QT 質問思考の技術 の商品レビュー

マリリー・G・アダムス(著者),中西真雄美(訳者)

2011/02/27

考え方で人生が変わるという本。「学習者の質問」と「批判者の質問」が中心だが、つまりはネガティブよりもポジティブに考えようという内容。
確かに問題を批判しても始まらない！
考え方のクセをつけるのにいい本かも！

2011/01/21

Question Thinking(QT)＝質問思考で物事をとらえる。自分に投げかける質問をちょっと変えると行動に変化がおこる。ストーリー仕立てで読みやすい。

2010/11/15

客観的な自己観察の重要性と良質な質問により前向きな行動・決定を導くことができることを小説仕立てで解説。
言わんとしていることは多くなく、一貫して良い質問がいかに大切か、良い質問の導き方はどのようなものかを繰り返し記述していて、それなりに腹に落ちる内容。

2010/04/19

頭の中で意識したこと、感じたことが、次に発する言葉や行動に表れる。このとき、「批判者になっていないか？」と冷静に客観的に意識することで、自らの思考方法を変化させる。

2010/01/21

----------------------------------------------
▼ 100文字感想 ▼　
----------------------------------------------

なぜこんなにバカしかいないんだ？なぜ言われた事が
できないんだ？どうしてこの忙しい朝にケンカをふっかけ
てくるんだ？わたしも、そう思うことがよくありました。で
も、この本を読んでちょっとずつ生活に変化が出ました。

----------------------------------------------
▼ ５つの共感ポイント ▼　
----------------------------------------------

■問題を解決する一番よい方法は、優れた質問を
　することだ

■人は他人の意見や自分自身の気まぐれな思いつ
　きに左右されがちです。しかし、自分に向けた質問
　を意識的に変える能力を身につけると、自分自身の
　思考を管理できるようになります

■自分に何が起こるかは必ずしも選択できないが、
　起きていることに対して自分が何をするかは選択
　できる

■人は受け入れられたと感じると、どんどん積極的、
　協力的、そして創造的になる

■「思考の枠組みを変えられない人間はけっして現
　実を変えられない」
　元エジプト大統領アンワル・サダト

2009/10/07

自分に意識的に質問をすることで、学習者にも批判者にもなります。人間関係に行き詰っている人には、特にオススメ。

物語風になっているので、読みやすいです。

2009/10/04

頭の中で作られる質問は決定や行動を形成し、あらゆる結果へ導く力がある。質問によって、「学習者」と「批判者」の２つの道のどちらかを進むかが決まる。

とてもシンプルな話ですが、自身の思考の多くが本書で言う「批判者」であったことに気付きました。

2009/10/04

★読む目的
質問の意味を知る！

★読書方法
並列読書

★メインブランチ
『はじめに』　『批判者』　『学習者』　『おわりに』　

★ＩＮＰＵＴ
　　・『批判』するのではなく『学習』することに意識を向ければ、効率が良くなり、よい結果
　　が生み出される。思考を方向づけ、行動や結果をも方向づけるのは自分への質問次第

　　・反射的に考えるのではなく、建設的に考える脳力がＱＴ（質問思考）の核。高い感情
　　的知性（ＥＱ）を確立し、どんな場面でも賢明な選択をするかが鍵。

　　・偉大な成果は偉大な質問から始まる。効果的な質問をすることで、思考、行動、結果
　　を変えることができる。

　　・批判者の心の状態：自他共に批判、ＡかＢか、独善的、考えに固執、違いを恐れる
　　　学習者の心の状態：自他共に受入れる、ＡもＢも、探究的、考えに柔軟、違いを重視

　　・批判者の質問：何が悪いの？誰のせい？どうして自分が？どうして負けたの？
　　　学習者の質問：どうしたらできる？何が役立つ？何を学べる？どんな選択ができる？
　　　※批判者はできない理由を探し、学習者はできる方法を探す。

★ウガンダの感想
　ぶっちゃけ自分自身に、たいして質問してませんでした！もっと意識的に質問しなあきま
せんね！

★一言で言うなら
　『質問を変えれば、人生は変わる！』

★ＯＵＴＰＵＴ
　　・自分自身への質問の種類を変えることで、人生を変えれることを理解。自分自身の
　　思考を管理する。意図的に質問を変えるスキルを身に付ける

　　・選択の地図を常に心に描き、忘れないようにうする。好奇心＝学習者への直線コース

　　・『批判者の道』を避け『学習者の道』へ行く。何事にも感情に反応せず、理性を持って
　　選択する。批判者に陥った時は、それを受け入れ学習者のやり方を実践する。

　　・つねに人に影響を与えるものを意識する：?感情?思考?環境
　　　心の状態も意識する。

　　・自分自身への質問内容と量を見なおす。

★BookCrossingしたい度
　『★★★★☆』

★関連本・紹介されてる本

2009/10/04

私が最近読んだ中では久々に「良書だ！！」と叫びたくなってしまった一冊。
質問が結果を決める。
私たちは無意識に常に自分に質問を投げかけ、そして答えを出している。その答えが今の自分だ。
苦境に立たされている人は、この本を読んで欲しい。スイッチングクエッションが出来るようになったら、成功は貴方の傍に近づいている筈だ。

2009/10/07

まあ、そうだよなあ。という感想はもてます。でもこれですべてが劇的に変わっていくというのはちょっと難しい（私には）。
たとえばいきなり友人やパートナーがこの本の「選択の地図」を持ち出したら・・・・いや、そりゃ怖いでしょう。