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不連続殺人事件 の商品レビュー

3.8

14件のお客様レビュー

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坂口安吾の推理小説。…

坂口安吾の推理小説。ラストもしっかりしていて、ユニークな感覚で楽しめました。

文庫OFF

同じく安吾の『桜の森…

同じく安吾の『桜の森の満開の下』のレビューを見ようとしたら、レコメンド欄にワラタ。ブラジル蝶の謎 人狼城の恐怖〈第2部〉フランス編 スウェーデン館の謎御手洗潔のダンス 悪魔のラビリンス 月光ゲーム―Yの悲劇’88新本格ばっかじゃん(笑)法月綸太郎が、一時期、安吾安吾云ってた、そ...

同じく安吾の『桜の森の満開の下』のレビューを見ようとしたら、レコメンド欄にワラタ。ブラジル蝶の謎 人狼城の恐怖〈第2部〉フランス編 スウェーデン館の謎御手洗潔のダンス 悪魔のラビリンス 月光ゲーム―Yの悲劇’88新本格ばっかじゃん(笑)法月綸太郎が、一時期、安吾安吾云ってた、その影響かいな。さて、『不連続殺人事件』ですが、文章は幾分古臭くなっているけれども、ミステリとしては古びてなくて、逆にビックリ。

文庫OFF

2014/07/02

2013年2月25日読了。 安吾。さすが安吾。 ストーリーもだけど、懸賞のやりとりがすごく好き。

Posted byブクログ

2013/06/20

東西ミステリーベスト100で1985年度版4位2012年19位。不連続かどうかは読み終わってもピンと来なかった( ̄▽ ̄;)畑違いの純文学作家が本格を書けるっていうのも凄いけど懸賞付きで解答を募集したのも驚いた(゜ロ゜)〆切は昭和23年4月15日か…。一万円て当時でどれくらいだろう...

東西ミステリーベスト100で1985年度版4位2012年19位。不連続かどうかは読み終わってもピンと来なかった( ̄▽ ̄;)畑違いの純文学作家が本格を書けるっていうのも凄いけど懸賞付きで解答を募集したのも驚いた(゜ロ゜)〆切は昭和23年4月15日か…。一万円て当時でどれくらいだろうか。タイムマシンプリーズ(=`ェ´=)そして未だかつてソッコーでスルーさせる見取図は見たことない(笑)ごちゃごちゃしすぎ。人物多すぎ。30Pにさしかかって約30人ほど出揃ってたけどまだ出ます(笑)乱歩もうんざりしてた部分だけど内容は絶賛してたかな?心理的トリックは秀逸。

Posted byブクログ

2012/10/11

推理物といえど、後ろから読んでしまう邪道な癖を持っているんですが、これは、その誘惑に勝ててしまうくらい、「最初からじっくり推理しながら読みたくなる作品」。 時折挟まれる、安吾のあとがき(?)に挑発されながら、結局最後まで推理しながら読んでしまいました。 残念ながら、犯人、当てられ...

推理物といえど、後ろから読んでしまう邪道な癖を持っているんですが、これは、その誘惑に勝ててしまうくらい、「最初からじっくり推理しながら読みたくなる作品」。 時折挟まれる、安吾のあとがき(?)に挑発されながら、結局最後まで推理しながら読んでしまいました。 残念ながら、犯人、当てられませんでしたが(笑)

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2012/08/25

エンターテイメントとしては秀逸、小説としては及第点。推理しながら読み進めるのは面白い。ミステリとしての内容そのものには、それほど奇抜さはなかったように思う。

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2012/06/14

【読了】坂口安吾「不連続殺人事件」 今月8冊目 坂口安吾を知ったのは恥ずかしながら、アニメ「UN-GO」からというくらいに文学史には疎いんだけども、この「不連続殺人事件」はまだ青空文庫にも掲載されていない(作業中)なので、見かけた時に買っておいた作品。 この作品の特徴としては...

【読了】坂口安吾「不連続殺人事件」 今月8冊目 坂口安吾を知ったのは恥ずかしながら、アニメ「UN-GO」からというくらいに文学史には疎いんだけども、この「不連続殺人事件」はまだ青空文庫にも掲載されていない(作業中)なので、見かけた時に買っておいた作品。 この作品の特徴としては、連載小説かつ「犯人当て懸賞小説」という形だったという事。連載ごとに「附記」として著者から無能な読者を煽りまくる文章が入るのがなかなか面白い。 犯人当てろ形式なので、本格推理もの?なのかな。とある夏の洋館に集められた一行に次から次へと悲劇が訪れる、そんなお話。 冒頭からものすごい数の登場人物が出てきて、名字で記載されたり、あだ名あったり、下の名前だったりで記述されるので(地の文と会話で違う)、正直、関係性が頭に入るまでがしんどい。でも我慢して読んでいれば、割と頭に入ってくる構成にはなっていると思う。 また登場人物が実に性生活に貪欲というか、そういう行為の直接描写シーンはないのに、登場人物の属性設定がみんな色欲狂いみたいで、なかなかどうして昭和23年の香りなのか、安吾だからなのか、少し不思議に思ってしまうんだけど、たぶん安吾だな、これは。 ちなみに犯人当ての懸賞は完全正解が1人、まぁ正解が3人だったそうだけれども、自分は当たったような外れたような。ミステリとしては本質的に度肝を抜かれるような内容ではないと思うけれども、割と変化球的に面白い球を投げるなぁと感じた作品。そこそこオススメ。

Posted byブクログ

2011/10/13

金田一少年でトリック使われたね! *** 最初は角川文庫で読みました。 人数多すぎて何度も最初のページめくっていったっけ。 耕助的ですよ。殺人を食い止められない感じ。 でも面白いのは死に方がみんなバラッバラだから。 そういう意味でも不連続。 懸賞付き犯人あて小説なだけあります...

金田一少年でトリック使われたね! *** 最初は角川文庫で読みました。 人数多すぎて何度も最初のページめくっていったっけ。 耕助的ですよ。殺人を食い止められない感じ。 でも面白いのは死に方がみんなバラッバラだから。 そういう意味でも不連続。 懸賞付き犯人あて小説なだけありますなあ!

Posted byブクログ

2010/07/03

第2回日本推理作家協会賞。(当時は探偵作家クラブ賞) 昭和24年の発行だけに、文体やセリフが古めかしい。 避暑地の別荘に富豪や作家が集められ、(タイトルとは異なり)「連続殺人」事件が起こる。前述以外にも、避暑地現地の使用人や医者なども含めるとかなりの人数が登場し、相関関係を考え出...

第2回日本推理作家協会賞。(当時は探偵作家クラブ賞) 昭和24年の発行だけに、文体やセリフが古めかしい。 避暑地の別荘に富豪や作家が集められ、(タイトルとは異なり)「連続殺人」事件が起こる。前述以外にも、避暑地現地の使用人や医者なども含めるとかなりの人数が登場し、相関関係を考え出すと面倒くさい。そのくせ著者が犯人当てを挑発してくるものだから、読み進めずにはいられない。(トリックは分からなかったが犯人はピタリ当てました)

Posted byブクログ

2009/10/04

金田一少年といいコナンといい、犯人が最後に殺人に至る経緯(大概が被害者にひどいことをされている)をべらべら喋るのが非常にいただけない。少年漫画だから仕方がないのかもしれないが、そんなことは公判で主張しろ。 その点この小説の犯人は、りっぱに犯人らしい。最後の口上がかっこよくてしびれ...

金田一少年といいコナンといい、犯人が最後に殺人に至る経緯(大概が被害者にひどいことをされている)をべらべら喋るのが非常にいただけない。少年漫画だから仕方がないのかもしれないが、そんなことは公判で主張しろ。 その点この小説の犯人は、りっぱに犯人らしい。最後の口上がかっこよくてしびれる。悪役はこうでないと。

Posted byブクログ