自己評価メソッド の商品レビュー
自己評価という言葉はとっつきにくい言葉だ。自分自身についての考えという主観的な部分、それに評価という客観的な語句が並んでいる。だから、ただ自分ひとりが思っていることに過ぎないのに、まるでそれが事実であるかのような考えを抱いてしまう。 この本は、そういう自己評価の本で、姉妹本の...
自己評価という言葉はとっつきにくい言葉だ。自分自身についての考えという主観的な部分、それに評価という客観的な語句が並んでいる。だから、ただ自分ひとりが思っていることに過ぎないのに、まるでそれが事実であるかのような考えを抱いてしまう。 この本は、そういう自己評価の本で、姉妹本の『自己評価の心理学ーーなぜあの人は自分に自信があるのか』の続編で、実際に自己評価を良くすべき方法が述べてある。著者の主張は「『自己評価をよくする』のは〈競争〉に勝つことではない。〈人との関係〉をよくすることである。」(p278)ということに集約されると思う。他人より優れていることで、自分の価値を確認するのではなく、人の役に立ち自分の居場所を作ることで自己評価が良くなる。 現実に他人との接触点をつくっていくこと、他人から見るように自分をみて自己評価の主観的な部分を社会的なものに昇華していくことが、自己評価に悩む人の解決策という風に私は理解した。
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自己評価の高さは、困難な状況に直面すると「他人への攻撃性」に変わる。これは真理だと思った。 だから高い低いだけでなく、安定性だったり他の尺度を持って多面的に自分の自己評価を見直しましょうという内容。この本を読むタイミングや心理状況によって腹落ち度合いが変わってきそう。余裕のあると...
自己評価の高さは、困難な状況に直面すると「他人への攻撃性」に変わる。これは真理だと思った。 だから高い低いだけでなく、安定性だったり他の尺度を持って多面的に自分の自己評価を見直しましょうという内容。この本を読むタイミングや心理状況によって腹落ち度合いが変わってきそう。余裕のあるときに内省に繋げる読み方がいいかも。
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人間、誰しもが考えたり悩んだりするのが自己評価です。この本では、その自己評価を適切に行うにはどうしたらよいかについて解説しています。良い自己評価を持っている人・低い自己評価を持っている人・高くて脆い自己評価を持っている人の場合でそれぞれ物事をどう捉えるかを比較しています。内容は非...
人間、誰しもが考えたり悩んだりするのが自己評価です。この本では、その自己評価を適切に行うにはどうしたらよいかについて解説しています。良い自己評価を持っている人・低い自己評価を持っている人・高くて脆い自己評価を持っている人の場合でそれぞれ物事をどう捉えるかを比較しています。内容は非常に示唆に富んでおり、より良く生きていく指針になりそうです。良書です。
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本の内容のように、ありのままの自分を受け入れ、不完全なまま生きる勇気が持てるようになれればずっと心が解放されると思います。 現在は、コンプレックスを助長するような社会構造になってしまっていて、何もしなければ自己評価はどんどん下がってしまいます。 自己評価が下がってしまう問題として...
本の内容のように、ありのままの自分を受け入れ、不完全なまま生きる勇気が持てるようになれればずっと心が解放されると思います。 現在は、コンプレックスを助長するような社会構造になってしまっていて、何もしなければ自己評価はどんどん下がってしまいます。 自己評価が下がってしまう問題として、感じたことが現実だと思い事実ではない歪んだ認識を持ってしまう。極度のあがり症・内気・うつなど、深刻な場合は専門家の治療が必要となります。 そのためには、劣っている勇気を持つことが大切だと思います。 ・目の前の小さな事に集中して生きる事・スピリチュアルな考えを取り入れる(大いなる存在の前では無力だという謙虚さを持つ)・完璧な人などいないと理解する といった作業を行うことで、自分を受け入れる努力が必要だと思いました。
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ネガティブな思考はネガティブな出来事を引き寄せ負のサイクルにはまってしまう、だとか、自己評価は高くもっておくことが必要、といった主張をここまで見てきて、それに納得も出来た。 だけど、ネガティブなサイクルにはまっている時うまくいかない自分への自己評価は低くならざるを得ないのでは。そ...
ネガティブな思考はネガティブな出来事を引き寄せ負のサイクルにはまってしまう、だとか、自己評価は高くもっておくことが必要、といった主張をここまで見てきて、それに納得も出来た。 だけど、ネガティブなサイクルにはまっている時うまくいかない自分への自己評価は低くならざるを得ないのでは。そこを高くもっていくのって、どうやるのか、と言うあたりから読み始めた本。 読み終え、とても良い本だった。理論から実践、実践にあたってはきっとこれまで患者達が実践しない理由として並べたててきた数々の言い訳と、何故その言い訳が言い訳に過ぎないかの説得理由まで、全てが揃っている。実践はきっと大変なことで、読んだからといって直ちに自己評価が高まるわけではないだろうけど、実践に移るに十分な理由は得られる感じ ⭐自分を相対化する ⭐人生は勝ったり負けたり、おそらくは負けたりの方が多い、そういうものだと知る ⭐あなたはそれほど大きくはない、だからそんなに小さくなるな
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『自己評価の心理学』ほどのインパクトはない。自己評価を上げるための本は世の中にいっぱいでているからかな。
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コミュニケーションがうまくない、会話もうまくない、自分に自信がもてない、努力してもうまくいかない、そんな悩みをもつ人へぜひ一読をおすすめしたいセルフカウンセリングの本。 周囲の魅力的な人たちは、みな正しい自己評価ができているからこそ魅力的に見える。この本を読んでいるいまはそう感...
コミュニケーションがうまくない、会話もうまくない、自分に自信がもてない、努力してもうまくいかない、そんな悩みをもつ人へぜひ一読をおすすめしたいセルフカウンセリングの本。 周囲の魅力的な人たちは、みな正しい自己評価ができているからこそ魅力的に見える。この本を読んでいるいまはそう感じます。
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心理学に興味がある人、深刻な悩みを抱えた人にとっては良書かもしれない。ただ、相当ページ数があるので、読破するには時間がかかる。
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職場の近くの書店で見かけ、帯の言葉が気になって手にしました。 「いつのまにか『自分との関係』をこじらせていませんか?」 よい<自己評価>を持つことに利点は、以下のとおりだそうです。 まず、 ・困難な状況にあっても、自分を信じて行動することができる ・まわりの状況...
職場の近くの書店で見かけ、帯の言葉が気になって手にしました。 「いつのまにか『自分との関係』をこじらせていませんか?」 よい<自己評価>を持つことに利点は、以下のとおりだそうです。 まず、 ・困難な状況にあっても、自分を信じて行動することができる ・まわりの状況に流されず、自分自身でいることができる そして、 ・心の傷を回復させる ・健康によい(メンタル、フィジカルともに) また、 <自己評価>がよくなっていけば、<自分に対する知性>が高まり、 そして、<自分に対する知性>が高まれば、<自己評価>さらによくなり、 その結果、私たちは単に自分のことをよく知って、どんな状況にも落ち着いて 対処できるようになるだけでなく、自分を磨き、内面を成長させることができる ようになる。 で、肝心の「自己評価とは?」という定義ですが、以下のとおりだそうです。 ・まず、「自分についてどう思うか」 ⇒「成功」がこれを支える柱となる ・次に、「他の人からどう見られていると思うか」 ⇒「社会的に認められる」ことがこれを支える柱となる そして、よい自己評価の6つの尺度というものがあるそうです ?高さ 自己評価が低ければ、何事にも自信がなく、過去の失敗を思い出して行動を避ける ことすらある。 ?安定性 どんな出来事があっても動揺せず、成功しても浮ついたりしない。 ?調和 <よい自己評価>を持つためにはさまざまな分野で自己評価を高めることが必要。 得意な分野が多くなればなるほど、その他の分野での失敗に耐えられるようになる。 ?自律 自分の内側にある長所を自己評価の基準におくと、より堅固な<自己評価>ができる。 自分の内側にある長所は、まわりの状況によって変化することがないから。 ?無理のない手入れ 自己評価を高めたり、維持したり、あるいは守ったりするのに無理をして、現実を否認したり、 苦手なことを回避したり、他人に攻撃になったりすることもある。 ?適度な位置づけ 自分のアイデンティティを規定するのに<自己評価>以外のものを持たないと、バランス のとれた人生は送れない。 ところで、現在、<自己評価>を問題にする理由は、以下のとおりだそうです。 結婚にしろ、仕事にしろ、他のさまざまなことにしろ、何をするにも「私たちが自由に選ぶ」状態が できているからである。昔は結婚相手も職業も自分で選ぶことはできなかったのだ。 だが、自由にいろいろなことを選べるとなると、その結果は、すべて自分に跳ねかえってくる。 うまくいかなければ、たちまち自己評価がさがり、人生が辛いものになる。 ってことは、現代は、エーリヒ・フロムの「自由からの逃走」で分析されている、人々が権威主義に すがるようになってしまる前夜の状況にあるのでしょうか・・・ ちゃんと、「自由からの逃走」を読んでみようかな。
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すばらしい。この一冊は時々見返して、日々生き抜くために活用するだけの価値のある本だ。自分を相対的に見る方法論であり、自己の過小評価から逃れる方法論である。自分の弱さを認める”強さ”が必要だ。今まで通り弱いままでとどまっているほうが、楽なんだ。
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