平台がおまちかね の商品レビュー
ワイワイした感じがして楽しかったです。 個人的には、絵本が出てくる話が一番よかったです。 どれも少しずつミステリーの要素が入ってて、すらすら読めました。 シリーズあるんでしょうか? 読んでみたいです。
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出版社の編集者主人公ならよくあるが、これは小さめの出版社に勤める「魂本」に出会うとどっぷりとのめり込み名場面のジオラマまでつくってしまうような、そんな新米営業マンを主人公とする彼を取り巻く物語。 楽しい設定なので、その耽溺癖をからめた話がなかったのが寂しい。 いたって普通っぽい主人公や、そんな彼にちょっかいをかけてくる他社営業マン真柴が中心となって回る、本がらみの軽ーい日常ミステリ短編集はさっくり楽しくお手軽に読める。 ハートフルな展開に加え、ちょっと出版業界の裏側を覗けちゃう感じが良いですね。 どきどきする山場はないが読むと主人公井辻の人柄にほっこりなごみ、癒される。 裏表紙の折り返しで知ったけれど「片耳うさぎ」「配達あかずきん」の作者さんらしい。「平台でおまちかね」の続編も読みたいところ。 用意される舞台についての発想に捻りが効いてて面白い話が多いみたい。 短編だからか、のめりこんでいく感じがないのが惜しいけれど、気軽に片手間に読むには良い本です。
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出版社の新人営業マンが主人公。本屋を舞台にしていることもあり、本の中に好きな本のタイトルが出てきたりして、とても楽しかったです。
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本屋さん…を舞台にした…ハートフルミステリー…。 本格ミステリー…ではありません…。 ライトなミステリー…で、お話を〆てるって感じ…。 それ以上に…、本屋さんや出版社の裏側…がみれて…、 今後…、本屋さんを見る目…や、本を探す目…が、 変わりまつ…。楽しくなりそぅ...
本屋さん…を舞台にした…ハートフルミステリー…。 本格ミステリー…ではありません…。 ライトなミステリー…で、お話を〆てるって感じ…。 それ以上に…、本屋さんや出版社の裏側…がみれて…、 今後…、本屋さんを見る目…や、本を探す目…が、 変わりまつ…。楽しくなりそぅ…(^。^) 本好き…の方は…、軽ぅ~く…読まれると面白いかも…。
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い・つ・じです! 登場人物が多いけど、どれも表情豊かに思い浮かぶ。 あーなるほど! そういうことだったか! ってスッキリするから気持ちいい。 短編集みたいな一冊。
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再読。今回は出版社の営業マンが主人公の書店舞台の日常ミステリー。主人公の会社のレベルがよくわからないのだけれども、そんな小さい店に営業行ってるの?とかちょっと謎に思えるのだけども、やはり本屋はいいよね〜。
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普段、書店を訪ねても、書店員さんというのはよくいらっしゃる。 けれど、出版社の営業の人ってあまり見かけないなぁ。 スーパーなら、バイヤーとかわかりやすいくらいの存在感で お客さんの邪魔してることあるけれど。。 ということで、見たのに見ていないと思っているのかもしれない 謎の存在、出版社の営業が主人公。しかも草食系。だって、名前が「ひつじ君」ですもの。 そんな風に書店をまわるものなのかぁと面白く読ませていただきました。 決して軽くはない謎解きがあり、それと同じくらい「ひつじ君」の営業成績に興味深々。
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出版社の営業マンが主人公の本屋の日常の謎解き。 謎解き部分は結構どうでもよくって、やはり気になるのは営業さんの裏話など。 こういうのってある程度は興味がある業界だと、ついつい手にとってしまうよなあ。 そこから先に繋がるかは作者の力量次第なんだろうけど、自分としては成風堂書店シリ...
出版社の営業マンが主人公の本屋の日常の謎解き。 謎解き部分は結構どうでもよくって、やはり気になるのは営業さんの裏話など。 こういうのってある程度は興味がある業界だと、ついつい手にとってしまうよなあ。 そこから先に繋がるかは作者の力量次第なんだろうけど、自分としては成風堂書店シリーズより、こちらの方がしっくりきた。
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本屋の店員のミステリと、本屋への営業の人のミステリ、どこまで本屋が好きなんだと思うけど、そういう本が好きな私も本屋が好き。ただ、この本を読んで本を愛してる書店員さんが、こんなにいないし、その書店ならではの品揃えの本屋というのが少ないのが寂しい所。まぁ、客の私が気づかないだけかもし...
本屋の店員のミステリと、本屋への営業の人のミステリ、どこまで本屋が好きなんだと思うけど、そういう本が好きな私も本屋が好き。ただ、この本を読んで本を愛してる書店員さんが、こんなにいないし、その書店ならではの品揃えの本屋というのが少ないのが寂しい所。まぁ、客の私が気づかないだけかもしれないけどね
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このシリーズは本の営業さんが主人公。 成風堂シリーズは女性が主人公ということもあり、 なんとなく女子校の雰囲気を醸し出していましたが、 今回は男性が主人公、仲間たちも男性が多いこともあり、 まるで男子校のようなノリが面白い。 お互いがライバルで、 でも不況の出版業界を盛り返そうと...
このシリーズは本の営業さんが主人公。 成風堂シリーズは女性が主人公ということもあり、 なんとなく女子校の雰囲気を醸し出していましたが、 今回は男性が主人公、仲間たちも男性が多いこともあり、 まるで男子校のようなノリが面白い。 お互いがライバルで、 でも不況の出版業界を盛り返そうとする同志で、 つかず離れずな感じが読んでいて心地よいです。 5つの短編から成っていますが、 4作目「絵本の神様」で思わずホロリ。 以前は幼い少年も必ずいつかは成長する。 そして、その成長を待ってくれる人が必ずいる。 まさか自分が泣くとは思っていなかったので、 ちょっとびっくりしてしまいました。
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