オレたち花のバブル組 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
池井戸さん得意の銀行もの。悪く言えばワンパターンだけど、 やっぱり痛快で読んでいて気持ちいい。ただ本編は若干主人公がやりすぎているような気がする。相手の弱みに付け込んで、自分に有利に持っていこうとするやり方は読んでいてちょっとひいてしまう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
オレたちバブル入行組の続編です。 前回の主人公”半沢”が出世したポジションで活躍する ストーリー。 今回の喧嘩の相手は、”金融庁”の役人。 さらに役員との喧嘩も含まれています。 今回も前回同様、半沢は追い詰められていきます。 最終的には出向目前の立場まで追い込まれる中、 土壇場で、金融庁の役人を押し返し、役員も押し返し、 寄り切ります。 なかなかここまでのことができるサラリーマンはいませんが、 それは物語だからということで。 ただ残念なのは、今回の喧嘩は最終的には両成敗と言う事に・・・。 これは作者がこの”連続物”をさらに進化させるためなのか、 ここで”上がり”にするためなのかはわかりませんが、 ”半沢”の活躍をもう少し見続けて行きたいと思うのは 私だけでしょうか? 続編を望みます。ってもう出てるんだっけ・・・。(;´▽`A``
Posted by
バブル入行組の続編。巨額損失を出したホテルの再建を任された半沢が、銀行内の派閥争いや金融庁の査察に立ち向かうストーリーは前作同様痛快。 小狡い取締役やオネエ言葉の金融庁の査察官など敵役のキャラが立っているうえに、似たような人間が自分の会社にもいるなあと思いながら読了しました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ロスジェネの前作。巨額損失を出した老舗ホテルの再建、金融庁との対決、出向先での執拗ないびり・・・ 今、自分がしなくてはいけないことを真剣に考え努力すればいい 改めて教えてもらいました。 さ、今日も仕事頑張りましょ~
Posted by
銀行員のフィクション イエスマンを否定した爽快な漫画チックな内容。イエスマンにもそれなりの理由があることを認め、落とし所をうまく見つける。正義も感じる。 忘れかけていたことを思い出させる内容。 今の自分にも当てはまると感じた。ビビらず、信じたとおり思い切ってやろうと決意。
Posted by
銀行を舞台にした企業小説。花のバブル組も精神を病んで休職したり、出向先で居心地の悪い思いをしたり、そrてでもバンカーとしての矜持を保つために、彼らは行動を起こした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
銀行内での隠蔽工作や不正融資を正義の理論で粉砕し、窮状からの大逆転は熱くなりスカッとします。前作よりスケールアップさせた多層な関係構図を配し、とても楽しく読めました。 ババを引かされた主人公の半沢。良識の視点から見えてくる疑念や違和感へ、鋭く切り込む胆力が魅力。後半で同期の友人である近藤が懐柔されても、その対応がカッコイイ。そして手詰まりかと思いきや、僅かな隙を見つけ出してきっちりラスボスを切り崩す流れは非常に鮮やか。全篇において、半沢の職業人としての矜持が一貫していると感じた。またラストの半沢の処遇で、完全勝利とはならない展開に一抹の苦味が効いてて良かった。
Posted by
ロスジェネ読んで懐かしくなって再読。 ウチもちょうど金融庁来ててバタバタだったんで楽しく読めた。話盛り過ぎ感は否めないけど。
Posted by
行内での闘い、対金融庁、更には出向先での闘い、そしてちょっとした家庭でのバトル。 向かうところ敵だらけだが、結局自らを救うのは確固たる信念と人脈の二つ。 どっちも乏しい私。トホホ。 【図書館・初読・10/3読了】
Posted by
銀行員 半沢の活躍を描いたバブルシリーズ2作目の作品を一気に読了しました!この作品も相変わらずの半沢の銀行員としての正義を貫く姿勢のかっこ良さがいいですね! また、鼻につく銀行員のお偉方や金融庁の役人、不正を働く者など悪い奴らと物怖じせず、正面から対峙し、ぎゃふんとやっつけるとこ...
銀行員 半沢の活躍を描いたバブルシリーズ2作目の作品を一気に読了しました!この作品も相変わらずの半沢の銀行員としての正義を貫く姿勢のかっこ良さがいいですね! また、鼻につく銀行員のお偉方や金融庁の役人、不正を働く者など悪い奴らと物怖じせず、正面から対峙し、ぎゃふんとやっつけるところが本当に爽快です。 しかし正義を貫くばかりではなく、心のおける同期を大切にするところも半沢のいいところです。 続く「ロスジェネの逆襲」で、なぜ半沢が出向させられたのか?という理由も分かり、すっきりしました。 また続編作って欲しいですね!
Posted by