1,800円以上の注文で送料無料

信長の棺(上) の商品レビュー

3.4

67件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    29

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/07/30

信長の祐筆の大田牛一が信長が謀反でやられたところから物語が始まる。 10ヶ月の幽閉の後、世の中はすっかり変わっていた。 その後、秀吉に仕えるも、隠居後に本能寺の変の謎解きに乗り出す。 まずは桶狭間の戦いの謎解きに挑んだがなかなか捗らない。

Posted byブクログ

2024/03/20

信長公記を記載した太田牛一の信長公記を描く経緯を小説として描いている。 太田牛一とはどんな人間か? 桶狭間の戦いの真実は? などが推理小説風に感じる。 下巻が早く読みたくなる。

Posted byブクログ

2024/02/29

 本能寺の変の直後から物語は始まる。変そのものには触れず、信長の伝記を書こうとする男の話。今、桶狭間の戦いが謎に包まれている。果たして、真実が描かれるのか。

Posted byブクログ

2023/02/25

尾張一の大うつけ。妻は美濃の蝮斎藤道三の娘帰蝶。桶狭間の戦いで今川義元を破り比叡山延暦寺を焼き払う。本能寺にて明智光秀謀反により…が遺体は確認されていない。人間五十年殺してしまえホトトギス… 誰もが知る織田信長の知られざる真相は、下巻へと続く

Posted byブクログ

2023/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下巻まで読了。 『信長公記』の作者・太田牛一が、本能寺の変の際に消えた信長の遺骸を探す、という筋の歴史ミステリー。 主人公の描写として、信長への傾倒は一貫して描かれているが、物書きであることへの信念やこだわり、理想像などが曖昧に見えた点、また、特に後半において説明的な長台詞が多かった点など、少々読みづらさがあった。

Posted byブクログ

2022/08/14

太田牛一に焦点を絞っているところが面白い めちゃくちゃおもしろいというわけではないが、好きな人はのめり込む感じな気がする

Posted byブクログ

2022/07/14

織田信長の死体が見つからないという歴史の不思議を題材にした一種のサスペンス小説。抜群の記憶力と表現力を持つ信長の記録係である太田牛一は、本能寺の変の直前に、信長から不思議な箱を預かる。そこから秀吉の治世となるが、依然として遺骨は見つからない。秀吉の命により信長の一代記を著しつつ、...

織田信長の死体が見つからないという歴史の不思議を題材にした一種のサスペンス小説。抜群の記憶力と表現力を持つ信長の記録係である太田牛一は、本能寺の変の直前に、信長から不思議な箱を預かる。そこから秀吉の治世となるが、依然として遺骨は見つからない。秀吉の命により信長の一代記を著しつつ、執念深く遺骨の行方を追い求めるが、さまざまな不思議や矛盾が現れる。桶狭間の戦いで、大大名の今川義元は、なぜ不用意に横道にそれ、信長の奇襲を許したのか。忠臣光秀はなぜ謀反を起こしたのか。秀吉の中国大返しはなぜ実現したのか。そして信長や側近の死体はどこへ消えたのか。この小説では、証拠はないがなるほどと思う仮説とストーリーで一節を投じている。信長と秀吉の知略のぶつかり合いが、もし少しでも信長に味方していたら、その後の歴史は大きく変わっただろう。大部分がフィクションとはいえ、十分に楽しめる一冊。

Posted byブクログ

2021/09/03

読みたかった「信長の-」がやっと文庫で出た。(HPの日記より) ※2008.10.2購入  2008.11.17読書開始  2008.11.24読了  2009.3.8売却済み

Posted byブクログ

2020/08/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本能寺の変にて明智光秀の謀反により天下統一を目前にこの世を去った織田信長。 業火に焼かれた本能寺の焼け跡からは信長の遺骸は見つかっていない。 その謎を追う太田牛一の物語。 ちょっと期待外れ感があった為に辛めの評価となったが、下巻に期待して読み進めたいと思います。 説明 内容紹介 本能寺から消えた信長の遺骸。その謎を追う太田牛一の執念が掴んだ恐るべき真実とは。斬新な信長像が話題を呼んだ傑作長篇 内容(「BOOK」データベースより) 「惟任(光秀)ご謀反」―。安土城で知らせを聞いた太田牛一は、生前の信長の密命に従うべく、5つの木箱とともに西へ向かう。が、佐久間軍に捕えられ能登の小屋に幽閉されてしまう。10カ月後、天下統一を目前に控えた秀吉から伝記執筆を条件に解放された牛一は、天満に小さな隠居所を構え、信長暗殺の謎を追うのだった。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 加藤/廣 1930年東京生まれ。都立新宿高校から東京大学法学部に学び、54年に中小企業金融公庫に入庫し、京都支店長、本店調査部長などを歴任。山一證券に転じ、同経済研究所顧問、埼玉大学経済学部講師などを経て、中小企業やベンチャー企業のコンサルタントを務めるかたわら、ビジネス書の執筆や講演活動を行う。2005年に構想15年の書き下ろし長篇『信長の棺』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Posted byブクログ

2020/05/29

信長の遺体が発見できなかったのは、木造寺院が燃えて発した千度以上の高熱で焼かれ、誰が誰だか判別がつかなくなったからだと思う。 TV番組で密かに遺骸を運び出し弔ったという古文書を示していた。しかし、1万人以上で殺到した明智軍が信長を捜索する状況下で、燃え落ちた本能寺の中から信長を引...

信長の遺体が発見できなかったのは、木造寺院が燃えて発した千度以上の高熱で焼かれ、誰が誰だか判別がつかなくなったからだと思う。 TV番組で密かに遺骸を運び出し弔ったという古文書を示していた。しかし、1万人以上で殺到した明智軍が信長を捜索する状況下で、燃え落ちた本能寺の中から信長を引っ張り出すことができるだろうか? 歴史書を下敷きに展開する物語は面白いが、遺体の行方を巡って策を弄しすぎると興も冷める思いがする。続きや如何に?

Posted byブクログ