グ、ア、ム の商品レビュー
母と娘ふたり(あまり仲が良くない!)がグアム旅行。 何気ない数日なのに、ちょっと噴出してしまったり、「そうそう、あるよねー、そんなこと」と思わせる。 家族ってそんなものかもしれません。仲良しでもなく、崩壊するでもなく、家族であろうとする意思は皆ある・・・だけど、 ちょっと、ギクシ...
母と娘ふたり(あまり仲が良くない!)がグアム旅行。 何気ない数日なのに、ちょっと噴出してしまったり、「そうそう、あるよねー、そんなこと」と思わせる。 家族ってそんなものかもしれません。仲良しでもなく、崩壊するでもなく、家族であろうとする意思は皆ある・・・だけど、 ちょっと、ギクシャクする、それが良くある家族風景なのでしょうか?
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なーんか楽しかったです。あるある〜と思いながら、ハラハラしながら、イライラしながら、ほっこりしながら。ただの家族の話じゃないです。深め。
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この人の書くものはいつも自我自我なのですが、今回は一味違って家族の話。 やっぱり自意識というテーマは出てくるけど、個人というより「家族」にスポットが当たっていて、なかなか面白かった。
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日経新聞に紹介された本として本屋に宣伝されててこないだグアムにいったばっかりだったこともあり購入。 自分勝手なおねえちゃん、一見しっかりものの妹、姉妹に気を使いっぱなしなお母さん、ちょっとかわったお父さん。 その母・姉妹、おんな3人のグアム旅行。天気はやっぱり最悪。 別になにも解...
日経新聞に紹介された本として本屋に宣伝されててこないだグアムにいったばっかりだったこともあり購入。 自分勝手なおねえちゃん、一見しっかりものの妹、姉妹に気を使いっぱなしなお母さん、ちょっとかわったお父さん。 その母・姉妹、おんな3人のグアム旅行。天気はやっぱり最悪。 別になにも解決されずに物語は終わっていくけど、めちゃくちゃ勝手なおねえちゃんを見て自分もちょと反省するところがあるかな。。。 黒いうさぎ、おもちを死んだら必ずまた次の代の黒いうさぎをこっそり買っておもちは常に生きているようにしているお父さん、出番は少ないし、ひょうひょうとしてる印象があるけど、とても存在感があった。
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ボンヤリとしたリアリスト、堅実なリアリスト、すこーしズレた普通のリアリスト。JR総武線と丸ノ内線と神田川の例えがなんとなく解る。おもち八代目と共に3人の女とは遙か離れた地にいるオヤジは、さしずめ聖橋なのかもな〜。これによく似た家族を身近で知っているわ。家族とは血縁とは、何を共にし...
ボンヤリとしたリアリスト、堅実なリアリスト、すこーしズレた普通のリアリスト。JR総武線と丸ノ内線と神田川の例えがなんとなく解る。おもち八代目と共に3人の女とは遙か離れた地にいるオヤジは、さしずめ聖橋なのかもな〜。これによく似た家族を身近で知っているわ。家族とは血縁とは、何を共にし、何を異にする関係なのだろうか。ひょっとすると、ある一点までは容易に理解し合えても、それ以上は決して分かり合えない関係なのかもしれない。それは他人とは容易に分かり合える部分なのだろうな〜。家族とは意識ではなく無意識においてのみ理解し合える関係なのかな〜。と思いましたとさ。相変わらずビジュアル的だが、今までの本谷作品とはチョッと違う感じを覚えた。なんとなく桜庭的…とでも言うのでしょうか。そういえば二人とも裏日本の女だっけ。あ!自分もそうだ。裏日本人にグアムは眩しすぎるよ。
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新聞の書評で気になり、読んでみました。 母と姉と妹の親子旅行の痛々しさは、ある、ある、って感じがしたのですが、、。 ただ、この本の面白さの理解力が自分にはなかったんだと思います。
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