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金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った の商品レビュー

3.5

80件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2011/02/16

本書冒頭は金融システムの基本中の基本、信用創造について解説が始め椅子取りゲームを例にしたパイの取り合いについての解説が続く。ここだけ読むとタイトル通り金融システムについての本だと期待したのだが、その後は延々と世界史の教科書のような話が続く。 肝心のロスチャイルドの歴史や成り立ちに...

本書冒頭は金融システムの基本中の基本、信用創造について解説が始め椅子取りゲームを例にしたパイの取り合いについての解説が続く。ここだけ読むとタイトル通り金融システムについての本だと期待したのだが、その後は延々と世界史の教科書のような話が続く。 肝心のロスチャイルドの歴史や成り立ちについては詳しく述べられているが金融システムそのものに突っ込んだ議論は浅薄といわざるを得ない。また、単語や事例の羅列ばかりで本書が主張するロスチャイルド=世界の支配者という構図を体系的に説明できているとは言えない。著者は多くの文献を読み、調査してきたので理解が深いのかもしれないが、残念ながらそれを読者に伝えるには不十分であると感じる。 最後に著者の事業である地域通貨の解説がある。ところどころ荒削りな部分は感じるが、著書独自の考え方や視点は大いに参考になるし、多くのヒントがあふれていると感じる。ただ、いかんせん最後の数十ページなのでその取組みの深淵には触れられてない印象を受ける。 著者自身も本書内で語っているが、一目を惹くタイトル付けはビジネス的に仕方ないと割り切り、逆に本書冒頭と最後で見せたような整然とした視点を提供した方が良かったのではないか。いわゆる世界陰謀論的な本は他に良書がたくさんあるし、個人的な感情ではあるがこの種の陰謀論解説は少し信用にかける。この手のネタは徹底して事実とリポートの列挙に終始するべきだと感じる。 というわけで少しから目の評価となった。著者自身の事業(地域通貨)について多く語られた著作であれば呼んでみたいと感じる。

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2011/02/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ひどくなる経済格差・環境破壊。 それは構造的な欠陥。 設計者がいて、設計者の意図がシステムに反映。 お金と金融の歴史とお金の問題点を取り上げ、 いかに私たちがそのシステムによって知らず知らずのうちに摂取され、混迷の中に置かれているか。 社会・経済システムの制度設計をおこなってきたロスチャイルドの一族をはじめとする支配者層がどのように私たちをコントロールして理想世界を築き上げようとしてきたか。

Posted byブクログ

2010/11/14

20101114読了。 本の最初は金融のしくみから始まって正常だったのだけど中盤から様子が変わる。 フリーメーソンがどうだの、同時多発テロは実際にはテロでなく計画的に行われていただの、バーコードには隠された暗号があった! だの、月刊ムー的な話へと展開されていく。 そういった話は...

20101114読了。 本の最初は金融のしくみから始まって正常だったのだけど中盤から様子が変わる。 フリーメーソンがどうだの、同時多発テロは実際にはテロでなく計画的に行われていただの、バーコードには隠された暗号があった! だの、月刊ムー的な話へと展開されていく。 そういった話はそれはそれでいいのだけど 金融の話はどうなったんだ? といったひどい内容。 5次元文庫ってあんまり聞かない文庫シリーズだと思ったけど あまり触れない方がよさげに感じた。

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2010/10/23

《4コマ図解・読書録゛(ログ)》No.132 安部芳裕【著】『金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った』 http://archive.mag2.com/0000255083/20100823120000000.html

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2010/10/21

いろんな陰謀説はあるが、マニアックなまでに詳細な広瀬隆氏の「赤い楯」を読みやすくし、その他有名どころを一気にまとめたようなものである。 一部議論の展開が雑であるため、著者の主張に対する納得感が乏しいが、9.11など個別事件の疑わしいと思われる指摘は、興味深いものがある。

Posted byブクログ

2010/10/10

一つだけ心から共感できるアイディアがあった。 食料自給率を如何にしてアップさせるかに関して。 人間の味覚は、子どもの頃に決まる =子どもの頃にお米を食べさせれば、生涯、和食を食べ続ける →給食でのご飯を週2回から週5回に変える →長期的にお米に対する需要アップ →農業保護、食料...

一つだけ心から共感できるアイディアがあった。 食料自給率を如何にしてアップさせるかに関して。 人間の味覚は、子どもの頃に決まる =子どもの頃にお米を食べさせれば、生涯、和食を食べ続ける →給食でのご飯を週2回から週5回に変える →長期的にお米に対する需要アップ →農業保護、食料自給率アップ、健康的といいことばかり 未来への提言として、他にも多くアイディアが出されていたのですが、 「心から」共感できたのは上記だけでしょうか。 更に、本書が伝えたいことは、もっと違うことだとは思いますが、 敢えてそこに触れないでおこうと思います。

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2010/10/09

旧約聖書では、借りるものは貸す人の奴隷となる、と言っている。こうして次々と国家に対して貸付をすることによって、絶大な影響力を手に入れたのがロスチャイルド家。 利子をつけて、返すには他のマネー回路から、利子分のお金を持ってこないといけない。 現在の金融業はユダヤ人の迫害から生まれた...

旧約聖書では、借りるものは貸す人の奴隷となる、と言っている。こうして次々と国家に対して貸付をすることによって、絶大な影響力を手に入れたのがロスチャイルド家。 利子をつけて、返すには他のマネー回路から、利子分のお金を持ってこないといけない。 現在の金融業はユダヤ人の迫害から生まれたと言って良い。ユダヤ人は自らの構築した金融システムのノウハウを積極的に提供してきた。 1848年、ロスチャイルド家に繋がる200家族によってフランス銀行が独占的に支配される。 ツァーはキエフにおいてユダヤ人に対する徹底的な撲滅政策を決議した。運命はこの大闘争の結果にかかっている。ただしそれはユダヤ人の運命ではない。なぜならユダヤ人は負けることがないからである。 日本の占領政策を立案したのは、ルーズベルト政権下でニューディールを実施したいわゆるニューディーラーで、彼らは国際共産主義者であり、ほとんどがユダヤ人だった。 笹川、児玉、岸はCIAのエージェントとして政界のフィクサーとなる。

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2010/09/03

フリーメンソンとか都市伝説の好きな人には面白いかもしれない。事実と論理が混ざっているので充分に気をつけないといけない。 話自体はおもしろいです。

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2010/06/30

1章「お金の歴史」、2章「お金の問題点」、最終章「未来への提案」が特に面白かった。図書館などでチラ見する人はその辺だけでも価値があると思う。利子に関する話に興味を持った人は、この本でも紹介されている「エンデの遺言」もおすすめ。

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2010/05/09

読み物としてとても面白いです。すこし違った視点で物事を捉えるという意味で、周りに勧めたくなる本です。 内容は必ずしもすべてが事実ではないと感じましたが、そうかもしれないと思わせる筆者の方の筆の運びは秀逸だなと思いました。 日本人も今後の国のあり方をちゃんと考えないといけないです...

読み物としてとても面白いです。すこし違った視点で物事を捉えるという意味で、周りに勧めたくなる本です。 内容は必ずしもすべてが事実ではないと感じましたが、そうかもしれないと思わせる筆者の方の筆の運びは秀逸だなと思いました。 日本人も今後の国のあり方をちゃんと考えないといけないですね。

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