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ひかりの剣 の商品レビュー

3.7

146件のお客様レビュー

  1. 5つ

    23

  2. 4つ

    59

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

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2012/09/19

面白かった。ちょっと唐突に感じるところもありましたが。医療関連もちょっと散りばめられているのがよかった。剣道のことはよくわからないが、著者が剣道に真剣に取り組んでいたんだろうと思います。

Posted byブクログ

2012/08/19

ブラックペアン1988と同じ年に書かれている。海堂尊の小説では異色。「ジェネラルルージュの凱旋」の速水晃一率いる東城大学医学部剣道部と帝華大剣道部主将 清川 ・・・この人はバチスタ等でどんな役回りを演じていたのか・・キャラ的には白鳥圭介に似ている・・・、他バチスタの主役となる田口...

ブラックペアン1988と同じ年に書かれている。海堂尊の小説では異色。「ジェネラルルージュの凱旋」の速水晃一率いる東城大学医学部剣道部と帝華大剣道部主将 清川 ・・・この人はバチスタ等でどんな役回りを演じていたのか・・キャラ的には白鳥圭介に似ている・・・、他バチスタの主役となる田口公一、高階医院長、谷垣教授らが登場し、医学部剣道大会の医鷹旗(優勝)を争うなかでその後の彼らの活躍を演じられる人間に成長をしていく痛快熱血青春小説。まるで 摩剣を極める武士?の様で荒唐無稽なストーリーだが痛快で面白く読後感はスッキリ 12年8月

Posted byブクログ

2012/08/16

バチスタシリーズにつながる登場人物の学生時代がうまく交錯する佳作。ただ、前提となるその後のストーリーを全く読んだ経験のない人にはさして面白みを感じられないまま、単なる爽やかな青春小説として終わってしまうような気が。バチスタ、ジェネラル・ルージュ、ブラックベアン、ジーン・ワルツくら...

バチスタシリーズにつながる登場人物の学生時代がうまく交錯する佳作。ただ、前提となるその後のストーリーを全く読んだ経験のない人にはさして面白みを感じられないまま、単なる爽やかな青春小説として終わってしまうような気が。バチスタ、ジェネラル・ルージュ、ブラックベアン、ジーン・ワルツくらいまで読んだ自分でようやく面白く感じられたので、そういう意味では海堂尊ファン向けのサイドストーリーなんでしょうかね。

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2012/08/10

医療ミステリーを期待して読んだが、青春剣道小説という感じ。 この本だけを切りとって読んでも何も面白いモノはない。 バチスタシリーズやこれまでの刊行物に出てきた人物が、学生時代に剣道を通じて、人格形成されるプロセスを描いたもの。 海堂ファンの過去の著作を読まれている方には喜ばれ、そ...

医療ミステリーを期待して読んだが、青春剣道小説という感じ。 この本だけを切りとって読んでも何も面白いモノはない。 バチスタシリーズやこれまでの刊行物に出てきた人物が、学生時代に剣道を通じて、人格形成されるプロセスを描いたもの。 海堂ファンの過去の著作を読まれている方には喜ばれ、それ以外の人にはそれなりにという感じの評価になりそう。 個人的には、剣道という武道のメンタリティの占める部分が、日本一を争う人達レベルでなく、この登場人物レベルの人達でも影響されるのが面白い。

Posted byブクログ

2012/07/22

速水と清川の、抜きつ抜かれつして成長していく姿が気持ちいい。ノラリクラリな高階さんを触媒にしてうまく描かれていると思う。 吉川英治氏の「宮本武蔵」で読んだ武蔵と沢庵和尚を彷彿。 海堂尊氏は、登場人物たちをお互いの関係性から立体的に魅力的に描き出すのが本当にうまいなぁと思う。 高...

速水と清川の、抜きつ抜かれつして成長していく姿が気持ちいい。ノラリクラリな高階さんを触媒にしてうまく描かれていると思う。 吉川英治氏の「宮本武蔵」で読んだ武蔵と沢庵和尚を彷彿。 海堂尊氏は、登場人物たちをお互いの関係性から立体的に魅力的に描き出すのが本当にうまいなぁと思う。 高階さんの言葉が響いた。 「そこまでして勝ちたいと思うヤツがいたら、そうでないヤツはそいつの前に膝を屈するしかないんだ」

Posted byブクログ

2012/07/01

 いきなり青春剣道小説とは、これびっくり。誉田哲也『武士道シックスティーン』に影響された? まさかね。でもぼくはなぜか、ものすごく知らないスポーツである剣道の小説をなぜか立て続けに読まされていることになる。大好きなサッカーの小説ではなくて。サッカーの小説なんて本当にないからだ。 ...

 いきなり青春剣道小説とは、これびっくり。誉田哲也『武士道シックスティーン』に影響された? まさかね。でもぼくはなぜか、ものすごく知らないスポーツである剣道の小説をなぜか立て続けに読まされていることになる。大好きなサッカーの小説ではなくて。サッカーの小説なんて本当にないからだ。  ちなみに作者には二つのモチーフがあったのだろうな。一つはシリーズの屋台骨を構成するキャラクターを時を移し舞台を移し書いてみることで、その相対的構図、全体的配置を明らかにする。剣道という団体競技はそれらを整理するのに、ちょうどよいように思える。そして戦いを通じてその個性をさらに明らかにし、かつ深く掘り下げる。  後々もシリーズの中でキャラクターに個性的に動いてもらうことは大切なことだろうから、医療現場のみならず、こうした青春剣道小説の中でシミュレーションしてみることも選択の範囲としたのだろうな。  もう一つはきっと熱血スポ根小説を書きたかったのではないだろうか。医療ネタを常々練っているなかで、きっと好きなんだろう剣道をネタに、思い切り羽を伸ばしてみたかったんではないかと想像する。あるいは編集者がこんなことを囁いたのではないだろうか。  ねえ、海堂先生って、剣道やってたんでしょう。誉田先生もほら本職は刑事ミステリなのに青春剣道女子小説で本職以上に売れてしまって、映画化までされちゃったじゃないですか、あの剣道ブームにあやかって、ひとつ東城大対帝華大みたいな構図で剣道の試合をメインにした昔懐かしいスポ根ものなどを書いてみてはいかがでしょうか?  正直気が進まなかったし、読んでみても、まあだいたい予想通りの結果だったので、どうにもならないのだが、作者の(編集者のかも)きまぐれにお付き合いするのは読者としての義務かと思って読んだ次第。可もなく不可もなく、である。  なぜハードカバーで買ったりしたんだろう? とか後悔したりするのは、この作家に対するニーズがまるで違うからだろうね。……ったく。  ※ちなみにこの感想を書いている現在では既に文庫版が出ています。さらに激しく後悔!

Posted byブクログ

2012/06/03

これも「バチスタ」シリーズの作品と捉えて良いんでしょうね。とは言うものの、いつもの「バチスタ」シリーズのように医学ミステリーではなく、医学部にまつわる話ではあるんですが、直接的に医学の話はほぼ出てこないので、位置付け的にはスピンオフ物語です。 時代的には、「バチスタ」事件の遥か...

これも「バチスタ」シリーズの作品と捉えて良いんでしょうね。とは言うものの、いつもの「バチスタ」シリーズのように医学ミステリーではなく、医学部にまつわる話ではあるんですが、直接的に医学の話はほぼ出てこないので、位置付け的にはスピンオフ物語です。 時代的には、「バチスタ」事件の遥か前。その後の「バチスタ」シリーズ登場人物の、若かりし頃が描かれています。「バチスタ」シリーズ登場人物の青春の一コマですね。

Posted byブクログ

2012/05/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

海堂作品はほぼ例外なく「楽しんで」読んできましたが、どうもこの作品だけは、物語世界に入り込むことができませんでした。 こういうこともあるんだな~……。というわけで評価できません。すいません。

Posted byブクログ

2012/05/02

この作家さんの本は、色々なところで登場人物が繋がっていること。 今回も、ゼネラルルージュだったかな?の速水先生の学生時代の話し。 そのなかに、なんかの話で出てきた話が少し絡めてありました。 学生時代、専門外だけど、これだけ夢中になれるものがあれば、はたから見れば専門外だから...

この作家さんの本は、色々なところで登場人物が繋がっていること。 今回も、ゼネラルルージュだったかな?の速水先生の学生時代の話し。 そのなかに、なんかの話で出てきた話が少し絡めてありました。 学生時代、専門外だけど、これだけ夢中になれるものがあれば、はたから見れば専門外だから何やってんだかってなるけど、夢中になったことは一生の宝物になる。 そう思いました。

Posted byブクログ

2012/04/16

二人がかっこよくてかっこよくて、読み終わるのがもったいない、と思いました。 いろいろな人や出来事に絡んでいくのが楽しいです。 特に学生時代の田口たちが出てきたのが嬉しかったです。 剣道のことは全くといっていいほどわからないのですが、そんな私でも楽しめました。 清川も速水も個人的...

二人がかっこよくてかっこよくて、読み終わるのがもったいない、と思いました。 いろいろな人や出来事に絡んでいくのが楽しいです。 特に学生時代の田口たちが出てきたのが嬉しかったです。 剣道のことは全くといっていいほどわからないのですが、そんな私でも楽しめました。 清川も速水も個人的にものすごく好きなキャラクターなので、思いっきり楽しめました。

Posted byブクログ