短篇ベストコレクション 現代の小説(2008) の商品レビュー
★2008年10月18日 75冊目読了 『現代の小説2008 短編ベストコレクション』徳間文庫 日本文藝家協会編 評価B+ 石田衣良、宮部みゆき、大沢在昌、恩田陸、桜庭一樹、森見登美彦、山田詠美、小路幸也などBIG NAMEの短編を選んで集めた文庫。これまで知らなかった作家を含...
★2008年10月18日 75冊目読了 『現代の小説2008 短編ベストコレクション』徳間文庫 日本文藝家協会編 評価B+ 石田衣良、宮部みゆき、大沢在昌、恩田陸、桜庭一樹、森見登美彦、山田詠美、小路幸也などBIG NAMEの短編を選んで集めた文庫。これまで知らなかった作家を含め、選ばれた全体的な短編のレベルはかなり高い気がしました。勿論、テーマが無いだの、寄せ集めの感が強いだのケチを付ければきりがありません。しかし、世の中の機微というか、人生の一瞬を切り取った作品が中には見られます。特に 匂い梅ー泡坂妻夫、雪の降る夜はー桐生典子、図書館のにおいー関口尚、さみだれ-桜庭一樹、初鰹-柴田哲孝、蝉とタイムカプセル-飯野文彦、唇に愛を-小路幸也、は評価Aもしくはそれに近い感じでした。お奨めできる一冊です。ページ数は570ページ位あってちょっと分厚いですが、すぐ読めてしまいます。
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2009年版は既読だったので、もう1年遡った 最初の「絹婚式(石田衣良)」は夫婦生活がないけど最後はうまくいくという(われながらやる気がない下手な解説だなあ)おもしろくない話。 期待の「“旅人”を待ちながら(宮部みゆき)」は鈍い感じのお伽話。続く「黒豆(諸田玲子)」は不...
2009年版は既読だったので、もう1年遡った 最初の「絹婚式(石田衣良)」は夫婦生活がないけど最後はうまくいくという(われながらやる気がない下手な解説だなあ)おもしろくない話。 期待の「“旅人”を待ちながら(宮部みゆき)」は鈍い感じのお伽話。続く「黒豆(諸田玲子)」は不倫のヒロインがどうなるのかと思ったら、呆気ない幕切れ。「匂い梅(泡坂妻夫)」ほいい作品だろうが好みじゃない。ユーモラスな「笑わないロボット(中場利一)」も平凡なオチにがっかり。ファンキーな「涙腺転換(山田詠美)」もサッパリおもしろくない。ここまで朝の通勤時間。 飲み会、最終電車の後「秋の歌(蓮見圭一)」。思い出をきれいに綴るが、好みじゃない。ミステリータッチの「みんな半分ずつ(唯川恵)」もオチがイマイチ。あしながおじさんみたいなきれいなお伽話「雪の降る夜は(桐生典子)」はいい感じだ。 モテる男が主人公だとのれないから「黄色い冬(藤田宜永)」は好きではない。淡い恋の「図書室のにおい(関口尚)」も好きではない。テンポごとてもよいし、オチもスッキリの「ぶんぶんぶん(大沢在昌)」は気に入った。 期待の「弁明(恩田陸)」は読ませる文章はさすがの筆力なんだが、お話はおもしろくないなぁ。オカルトの「五月雨(桜庭一樹)」はサッパリおもしろくない。 こんなお話は初めての感覚だと思う新選な「初鰹(柴田哲孝)」はとても気に入った。料理のうんちくが多少ダラダラするが、気に入った。 エンディングが決まる「その日まで(新津きよみ)」は軽いタッチで読みやすい。冒頭が読みにくい「蝸牛の角(森見登美彦)」はパス。 大期待の「渦の底で(堀晃)」は懐かしい『トリニティ』が登場。これだけで満足だ。自身の思い出も含め、本作品が最高だ。うれしい。 オカルトの「蝉とタイムカプセル(飯野文彦)」はサッパリおもしろくない。「唇に愛を(小路幸也)」もパス。出だしは良いが、最後は奇妙な物語で終わる「私のたから(高橋克彦)」は期待ハズレ。 でも、堀作品が読めたし、柴田哲孝という新しい作家さんを発見できて良かった。
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アンソロジーって初めて読んだような気がします。 さらっと読めていいですね! これは森見登美彦の作品が入っているということで借りてきてみたのですが、蓋を開けてみたら『四畳半王国見聞録』ですでに読んだことのある作品だったので落胆。 それでも折角借りてみたんだから…と思って全部を読ん...
アンソロジーって初めて読んだような気がします。 さらっと読めていいですね! これは森見登美彦の作品が入っているということで借りてきてみたのですが、蓋を開けてみたら『四畳半王国見聞録』ですでに読んだことのある作品だったので落胆。 それでも折角借りてみたんだから…と思って全部を読んだのですが、どれも面白い良い作品ばかりでどんどん読んでしまいました。 もともと知っていた作家さんはとっても少なくて、石田衣良(作品はひとつも読んだことありません…)、宮部みゆき(『ブレイブ・ストーリー』と『ICO』だけ読みました)、恩田陸(『夜のピクニック』大好きです)、森見登美彦(単行本化されているものは全部読みました!)、山田詠美(『風葬の教室』…かな?)しかいませんでした。 ほとんどが知らない作家さんだったけど、様々な色があってとても楽しめました。 これがアンソロジーの良いところなんだろうなぁ。 面白かったのは、 笑わないロボット/中場利一、雪の降る夜は/桐生典子、図書館のにおい/関口尚 宮部みゆきの「“旅人”を待ちながら」は大好きな『ブレイブ・ストーリー』絡みでわくわくしました。 とっても読みごたえのある1冊だったなぁ。
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短編はさらっと読めちゃう分読み終わった感も短い…昨日借りて今日返す、を繰り返してると作者もあんまり頭に入らない>< 気になった作者のほかの著書を時間あるときに読みたいですね!時間ほしいですね!!
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絹婚式 石田 衣良/著 “旅人”を待ちながら 宮部 みゆき/著 黒豆 諸田 玲子/著 匂い梅 泡坂 妻夫/著 笑わないロボット 中場 利一/著 涙腺転換 山田 詠美/著 秋の歌 蓮見 圭一/著 みんな半分ずつ 唯川 恵/著 雪の降る夜は 桐生 典子...
絹婚式 石田 衣良/著 “旅人”を待ちながら 宮部 みゆき/著 黒豆 諸田 玲子/著 匂い梅 泡坂 妻夫/著 笑わないロボット 中場 利一/著 涙腺転換 山田 詠美/著 秋の歌 蓮見 圭一/著 みんな半分ずつ 唯川 恵/著 雪の降る夜は 桐生 典子/著 黄色い冬 藤田 宜永/著 図書室のにおい 関口 尚/著 ぶんぶんぶん 大沢 在昌/著 弁明 恩田 陸/著 五月雨 桜庭 一樹/著 ★★★★ 初鰹 柴田 哲孝/著 その日まで 新津 きよみ/著 蝸牛の角 森見 登美彦/著 渦の底で 堀 晃/著 蟬とタイムカプセル 飯野 文彦/著 唇に愛を 小路 幸也/著 私のたから 高橋 克彦/著
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21人の人気作家たちによる短編アンソロジー どれも読みごたえたっぷり。 他のアンソロジーで読んだことあるものも、チラホラ 1編が2~30分で読めるので手軽かな。 中で一番よかったのが「笑わないロボット」 これはオススメ!
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3月21日読了。名だたる21人の作家たちが2007年に発表した短編作品を21編収録。こういうアンソロジーものは好きだが、わざわざ一番面白くない作品を選んだんじゃないかと思うくらい、面白くない。2、3編はちょっといいやつもあるが・・・。どんな小説家も、打率10割とはいかないものなの...
3月21日読了。名だたる21人の作家たちが2007年に発表した短編作品を21編収録。こういうアンソロジーものは好きだが、わざわざ一番面白くない作品を選んだんじゃないかと思うくらい、面白くない。2、3編はちょっといいやつもあるが・・・。どんな小説家も、打率10割とはいかないものなのか、あるいは発表媒体に応じて力の入れ加減を調整しているのか?
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ジャンルを問わないのでミステリーあり、ブラックあり、ファンタジー??あり。 結末が良くわからないのもあり(笑) アンソロジーは普段読んだ事の無い作家さんの本が読めるので好きです。 好きな文体だと他の小説も読んでみたくなります。
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【所持有無】× 【読了日】081207 【キーワード】柴田哲孝 森見登美彦 小路幸也 【所感】執筆陣の豪華さに期待したが、意外とおもしろくなかった。 【備考】
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