分析力を武器とする企業 の商品レビュー
企業戦略の目線で、分析を使って競争優位性を生み出すにはどうすればよいか、ということが書かれていると思います。分析の実践者ではなく、ひとつかふたつ高い目線で書かれており、分析に力を入れるということは企業リソースや戦略からどうあるべきか、人はどのように作っていくか、など。 企業戦略に...
企業戦略の目線で、分析を使って競争優位性を生み出すにはどうすればよいか、ということが書かれていると思います。分析の実践者ではなく、ひとつかふたつ高い目線で書かれており、分析に力を入れるということは企業リソースや戦略からどうあるべきか、人はどのように作っていくか、など。 企業戦略に関わる本にありがちな、答えありきの事例、都合の良い解釈がされている事例もあるとは思います。ただ企業活動として分析にどう取り組んでいくかという本はなかなかないですし、その趣旨で納得感も高く、貴重な本だと思います。
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多くの企業は、日々の活動から収集したデータを分析している。だが、その分析結果を競争優位にまで高めている企業は少ない。分析力を武器に業績を拡大している世界中の企業の事例をもとに、その活かし方を詳述する書籍。 分析力を武器とする企業の取り組みには、例えば、次のようなものがある。 ・...
多くの企業は、日々の活動から収集したデータを分析している。だが、その分析結果を競争優位にまで高めている企業は少ない。分析力を武器に業績を拡大している世界中の企業の事例をもとに、その活かし方を詳述する書籍。 分析力を武器とする企業の取り組みには、例えば、次のようなものがある。 ・全世界でホテル事業を展開するマリオット・インターナショナルでは、客室料金を最適化する収益管理システムを導入し、収益力の改善を図っている。 ・鉄鋼メーカーのロッキー・マウンテン・スチール・ミルズは、生産を中止した鋼管の製造再開を決断する際、コスト分析ソフトで検討することで、的確な判断を下した。 ・ハラーズ・エンターテインメントは、カジノを利用する顧客の行動をリアルタイムで分析し、負けが込んだ客には即座にメールで救いの手を差し伸べるなど、分析結果を機動的に活用している。 ・食品小売のテスコは、ポイントカードから入手した顧客情報から購買傾向などを分析し、的確なクーポン・プロモーションにつなげている。 ・サムスン電子は、世界中で行っている販促キャンペーンのデータを一元管理して、分析している。これにより、現在と将来の投資効果を簡単に弾き出すことができる。 分析力を武器とする企業の特徴は、次の4点である。 ①自社の核となる強みに、分析力を積極的に投入している。 ②分析を部門や個人に任せず、全社で統合的に行っている。 ③トップや経営幹部が分析力の活用に熱心である。 ④データ分析で競争に勝ち抜こうという野心があり、会社の将来をそこに賭けている。
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2021年6月「眼横鼻直」 https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/library/plan-special-feature/gannoubichoku/2021/0601-10379.html
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コンピュータ社会とかBPR(Business Process Re-engineering)とかいう言葉が(ビジネス界で)もてはやされてから既に20年以上が経つ。 その間、単に効率化のためにパソコンがオフィスに定着する一方、仕事はデータとか使ってたってダメじゃんという空気もオフィ...
コンピュータ社会とかBPR(Business Process Re-engineering)とかいう言葉が(ビジネス界で)もてはやされてから既に20年以上が経つ。 その間、単に効率化のためにパソコンがオフィスに定着する一方、仕事はデータとか使ってたってダメじゃんという空気もオフィスの底を流れている。(キーワードはコンピュータからネットに移り変わってもいる) が、情報技術を駆使して成功している企業もある。 この本は、そうした成功企業がコンピュータなりネットなりを使って何をやっているか、またその成功の秘訣は何か、について語る。 その秘訣とは、例えば競合や、仕入や、ユーザーに関する環境認識のための手法であり、つまりは「分析力」なのである。 ところが、話は手法の紹介では終わらない。 というか、実戦ではその先こそが重要で、真の課題はトップ以下末端までの企業全体の意識統一であり、データ(分析結果)に冷徹にかつ徹底的に従って戦略立案することであり、そして正しく「実行」することである。 もちろん、組織ではそこが難しい。 むしろ、意思統一と実行ができるなら、分析内容は二の次と言ってもいいくらいだ。 本書は分析力がテーマなので、分析内容は二の次とは言わないのだが(経営者や現場の直感で仕事を進めるよりいい、という立場)、コンピュータやアルゴリズムが人間の判断を越えることはあるまいとオレは思っているので、敢えてそう言っちゃうわけだ。 分析力は要らないということではなく、内外に対する説得力の源泉として大いに役立つだろう。
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20171217 んー、横山さんレコメンドの割にはって感じ。翻訳本は事例が冗長すぎる。でも多分ビビッと来なかったのは今働いてるとこがデータドリブンの文化をめちゃめちゃ大事にしてるからそんなの当たり前じゃんって思ったからなのかも。データ収集って設計と運用が肝要だよなぁって思った2...
20171217 んー、横山さんレコメンドの割にはって感じ。翻訳本は事例が冗長すぎる。でも多分ビビッと来なかったのは今働いてるとこがデータドリブンの文化をめちゃめちゃ大事にしてるからそんなの当たり前じゃんって思ったからなのかも。データ収集って設計と運用が肝要だよなぁって思った2年間だったけどまさにそれが書いてました。 今後の趨勢としてデータドリブンは間違いなく重要になっていくのでもう一度統計学と線形代数を卒業までにやり直しておこうかなぁと思った。やりたいこと多すぎ問題。
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組織の中で分析をどう活かしていくのか、5段階にわけて論じている。ちょうど、自分が所属している組織において、分析組織をどのように置いて、組織全体にどのように考え方を広げていこうかを考えていたところだったので、示唆が多かった。 この間の大阪ガスの事例よりもヒントが多かった。
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分析力を武器にするには? →分析力で業績を押し上げるには、そもそも何が業績の決め手になるかを知り、常に数値で把握していなければならない 次に、分析を実際の行動に結びつけ、最終的に業績改善につながる仕組みを整える 最後に データ分析が業績改善に結びついているか適切な業績評価指標を...
分析力を武器にするには? →分析力で業績を押し上げるには、そもそも何が業績の決め手になるかを知り、常に数値で把握していなければならない 次に、分析を実際の行動に結びつけ、最終的に業績改善につながる仕組みを整える 最後に データ分析が業績改善に結びついているか適切な業績評価指標を設定し、数値的に把握する データ収集に当たっては、念のためにという理由で集めない、また重要度の低いデータは簡単に入手できるからといって安易に集めない
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「データが大切である」「分析が重要である」を繰り返し語っていて、内容は薄い。具体的な事例は豊富に紹介されているが、同じ事例がいくつも4度5度繰り返し使われているのはいかがなものか。「分析力を武器とする企業」を5段階にレベル分けして紹介しているが、その基準が謎。著者の論文など読めば...
「データが大切である」「分析が重要である」を繰り返し語っていて、内容は薄い。具体的な事例は豊富に紹介されているが、同じ事例がいくつも4度5度繰り返し使われているのはいかがなものか。「分析力を武器とする企業」を5段階にレベル分けして紹介しているが、その基準が謎。著者の論文など読めば明確な基準と調査結果があるのかも知れないが、この本を読んだ限りだと著者がフィーリングに則って決めたとしか思えない。「データが大切である」「勘とフィーリングは悪」と断じている本の中身で、データに則っていないように見られうる考察が載っているのはいただけない。
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本書は分析やと統計の学術書でもなければ、技術書でもありません。「分析力を組織・経営に活かし、その組織・経営が競争優位でありつづけるにはどうあるべきなのか」について論じ・事例を示し・そのためのプロセスを包括的にまとめた、おそらくは世界で最初の一冊です。 第一部では「分析力を武器と...
本書は分析やと統計の学術書でもなければ、技術書でもありません。「分析力を組織・経営に活かし、その組織・経営が競争優位でありつづけるにはどうあるべきなのか」について論じ・事例を示し・そのためのプロセスを包括的にまとめた、おそらくは世界で最初の一冊です。 第一部では「分析力を武器とする企業の特徴」と題して、分析力を武器とするとはどういうことなのか・具体的に分析力を武器とする企業とはどんな企業でどんなことをしているのか・本当に業績(経営)に結びついているのかなどについて、まとめられています。 第二部では「分析力を組織力にする」と題して、分析力を組織として武器にするためのプロセスをモデル化し、それぞれのステージでやるべきことや、陥りやすい問題・課題について実例を交えまとめられています。 2008年の初版発行から7年。今も版を重ねていることが、なによりも雄弁に本書の質を物語っていると言えます。 私が本書を読んで取り組んでみたいと特に感じたのは、無形資産、特に人的資産への分析力の適用です。本書に出逢う機会を頂いたことで、一つのきっかけをいただきました。問題はこれを読んだ私が、自分に・自分が関わる組織にこれを活用・適用でるのか。それは自分次第。とても興味深い一冊でした。 【トーマス・H・ダベンポート/ジェーン・G・ハリス著 「分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学」ハラーズ・エンターテインメント 会長、社長兼CEO ゲイリー・ラブマン】 誰のアイデアか、誰の意見かにはこだわらず、その中身だけを吟味し、事実の裏づけがあるかを確かめなければならないし、そうした姿勢を組織に浸透させなければならない。 ---
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期待してたけどイマイチ。 分析の役割、現状、今後の発展については著者の経験をもとにした興味深い考察がなされていた。 実際の分析の仕方についてはページ数を割いてないくせに話そうとするから残念感が半端なかった。
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