オレたち花のバブル組 の商品レビュー

池井戸潤【著】

2010/06/28

半沢はいつ見てもカッコいい。前回よりは出世して東京中央銀行本部営業第2部次長になって、老舗の巨大ホテルの不正な融資と金融庁の検査を半沢で乗り切ろうと画策する。ホテル側、金融庁側と大和田常務とﾀﾐﾔ電機との密約の転貸状態の3千万円の行方を追求する痛快ﾊﾞﾌﾞﾙ入行組。最後に半沢はいったどこへ行ったのか気になる。続編早くでないかしら。

2010/04/03

以前読んだ「オレたちバブル入行組」の続編。
銀行の中堅社員となり、責任も倍増した半沢や近藤たち・・・

こういう続編というのはどうしても読みたくなってしまうね。
面白かった本の登場人物には感情も移入するので、気になってしまうのだ。

巨大な敵は金融庁・・・そして見えない敵は内部に巣食っている。
外からも内からも攻撃を受けながら、それを乗り越えていく彼らのあくなき執念に感服！

サラリーマン生活をしていく上でのバイブルとなる小説かもしれない。

2011/01/15

東京中央銀行営業第二部次長の半沢は、巨額損失を出した老舗のホテルの再建を押し付けられる。おまけに、近々、金融庁検査が入るという噂が。金融庁には、史上最強の“ボスキャラ”が、手ぐすねひいて待ち構えている。一方、出向先で、執拗ないびりにあう近藤。また、精神のバランスを崩してしまうのか……。空前絶後の貧乏くじをひいた男たち。そのはずれくじを当りに変えるのは自分次第。絶対に負けられない男たちの闘いの結末は?!

2009/10/07

◎第２２回（２００９年）山本周五郎賞候補作品。

２００９年９月２６日（土）読了。

２００９−９６。

2009/12/31

会社員が皆多かれ少なかれ日々感じる理不尽さ、
やりきれなさに対し、泣き寝入りせず敢然と立ち向かうサラリーマン小説。
「オレたちバブル入行組」の続編でもあります。

今回は、出向先で執拗ないびりを跳ね返す近藤さんが活躍します。
痛快です。気持ち良かった。

それにしても信用取引ってコワイの〜

2009/10/04

銀行の同期3人が中心になって内部の事情に・・・
興味深くおもしろく読めました。
ラストまで大団円って訳じゃありませんが、ラストの主人公の台詞はなかなか深いです。

2009/10/07

面白かったぁ。やっぱり金融内部はこの方へオマカセだ。近藤が最後には家族を第一に考えたのが現実的でよかった。半沢のような銀行員は全体の何百分の一か?それとも何千分の一か？？？

2009/10/04

爽快な気分にさせてくれる。前作よりも、主人公の圧倒的な勝利にならないところも良かった。次回作も楽しみ！

2009/10/04

相変わらずの勧善懲悪は気持ちいいんですが、今回の結末はいつもと違ってちょっと後味が悪くてそれが残念。この結末だと続きが書けないような…