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夏のくじら の商品レビュー

3.9

51件のお客様レビュー

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2010/10/22

都会から高知にやってきた大学生・篤史は、従兄弟から強引に本場・よさこい祭りに誘われる。衣装、振り付け、地方車、鳴子。六年ぶりに復活する町内会チームは、どこよりも熱い。南国高知、真夏の風は、空から海へと吹き抜ける。一途な思いを秘めて、踊る青春群像(「BOOK」データベースより) ...

都会から高知にやってきた大学生・篤史は、従兄弟から強引に本場・よさこい祭りに誘われる。衣装、振り付け、地方車、鳴子。六年ぶりに復活する町内会チームは、どこよりも熱い。南国高知、真夏の風は、空から海へと吹き抜ける。一途な思いを秘めて、踊る青春群像(「BOOK」データベースより) 今まで読んだ大崎さんの作品は、全部本にまつわる話だったんですよね。 どれもぐいぐい引き込まれて、とっても楽しく読めたから、この作品も楽しみにしていたのですが・・・。 よさこいに興味ナッシングなワタクシ(大好きな方はごめんなさい!)、これはちょっとのめり込めなかったかも。 単純に、「4年前に出会った気になる女性に再び会いたい」話だったってのもイマイチ。 大学時代、ダンスに狂ってた経験もあるので、よさこいにかける登場人物たちの意気込みや熱い気持ち、頭が真っ白になるくらいに気持ちいい本番の舞台についてもうんうんそうだよね!と共感することはできるのですが・・・。 逆に言うと、そこに共感して終わりって感じでしたね。 篤史が探す「いずみさん」。彼女の謎で最後まで読ませたいなら、もちょっとうまくその正体についても隠してほしかったかな。わかりやすいヒントばかりで、勘のいい人は前半でその正体がわかってしまうと思います。 あとラストも篤史が「いずみさん」に会えてよかったね!で終わってしまうのかなんとも残念。 え?ここで終わり??と肩すかしをくらった気分です。 「いずみさん」サイドの話って何にも書かないんだ・・・。 自分を一生懸命探している懐かしい男の子がいて、それでもなおかつ知らぬ振りをしておいて「なんだか勇気がなくて」ですまされるのかーーー! ちょーっとそれはひどすぎるんでない? 「いずみさん」サイドにも、いろんな想いがあったんだろうし、それを語る機会を設けてあげてほしかったなー。 なんとも中途半端な読後感、でしたー。

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2010/08/08

主人公の男のコが、読んでいる自分と一緒に大人になっていくような物語です。 恋と友情。 多くの小説のなかで天秤にかけられる両者ですが、この小説の中に生きるのはそんなかけひきをまだ知らない一人の男のコ。 突き抜ける青空のように爽やかな物語です。

Posted byブクログ

2010/10/13

「それやったら、すごいつらいことがあったとき、それでもまだ希望や夢が残っちょったら、私にも神さまはおるって思うようにする。ちゃんと私のことも見て、守ってくれゆうがやって。」 優しい土佐弁で話がするすると進む。 よさこいのお話。 非常に分かりやすい青春モノなんだけれど、 最後はこ...

「それやったら、すごいつらいことがあったとき、それでもまだ希望や夢が残っちょったら、私にも神さまはおるって思うようにする。ちゃんと私のことも見て、守ってくれゆうがやって。」 優しい土佐弁で話がするすると進む。 よさこいのお話。 非常に分かりやすい青春モノなんだけれど、 最後はこうなるんだろうなって予測できるんだけれど、 ものすっごく感動してしまったのです!! だいぶ青春とは遠い昔話になってきてしまったからかなぁ。 むしろ、今だから分かるあの甘酸っぱさ。 あっという間に読んでしまいました。 面白かった。 大崎さん、ミステリじゃなくてこういう青春もの、いいかも。。 今回のなんて、まさに連ドラ見てるような感覚だったもーん。 今年の夏もどまつり見るのが楽しみだ! ってテレビでだけど(*´艸`*)♪ 【6/4読了・初読・市立図書館】

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2010/05/31

高知の暑い夏が目に浮かぶようだった。 よさこいは、実際に踊ったことも見たこともないけれども。 1度一緒に踊った人と再会できる喜びや連帯感のようなものが伝わってくるような作品で清々しかった。

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2010/02/09

高知の『よさこい祭り』を舞台にした青春小説。そんなお祭りがあることさえ知りませんでしたが、何だかとっても楽しそう。読んでいると、参加してみたい!見てみたい!という気持ちにさせられます。 ただ、主人公に感情移入が出来なくて、彼が何故、四年間も「いずみさん」を思い続けていたのかが、...

高知の『よさこい祭り』を舞台にした青春小説。そんなお祭りがあることさえ知りませんでしたが、何だかとっても楽しそう。読んでいると、参加してみたい!見てみたい!という気持ちにさせられます。 ただ、主人公に感情移入が出来なくて、彼が何故、四年間も「いずみさん」を思い続けていたのかが、よく分かりませんでした。その点が残念と言えば残念かなー。周りの登場人物たちは、それぞれ良かったと思うのですけれど。月島さんとか、三雲さんとか、カジくんとか。 しかし『よさこい祭り』の魅力が、これでもか!と溢れんばかりに描かれた一冊。読み終わった後は、きっとネットで『よさこい祭り』を検索したくなるはず…です。たぶん。

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2010/01/26

【読書期間】 2010/1/24~1/26 図書館本 内容(「BOOK」データベースより) 都会から高知にやってきた大学生・篤史は、従兄弟から強引に本場・よさこい祭りに誘われる。衣装、振り付け、地方車、鳴子。六年ぶりに復活する町内会チームは、どこよりも熱い。南国高知、真夏の風は...

【読書期間】 2010/1/24~1/26 図書館本 内容(「BOOK」データベースより) 都会から高知にやってきた大学生・篤史は、従兄弟から強引に本場・よさこい祭りに誘われる。衣装、振り付け、地方車、鳴子。六年ぶりに復活する町内会チームは、どこよりも熱い。南国高知、真夏の風は、空から海へと吹き抜ける。一途な思いを秘めて、踊る青春群像。

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2010/05/23

都会から高知にやってきた大学生・篤史は、従兄弟から強引に本場・よさこい祭りに誘われる。衣装、振り付け、地方車、鳴子。六年ぶりに復活する町内会チームは、どこよりも熱い。南国高知、真夏の風は、空から海へと吹き抜ける。一途な思いを秘めて、踊る青春群像。

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2009/12/29

真っ青に晴れ上がった夏空のような青春小説。よさこい祭りについては全然知らないし、見たこともないのですが。これを読むと見物しに行きたくなりますね~(参加したい、と言いたいところなんですが。さすがにそれはちょっと無理かも)。 キャラもみんな魅力的だし、活き活きと描写されていて、光景が...

真っ青に晴れ上がった夏空のような青春小説。よさこい祭りについては全然知らないし、見たこともないのですが。これを読むと見物しに行きたくなりますね~(参加したい、と言いたいところなんですが。さすがにそれはちょっと無理かも)。 キャラもみんな魅力的だし、活き活きと描写されていて、光景が眼に浮かびます。もうとんでもなく爽やかさ全開の一作。

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2009/12/24

よさこいで出会った女性を求めて高知大学へ入学。よさこいにかけるひと夏。 単なるよさこい青春話でも良いのに、初恋?話を織り込んでプラスになっていないように感じた。

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2009/11/27

高知のよさこい祭りを題材にした物語。 高知の大学に来た篤史は従兄弟の多郎に誘われ、4年ぶりに、今度はスタッフとしてよさこい祭りに参加することになる。 いろんな人と関わっていきながら、篤史は成長していく。 そして、4年前に突然いなくなってしまった”いずみさん”を見つけることができ...

高知のよさこい祭りを題材にした物語。 高知の大学に来た篤史は従兄弟の多郎に誘われ、4年ぶりに、今度はスタッフとしてよさこい祭りに参加することになる。 いろんな人と関わっていきながら、篤史は成長していく。 そして、4年前に突然いなくなってしまった”いずみさん”を見つけることができるのか。 正直、図書館で適当に借りてみた本であんまり期待してなかったんだけど、わたしがすごく好きなタイプの内容でした!笑 ちょうどよさこい祭りにも興味があったし、いろいろ知ることができて良かった。

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