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クビシメロマンチスト の商品レビュー

3.8

132件のお客様レビュー

  1. 5つ

    31

  2. 4つ

    44

  3. 3つ

    34

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    1

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2024/08/11

前作より推理が減っている感じ。 主人公の内面を描いた作品である。そこに注目して楽しめる方と推理小説として読む方の判断が分かれる作品です。 また、最後の暗号もよくわからなくてググりました。 鴉の濡れ羽島で起こった密室殺人事件から2週間。京都、私立鹿鳴館大学。「ぼく」こと“戯言遣...

前作より推理が減っている感じ。 主人公の内面を描いた作品である。そこに注目して楽しめる方と推理小説として読む方の判断が分かれる作品です。 また、最後の暗号もよくわからなくてググりました。 鴉の濡れ羽島で起こった密室殺人事件から2週間。京都、私立鹿鳴館大学。「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”が級友・葵井巫女子とその仲間たちと送る日常は、古都を震撼させる連続殺人鬼“人間失格・零崎人識”との出会いによって揺らめき脆く崩れ去っていく――。そして待ち受ける急転直下の衝撃。1つの世界が壊れる“そのとき”を描ききった新青春エンタの傑作!

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2024/03/08
  • ネタバレ

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1作目よりは驚きが落ちるが、それでもやはり面白い。 巫女子ちゃんが最初ウザイと思ったけど、いーたんの「甘えるな」の一言に笑ってしまった。ちょっと可哀想なのが彼女のキャラに合ってる。

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2023/12/13

トリックを描きたかったわけではなく 人間の性みたいなものを描きたかったのはわかる 好きだが前作の方が好き

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2023/12/02

第1作と比べてしまうとミステリとしての完成度がやや弱い。しかし、本格ミステリのガジェットを入れ込み、それを昇華させる手法にはただただ脱帽である。

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2023/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【図書館本】終章で大どんでん返しを喰らわせられた本巻。意外な結末に驚きの連続でした。そして零崎人識、かっこよかった。名言とも呼べる「殺して解して並べて揃えて晒してやんよ」、このセリフに痺れました。そして巫女子ちゃん。どことなくふわふわしていてかわいい印象とは裏腹に激情的。嫌いじゃないけど動機がな……。本人は真面目だったんだろうけど。女って怖いですね。次巻も楽しみです。

Posted byブクログ

2023/07/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【再読】 残酷で後味の悪い話だった。 巫女子ちゃんのキャラもあって序盤はかなり楽しげな雰囲気な分、なおさら後半の陰湿さ、ネタバラシパートの気持ち悪さが際立っていた。 特に巫女子ちゃんの死に方が衝撃的、第一発見時の紙面での表現はかなりしっくりきた(死体を見つけるときはいつも下に目を落とすと思うから) クビキリサイクルと同様ちゃんとミステリしてるけど、トリックは全く覚えていなかった。 個人的に秋春くんのスタンスはやりすぎ、零崎といーちゃんがカラオケで1時間無言になってるシーンが好き

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2023/06/01

勢いで2作品目を読了。一言で感想表すなら 「好きが壱零零で嫌いが零だ」 あと、潤さんは魅力的で割と好きなキャラ。

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2022/12/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白い 衝撃といーちゃんの冷酷さ、巫女子のなんとも言えないもどかしさ 最後に分かるいーちゃんの残虐さ ドキドキさせられた。

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2022/06/21

加速度的に面白くなる戯れ言シリーズの2作目。本作で人識、哀川さんという今後の重要人物も登場し、人間離れした世界観もあるなかで殺人事件を解決するミステリとなっている。分厚さにめげずに読み進めてほしい。個人的にはミステリの一つの潮流にありムーブメントでもあったと思う戯れ言シリーズ。は...

加速度的に面白くなる戯れ言シリーズの2作目。本作で人識、哀川さんという今後の重要人物も登場し、人間離れした世界観もあるなかで殺人事件を解決するミステリとなっている。分厚さにめげずに読み進めてほしい。個人的にはミステリの一つの潮流にありムーブメントでもあったと思う戯れ言シリーズ。はまる人は多い。

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2021/12/21

「戯言」シリーズ第ニ弾。 日本へともどってきたいーちゃんは、京都の街を震撼させる殺人鬼の零崎人識(ぜろさき・ひとしき)に襲われ、さらにそのことがきっかけで、人識を追っている哀川潤(あいかわ・じゅん)とも深くかかわることになります。 その一方で彼は、葵井巫女子(あおいい・みここ...

「戯言」シリーズ第ニ弾。 日本へともどってきたいーちゃんは、京都の街を震撼させる殺人鬼の零崎人識(ぜろさき・ひとしき)に襲われ、さらにそのことがきっかけで、人識を追っている哀川潤(あいかわ・じゅん)とも深くかかわることになります。 その一方で彼は、葵井巫女子(あおいい・みここ)という明るい少女にさそわれて、おなじ大学に通うクラスメイトの江本智恵(えもと・ともえ)の誕生日パーティに参加します。ところが、パーティのあと、智恵が殺害されるという事件が起こり、その真相がしだいに明らかになっていくとともに、いーちゃんとクラスメイトたちとの関係も、思いがけない方向へと動いていくことになります。 前作に引きつづいて、「セカイ系」のライトノベルに対する批評性がはっきりと示されている内容でした。またこの巻も、哀川と人識という異能力者が登場するものの、ストーリーの本筋自体はおおむねミステリとしての枠内に収まっており、いーちゃんの語り口にストレスを感じないひとであれば、比較的すなおにたのしむことのできる内容だと思います。

Posted byブクログ