を加えてあります。 広告の今後の展望に関する著者なりの考え方や、あるべき視点もストレートで共感しやすく、業界人でない私も楽しんで読むことができました。 無形のクリエイティブな職業に就いて働くことへのあこがれを喚起される、素敵な内容だと思いました。
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