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ロゼッタストーン解読 の商品レビュー

3.5

27件のお客様レビュー

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2025/09/05

時間の起源 第一章  エジプトの大地 第二章  生徒 第三章  大都会 第四章  教師 第五章  医者 第六章  クレオパトラ 第七章  王の知人 第八章  秘密を解いた者 第九章  翻訳者 第十章  言葉と文字を与えし者 謝辞 訳者あとがき 解説 吉村作治

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2025/05/18

レスリー・アドキンズら「ロゼッタストーン解読」読了。LLMを通じて言語に興味が芽生え、遺伝子やタンパク質の配列もまるで言語のように思え面白い。そんな中古代の言語に挑んだシャンポリオンが気になった。体が弱くとも苦境を乗り越えヒエログリフを解読していく様にワクワクした。どハマりは大切...

レスリー・アドキンズら「ロゼッタストーン解読」読了。LLMを通じて言語に興味が芽生え、遺伝子やタンパク質の配列もまるで言語のように思え面白い。そんな中古代の言語に挑んだシャンポリオンが気になった。体が弱くとも苦境を乗り越えヒエログリフを解読していく様にワクワクした。どハマりは大切!

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2025/04/10

シャンポリオンとその兄を軸に、ヒエログリフが解読されるまでの道のりを追った本作。 暗号解読にかけた人々にのみ焦点を当てたサイモン・シンの『暗号解読』などと異なり、シャンポリオンの人生に必ず付きまとってきたフランスの政治史もついてくるため、「謎を解く」というドキドキというよりも、人...

シャンポリオンとその兄を軸に、ヒエログリフが解読されるまでの道のりを追った本作。 暗号解読にかけた人々にのみ焦点を当てたサイモン・シンの『暗号解読』などと異なり、シャンポリオンの人生に必ず付きまとってきたフランスの政治史もついてくるため、「謎を解く」というドキドキというよりも、人生そううまくいかないよな、という大河ドラマのような楽しみ方ができる一冊である。 未知の言語の解読といえば、何人かの天才がつきものである。シャンポリオンも言語の天才であるが、だからと言って破滅的な人生を送ったりしたわけではなく、また、周囲から浮いた存在でもなかったことが非常に以外で、興味深かった。

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2024/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヒエログリフってロゼッタストーンがきっかけで解明されましたっていうざっくりしたことしか知らなかったけれど、まさかこんなに壮絶な時代に巻き込まれたり、妬み嫉み僻みで足引っ張られたりされながら解読されたとは知らなかった。まさか聖書の観点からも(聖書の世界が創られたとされるより前の歴史は認められない)や異端とされる扱いになる事柄もあって、宗教もなかなか考えものだと感じた。 ここに出てくる古代エジプトの考え方で、墓は永遠の家だから後世までしっかり残るものを作ってたというのはなるほどと思った。古代エジプトのが断然古いけど、色んな神がいて、その中に一人絶対的な存在がいてっていう考え方は日本の文化にも似ているし、そういう考え方は大昔の世界共通だったんだろうか。 この本のタイトル、日本でもわかりやすいようにという理由で変えたそうだけれど、正直イメージと違ってしまった感があるので、日本語タイトルも原題のままか、日本語タイトルの後ろに原題を和訳してつけてもよかった気がする。

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2024/04/19

エジプトに行ってこの本を読みました。王家の谷の墓の中とか、カルナック神殿、ルクソール神殿、アブ・シンベル神殿、壁から天井から、柱の下から上までヒエログリフが刻まれている。シャンポリオンをはじめとする学者たちがこれらを手で書き写していたとは、驚き! そういう努力と執念があったから解...

エジプトに行ってこの本を読みました。王家の谷の墓の中とか、カルナック神殿、ルクソール神殿、アブ・シンベル神殿、壁から天井から、柱の下から上までヒエログリフが刻まれている。シャンポリオンをはじめとする学者たちがこれらを手で書き写していたとは、驚き! そういう努力と執念があったから解読ができた。四千年の昔に、ヒエログリフを作り、後生に伝えていたエジプト人も凄い! シャンポリオンの見たエジプトの遺跡は、今では見れないものも。現地民が破壊したり、調査に来た国が持ち出したり。シャンポリオンも、過剰な発掘を嘆いていたが、フランスのコンコルド広場のオベリスクは彼が持ち出したものとは!人類の宝が後生に伝わることを願います。

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2019/01/12

イギリスとフランスは仲悪いが、イギリス人が史実を客観的にまとめ上げている点に注目した フランス革命期の激動の時代背景や、当時の人々の感性が良く見て取れる 200年前の人々も現代と同じように古代文明に魅了されていたことは感慨深い 余談ながら、エジプトなどの国々はイギリスに対して遺跡...

イギリスとフランスは仲悪いが、イギリス人が史実を客観的にまとめ上げている点に注目した フランス革命期の激動の時代背景や、当時の人々の感性が良く見て取れる 200年前の人々も現代と同じように古代文明に魅了されていたことは感慨深い 余談ながら、エジプトなどの国々はイギリスに対して遺跡品の返還を求めているそうで、フランス人もイギリス人を盗っ人呼ばわりするところをよく見る 実際に大英博物館でロゼッタストーンを見てきたが、結構文字がダメージで読みにくくなっている印象を受けた 当時は写真もなかったので、手書きで書き写していたというから人間のすごさを感じる

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2018/10/20

エジプトのヒエログラフの解読を成し遂げたシャンポリオンと競争者の話。「フェルマーの最終定理」や「暗号解読」ほどには面白くなかったな。

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2018/06/30

大英博物館でこれだけは観たかったロゼッタストーン…。それに触発された同時代の人間達の思い、分かります。 あれを見たら、やらないではいられない。 そして探究心だけでは済まされない当時の時代背景。やはりいつでも政治というのは恐いな〜。

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2016/02/06

おもしろかった! 今まで、ロゼッタストーンは、三種の文字が並列されているんので、それらを単純に参照してヒエログリフを解読したのかと思っていたが、そんな単純に解読されたのではないということがよくわかった。 それにしても、学問は政治に左右されるものである。 また学問は、同じ分野の研究...

おもしろかった! 今まで、ロゼッタストーンは、三種の文字が並列されているんので、それらを単純に参照してヒエログリフを解読したのかと思っていたが、そんな単純に解読されたのではないということがよくわかった。 それにしても、学問は政治に左右されるものである。 また学問は、同じ分野の研究者たちの間にさまざまな軋轢を生むものでもある。 本書を読んで、エジプトに行ってみたくなった!

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2015/05/26

本書の内容はその名の通り、古代エジプト文字読解の立役者であるフランス人Jean-François Champollionと、古代エジプト文字の歴史についてである。 ヒエログリフ(hieroglyph)とは、ヒエラティック、デモティックの3種類の古代エジプト文字の一つで、神官など...

本書の内容はその名の通り、古代エジプト文字読解の立役者であるフランス人Jean-François Champollionと、古代エジプト文字の歴史についてである。 ヒエログリフ(hieroglyph)とは、ヒエラティック、デモティックの3種類の古代エジプト文字の一つで、神官などの位が高い人間のみ読み書きができた文字であり、時とともに読むことができる人間が少なくなり当時では失われた文字であった。 一般に、未知の言語を読解するためには、その言語(文字)で書かれた(大量の)テキストが必要であるが、その文字のみから文法を読解する場合と、その言語とはほかの言語と比較することによって文法を読解する場合がある。 前者はマヤ文字読解のアプローチに近い方法で、後者がヒエログリフ読解のアプローチである。(前者の方が圧倒的に難易度が高く、読解できるのは非常にまれである。クレタ文明の線文字然り。マヤ文字の場合は文字は失われていたが、読み方の一部は伝わっていたそうな。) 幸運にも、ヒエログリフ、デモティックそしてギリシア文字で記述されている石板がエジプトのロゼッタで1799年に発見された。 そこから読解の歴史が始まる。 当時もギリシア文字は読むことができたからといって、簡単にヒエログリフが読解されたわけではなかった。 それ以外にも大量のテキストを比較参照し、並外れた洞察力といくつもの大胆な仮定をして読解を進めていく必要があった。 (少し考えるとわかるが、英語で書かれた文章と日本語で書かれた文章から日本語の文法を理解することは非常に難しい。とくに、英語にはない概念で日本語には存在する概念およびその逆に相当するものがある場合は、非常にやっかいとなる。例えば、英語で言う完了形や冠詞、助詞等)) Champollionは、子供のころから語学の才能に恵まれており、かつ古代エジプト文字の親戚であるコプト語に堪能であったことが有利に働いた。 しかし、才能と同時に比較する教材が必要であった。当時のフランスはイギリスと敵対しており、エジプトもフランスとイギリスで分割して納めていた。それゆえに、発掘物もその発見された場所によってどちらの国に移送されるのかが決まっていた。 ロゼッタストーンがもしイギリス(現在は大英博物館に展示されている)ではなくフランスであったならばChampollionの読解も少し早まったのではないかと考えられる。 なお、本書でも書かれている通りロゼッタストーンが読解に重要な役割を果たしたことは議論の余地はないが、これが読解に決定的かつ本質的に重要であったという意味ではない。 Champollionは、エジプトで発見された遺物に書かれたヒエログリフを丹念に調べて、文法を再構築していったのだ。 当時、フランスでは革命の嵐の真っ最中でありChampollionがその嵐の中で政治的な軋轢に苦しんだ様子が本書から良く伝わってくる。 それにも負けず、頑固たる決意で読解を進めた彼の情熱と才能には筆舌に尽くしがたいものを感じる。 その悲劇の中で、彼は41歳という若さで夭折するが、彼が成し遂げた業績は今後も色あせることなく歴史が語ってくれるだろう。 ちなみに、彼はフランス人の中でも歴史的な有名人であり、彼にちなむ道路や博物館などがあり観光スポットとして人気らしい。

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