金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った の商品レビュー
ロスチャイルドのことは以前にもネットや他の書籍で読んだことがありましたが、この本ではより詳しく書かれていていました。 何百年も前から世界を意のままにしてきた集団がいるのは怖しいことですが、それが現実だとも思います。 特に驚かされたのは、あの9.11もロスチャイルドが動かし、情報が...
ロスチャイルドのことは以前にもネットや他の書籍で読んだことがありましたが、この本ではより詳しく書かれていていました。 何百年も前から世界を意のままにしてきた集団がいるのは怖しいことですが、それが現実だとも思います。 特に驚かされたのは、あの9.11もロスチャイルドが動かし、情報が改ざんされていることです。 世界中のメディアを牛耳っているならば、不可能なことではないでしょう。 そして、世界はこの本が書かれた頃よりも、さらに状況が悪くなっています。彼らの思い描いている通り、第三次世界大戦が起こるのでしょうか。
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金融のというより歴史の本? ロスチャイルド家だけでなく、ユダヤ人や戦争などの近代史にも興味を持つ切っ掛けになったと思う。 最初は胡散臭そうな本だなと思ったけど(最後までやっぱり少しは胡散臭いんだけど)、まったくの出まかせを妄想で述べているわけではないし、世の中の色々な出来事の裏...
金融のというより歴史の本? ロスチャイルド家だけでなく、ユダヤ人や戦争などの近代史にも興味を持つ切っ掛けになったと思う。 最初は胡散臭そうな本だなと思ったけど(最後までやっぱり少しは胡散臭いんだけど)、まったくの出まかせを妄想で述べているわけではないし、世の中の色々な出来事の裏には何かしら人の意志が介入しているんだなと気づかされる内容だった。
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お金〜金融制度の成り立ちについて、シンプルな説明で、結局、宗教の争いに起因していることが分かった。 利子について、誰かから奪わなければ支払えず、一生懸命働けば働くほど貧しくなるというシステムであり、ミヒャエル・エンデのモモは、ここから着想を得たのかなと思った。 ロスチャイルド...
お金〜金融制度の成り立ちについて、シンプルな説明で、結局、宗教の争いに起因していることが分かった。 利子について、誰かから奪わなければ支払えず、一生懸命働けば働くほど貧しくなるというシステムであり、ミヒャエル・エンデのモモは、ここから着想を得たのかなと思った。 ロスチャイルドの計画案は、アニメや漫画にある設定のようでもあり、事実なら、まさに事実は。小説より奇なりであり、御伽噺として読んでも、支配者の視点は、これから世界情勢を見る上で参考になった。 本当に計画に沿って実行されているのか疑問に思うのは、組織が大きくなったり、世代が変われば、支配者たちの間で内部抗争が起きたり、元々の計画から逸脱していくことはないのかという点だ。 歴史的出来事の裏にロスチャイルドの影ありと様々な事例を挙げているが、人間関係を理解するのに、何度もページを戻り、読み進めるのに時間がかかった。 最後にある筆者の提案については、それまでに書かれていた内容に対し、少し安直すぎる気がした。
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途中、難しくて思考停止で読み進めたけど… 陰謀論は話半分に聞いておくとして、利子の話や地域通貨の件はなるほどねと… 利子分は椅子取りゲームで誰かが損をしていると… winwinの陰にも泣く人が… 作者がツイッターでリツイートしてる人たちがなんとも…
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リベ大のお勧めであり、金融システムが知りたくて読み始めた本。 ネットが出典の本。私は両学長に試されたのか。初めての損切り。
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いわゆるユダヤ陰謀論をコンパクトにまとめたものです。タイトルにもある通り金融の内容に比重が重いのが特徴だと思います。 ・・・ ユダヤ陰謀論の系譜にあたる本だと思いますが、これまでの陰謀論と比べて新味が感じられるのは通貨論に踏み込んでいる部分でしょうか。 米国で通貨発行権を持つFRBという私企業(!)から米国政府へ貸し出されたドル。通貨発行にかかる費用と実際貸し出される価値との差異はFRBの儲けになります(シニョリッジ)。ドルがWW2以降基軸通貨として世界に流通するのですから、流通に応じてその差益は膨大になります。しかも金本位の停止を経て金の裏付けがなくなても流通している現在、ドルの発行・管理にかかる差益は膨大であることが想像されます。 とまあ、ここまでは陰謀論では見かけるお話です。 本作で面白かったのは、上記に加え、信用創造と金利についての議論を展開していることです(P.47-P.54)。中銀から市中銀行が金を借り、その金を企業に貸し、その企業が預金する(ないし一部使う)などして他の銀行に記帳された預金は更に別の企業に貸し出され、、、というように金は流通します。筆者は、この貸金と返済という連綿たる取引関係を数えられる程度の閉じた関係図で例示し「利子分のお金は椅子取りゲームのように誰かから奪わねば支払えません」(P.50)と述べます。つまり、当初の元本は変わらないのに、市中に流通し貸与された金を巡って各経済主体が金利分を埋め合わせるために、その余剰分をどうにかして他人から奪わないといけないと。 世の中はここまで単純ではないと思いますが、付利された貸金の返済とは、常に我々が追加的な付加価値を創造し、我々を常なる競争に追い立てているのかなあ、と感じました。別の言い方をすれば、発券銀行からの発券・貸与・付利という通貨システムは、交換の手段としての通貨以上に必然的に我々を競争社会に巻きこんでると主張しているようにも見えました(うーん、うまく説明できてませんね。ごめんなさい)。 著者は、地域通貨をユダヤ対抗のための代替手段として考えているようです。単純に交換機能と貯蔵機能に特化したようなイメージでしょうか。私も多少電子マネーとか使っていますが、確かに通貨や貨幣そのものが現在揺らぎ始めているような気もします。その点では改めて通貨や貨幣について学びたくなりました。 ・・・ 他方本作には、物足りないというか全般的に調べが甘い点が散見されました。 例えばウェッブサイトの引用。確かに半恒久的組織や団体のサイトは読者が再確認できるという点で信用に値しますが、筆者は個人のサイト?も数点引用されています。例えば『歴史情報研究所』というサイトが引用されていましたが今はリンク切れ。そしてこうしたサイトの内容は大抵二次情報であるはずなので初出の一次情報にあたって確認までしてくださると信憑性も高くなると思いました。 更に、概ねユダヤ=他民族を地獄の底に陥れようとしている、という捉え方をしているように感じました。しかし、『ユダヤ人とユダヤ教』(著:市川裕)という本などを読むと、ユダヤにもいろいろあり、真摯なユダヤの営みの一端もまた知ることができます。 とすれば、もし悪いユダヤ人がいるとして、むしろそのメンタリティの理由について考えてほしかったなあと思います。先祖代々からのルサンチマンなのか。他民族を恨むよう教育されてきたからなのか。あるいは、このグローバル社会の中でそうした悪意が権威を持ちつつ存続することは可能なのか等々です。 ・・・ 一部の人間が世の中を自分たちの良いようにコントロールするという陰謀論。 陰謀論と言わずとも、自分たちの思うように政治や金をコントロールしようとする勢力が居るというのは常識であろうと思います。ロビー活動、政治献金、軍産複合体等々はマスコミ報道でも一般的な言説であると思います。 そんな中では「まことしやか」な背景説明や理由付けこそが陰謀論の肝(!?)ではないかと思いました。それがなくては陰謀論も単なるセンセーショナルなデマゴギーであり、それこそフェイクニュースの廉で国によってはお縄頂戴になるやもしれない代物に成り下がってしまいます。 都市伝説のように、あるかもしれないけど確認のしようがない、そんな論拠をもとに陰謀論が展開されれば、陰謀論は一つの文学ジャンルになりうる、あるいはより正確な歴史研究の第一歩になりうるのではないかと感じました(ただ、911取材に関わった元NHKの長谷川氏の不審死はちょっとぞっとしました)。
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金融の仕組み、世界革命行動計画等、インパクトのある内容でした。いわゆる陰謀論ですが、途中から少し偏り過ぎと思って読みました。
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銀行が利子を生み出したせいで、実際には存在しない架空のお金が生まれ、ズレが生じ、借りたお金よりも多く返すために働き、誰かから奪い、誰かが多く持てば、誰かは足りないという貧富の差が生まれてしまった。 お金に関するこのような面白い知識が多く書かれていて面白かった。
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紙幣の発行権という資本主義の首根っこを掴み、経済のみならず、アメリカを中心とした国家を操ることができる集団、それがロスチャイルド家をはじめとしたユダヤ人グループ。 歴史的にはキリスト教全盛期に、危険思想と見做され、迫害されたユダヤ人たちが、唯一公認されていた金融事業で成功し結果...
紙幣の発行権という資本主義の首根っこを掴み、経済のみならず、アメリカを中心とした国家を操ることができる集団、それがロスチャイルド家をはじめとしたユダヤ人グループ。 歴史的にはキリスト教全盛期に、危険思想と見做され、迫害されたユダヤ人たちが、唯一公認されていた金融事業で成功し結果的に経済を牛耳るに至ったことが始まり。 近現代史における数々の出来事が、18世紀にロスチャイルド主催で行われた秘密会議で決定された「世界革命行動計画」に基づいていることには驚愕した。 最早世界の覇権を握るアメリカはユダヤ人の傀儡国家であり、グローバリズムの波に乗ることこそが、こうした世界を助長してしまっていることに焦りを覚えている。 コロナ禍でこの辺りがどう変化したのか、もしくはコロナすらも陰謀なのか、興味のあるところ。 いずれにせよ真偽はまだ半信半疑だが、考え方としては自分自身の中にこれまで存在しておらず、故に新鮮な観点を与えてくれた。
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普通の陰謀論かなと思って読んだら最終的に著者の反陰謀計画の宣伝本になっていた。 そこそこ面白かった。 5次元文庫っていうのはこんな本ばかりだしているのだろうか?
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