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異星の客 の商品レビュー

3.5

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

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火星探査船の生き残り…

火星探査船の生き残りだった両親の間に生まれた「火星人」マイケル・スミスは 莫大な財産を相続し、異星の秩序を普及させていく。フリーラブ、カニバリズムなどのタブーに大胆に踏み込んだ力作。60年代ヒッピーたちの聖典とされたが、執筆は何と40年代であまりにも過激な内容なので発表が見合わさ...

火星探査船の生き残りだった両親の間に生まれた「火星人」マイケル・スミスは 莫大な財産を相続し、異星の秩序を普及させていく。フリーラブ、カニバリズムなどのタブーに大胆に踏み込んだ力作。60年代ヒッピーたちの聖典とされたが、執筆は何と40年代であまりにも過激な内容なので発表が見合わされていたという

文庫OFF

2026/04/06

火星人のスミスは笑いを理解した。人殺し、奴隷制度、差別といった暴力は人間のユーモアだ。本当は星4あげたい。

Posted byブクログ

2026/03/19

読んでいる最中なので内容への評価は保留。それ以前に、翻訳が悪いのか、文章が非常に読みづらい。 例えば、 「しかし、ハーショーは、おもしろがってこの動物が見よう見まねで人間の模型になっていくのを見ているうちに、その喜びは彼になんの幸福感もあたえてくれないのだった。」 という一文...

読んでいる最中なので内容への評価は保留。それ以前に、翻訳が悪いのか、文章が非常に読みづらい。 例えば、 「しかし、ハーショーは、おもしろがってこの動物が見よう見まねで人間の模型になっていくのを見ているうちに、その喜びは彼になんの幸福感もあたえてくれないのだった。」 という一文があるのだが、前半と後半の接続がすんなり飲み込めない。原文を当たってみると、 "But, while Harshaw enjoyed watching this unique animal develop into a mimicry copy of a human being, his pleasure afforded him no happiness." となっていて、どうも訳文の助詞の選び方が悪いように思える。 「しかし、ハーショーが、この動物が見よう見まねで人間の模型になっていくのをおもしろがって見ている間、その喜びは彼になんの幸福感もあたえてくれないのだった。」 なら(これが良い訳とは言わないが)もう少し分かりやすいように思う。 元々、小説の中に出てくる火星人の視点からの描写が、意図された分かりにくさを通じて精神構造の根本的なギャップを演出しているのだが、この訳文のせいで本全体が必要以上に分かりにくくなっている気がする。 読みやすい新訳出して欲しい。

Posted byブクログ

2026/02/06

長い。とにかく長い。楽しめたというより正直苦痛が勝る。 読書後の解説のお陰で初めてこの本の良い点に気付かされた。778ページの本編からは無理だった。 火星出身の人間という惹かれる設定x超長編=>胡散臭いカルト教団、という帰着になるとは誰も思わんって、、、

Posted byブクログ

2026/02/01

ハインラインの名著の一つ 宇宙の戦士と味付けが全然違うのに、書かれた年代と量を考えると、ほぼ同時期か、宇宙の戦士の直後に書かれているはず そう考えて両作品併せて読む事で、自由と立場と責任と不自由さを上手く表現していてとてつもない作品だと思います ジュバル博士が徹頭徹尾優しいのと、...

ハインラインの名著の一つ 宇宙の戦士と味付けが全然違うのに、書かれた年代と量を考えると、ほぼ同時期か、宇宙の戦士の直後に書かれているはず そう考えて両作品併せて読む事で、自由と立場と責任と不自由さを上手く表現していてとてつもない作品だと思います ジュバル博士が徹頭徹尾優しいのと、自由に振る舞ったマイクの最後の不自由さが、とても美しいと思います

Posted byブクログ

2026/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

宗教、性、常識、社会集団、難しく触れにくいテーマに、異星人の目線で切り込んでおり、自分の中になかった発想を吹き込んでくれ、非常に面白かった。 地球と火星の対比で、火星の方が文化が進んでいるという書かれ方で読んだが、改めて文字にすると雑婚や食人、共同体など、現実に聞いたら怪しい宗教でしかないと思われる。しかし、作品を読んでいると、これも人類の先の姿で理にかなっているのかもしれないという妙な説得力があった。作中ではこれらの火星的文化は大多数の人間に拒絶感を持って迎えられ、教祖である火星の男=マイケルは殉教するが、イエスが殉教して伝説となりキリスト教が広まったように、火星教(宗教とは違うのだが便宜的に)も物語の後に広まっていくのかもしれないと思わされるラストだった。 待てば満ちる、汝は神なり的なセリフが印象に残っている。

Posted byブクログ

2025/11/13

長かった。 とにかく長かった。 前半は比較的に読みやすかったが、後半に入ると、理解というかハインラインが伝えたいことを受け止めれずに物語が進んでいる印象だった。 この後半部分を面白く読める人はかなり頭が良いのではないかと思う。 ただ、読めない人でも、頭は少し柔らかくされるので...

長かった。 とにかく長かった。 前半は比較的に読みやすかったが、後半に入ると、理解というかハインラインが伝えたいことを受け止めれずに物語が進んでいる印象だった。 この後半部分を面白く読める人はかなり頭が良いのではないかと思う。 ただ、読めない人でも、頭は少し柔らかくされるので読んで損な気ないと思う。

Posted byブクログ

2025/09/21

火星で生まれて生き残った地球人ヴァレンタイン・マイケル・スミス。彼は地球に向かい、地球人と生活するが、スミスと地球人ではものの見方が根本的に異なる。また世界連邦の法律に基づき、火星の所有権は彼にあり、それにより、彼は地球における政争に巻き込まれた。このように本作は、世界の認識の仕...

火星で生まれて生き残った地球人ヴァレンタイン・マイケル・スミス。彼は地球に向かい、地球人と生活するが、スミスと地球人ではものの見方が根本的に異なる。また世界連邦の法律に基づき、火星の所有権は彼にあり、それにより、彼は地球における政争に巻き込まれた。このように本作は、世界の認識の仕方の違いや、スミスから見た地球人の言動など、風刺の要素が散りばめられている。

Posted byブクログ

2025/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ハインラインと言えばSFの大家というよりは私にとってはジュヴナイル小説家で、読後感の良い作品を期待していた。が、この作品は作者の頑迷な信条と質の悪い皮肉に塗れており、現代人の視点で読むのはかなり厳しいと言わざるを得ない。 SFといえばSFだがハードSF的な科学技術の考証があるわけでもなく、思考実験としてSFを舞台に選んだという趣。その思考実験の内容の半分がセックスと宗教というのには呆れ果ててしまった。古い作品なこともあり男女二元論に凝り固まっているし、とても読めたものではない。

Posted byブクログ

2025/01/25

火星で生まれた人間が地球に来たら? 法律的、生物的、政治的、宗教的にどんな問題が起きるか。 その火星人の常識や世界観は、地球とはまったく別のものになる。 しかもその火星人が特殊能力を持っていたら? 一人の火星人の男とその他人類との地球上での物語を描くSF作品。 ちょっと長すぎる...

火星で生まれた人間が地球に来たら? 法律的、生物的、政治的、宗教的にどんな問題が起きるか。 その火星人の常識や世界観は、地球とはまったく別のものになる。 しかもその火星人が特殊能力を持っていたら? 一人の火星人の男とその他人類との地球上での物語を描くSF作品。 ちょっと長すぎる感はある。 「善だけでは絶対に不十分です。しっかりした冷たい知恵が、善をなしとげるためには必要なんです。知恵のない善は、つねに悪をともないます。」(737頁)

Posted byブクログ