クビシメロマンチスト の商品レビュー
西尾維新先生の作品では1番好きなお話。傑作。 このトリックだけは分からなかったし、分かりたくなかった。 本シリーズ、今作より後は異能バトルの側面が強いので、ここまでがギリギリミステリかなという認識。 読後感はあまり良くないので、人によってはお勧めできない作品。
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いやぁ、痛い、痛い・・・。しっかし読ませるなぁ。ただ、いっちゃんの戯言などは、傲慢で自意識過剰で、俺様的で、ものすごく鼻につくんだけれども。どうして他の人間を自分の視点、価値観からしか見ないんだって思うけど。それでもなんだろう、文章にリズムがあって、分厚いのにするする読める。無差...
いやぁ、痛い、痛い・・・。しっかし読ませるなぁ。ただ、いっちゃんの戯言などは、傲慢で自意識過剰で、俺様的で、ものすごく鼻につくんだけれども。どうして他の人間を自分の視点、価値観からしか見ないんだって思うけど。それでもなんだろう、文章にリズムがあって、分厚いのにするする読める。無差別殺人をする零崎に対するいっちゃんは、他の人たちに上から目線で言ってることと矛盾していないか?!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
戯言シリーズ再読二冊目。やはりかなり忘れていた。犯人やトリックまで忘れていて、いーちゃんじゃないけど自分の記憶力大丈夫か?と思ったw。推理小説としても楽しめるけど今回はいーちゃんの心象、零崎との関係に注目した。やっぱり抽象的で理解できないところも多いけどそこが西尾維新独特で好きなところ。
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他のキャラクターの狂気が平凡に見えるほど、主人公の完全な空っぽさ。関わる人のバランスを崩してしまうのも当然かもしれない。 終始ひどい話、ひどいキャラクターのオンパレードだけど、それでも読後感が軽やかなのは独特の文体とセリフ回しのせいだろうか。
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人を愛することは容易いが、人を愛し続けることは難しい。人を殺すことは容易くとも、人を殺し続けることが難しいように。生来の性質としか言えないだろう、どのような状況であれ真実から目を逸らすことができず、ついに欺瞞なる概念を知ることなくこの歳まで生きてきてしまった誠実な正直者、つまり...
人を愛することは容易いが、人を愛し続けることは難しい。人を殺すことは容易くとも、人を殺し続けることが難しいように。生来の性質としか言えないだろう、どのような状況であれ真実から目を逸らすことができず、ついに欺瞞なる概念を知ることなくこの歳まで生きてきてしまった誠実な正直者、つまりこのぼくは、五月、零崎人識という名前の殺人鬼と遭遇することになった。それは唐突な出会いであり、また必然的な出会いでもあった。そいつは刃物のような意思であり、刃物のような力学であり、そして刃物のような戯言だった。その一方で、ぼくは大学のクラスメイトとちょっとした交流をすることになるのだが、まあそれについてはなんというのだろう、どこから話していいものかわからない。ほら、やっぱり、人として嘘をつくわけにはいかないし――
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かなり極端なキャラクター小説で好みが解れそうですが、キャラ同士の言葉の掛け合いが面白かったです。 二転三転する真相も楽しめましたが、構図が逆転する訳ではなく付け足した感じだったのでイマイチな気がしました。 また、ダイイングメッセージ【X/Y】の謎が投げっぱなしですし、トリックや動...
かなり極端なキャラクター小説で好みが解れそうですが、キャラ同士の言葉の掛け合いが面白かったです。 二転三転する真相も楽しめましたが、構図が逆転する訳ではなく付け足した感じだったのでイマイチな気がしました。 また、ダイイングメッセージ【X/Y】の謎が投げっぱなしですし、トリックや動機も不可解なので、ミステリーとしては中途半端な印象でした。
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クビキリがどんなキャラも個性豊かで面白かったので期待して読んだからか少し拍子抜けというか、クビシメは結構落ち着いてる感じがします。まわりがごく普通の人、という訳でもないんですが…。 個人的なお気に入りはみぃこさん。
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2+ シリーズ2作目。前作はカジュアルな文体の割りには意外と本格で、粗はあったがそれなりに面白かった。本作も同じ世界観の同路線だが、終盤繰り返される“実はこうでした”という真相の開陳にあまり面白味はない。あれにもこれにも意味がありました、伏線でしたというのも必然性は薄く、後付...
2+ シリーズ2作目。前作はカジュアルな文体の割りには意外と本格で、粗はあったがそれなりに面白かった。本作も同じ世界観の同路線だが、終盤繰り返される“実はこうでした”という真相の開陳にあまり面白味はない。あれにもこれにも意味がありました、伏線でしたというのも必然性は薄く、後付け感たっぷりのご都合主義でむしろうんざりさせられる。万能感溢れるキャラクターたちのマンガ的やり取りを好んで受け入れられなければ、さして楽しめる要素はない。
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違和感を感じながらも、ミスリードされた。 いっくんは嘘つきだ。。 今回本当に主人公メインです。 彼の無関心が逆に怖い。 何が正しいのかなんて、実はどうでもいい。 選択することが大事。
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前回の「クビキリ」が読み進めるのに、非常に苦労してたのに対して、近作はスラスラーと読めました。 次の展開が気になって仕方ない感じw ミステリーとして読むより、青春グラフティとして読んだ方が楽しめるカモメ。 ただ、最初の殺人の動機と、大ラス真相部分は、 個人的にX
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