東京島 の商品レビュー
第44回(2008年)谷崎潤一郎賞受賞作品。 2008年11月29日(土)読了。 2008−113。
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途中やる気無くなった感じ?がしたかなぁ。 自分がかもしれないけど、 もっと残酷な感じかとドキドキしながら読んでたから あれ?って感じがした
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うーん・・まぁ・・要はなんだか桐野ワールド全快で しかも今までに無い設定なんだけど・・・(無人島で 女1人対男30人)もうちょいエグイ話を期待してた? だけになんか肩透かし感は微妙に否めません・・(笑) 相変わらず良い人は一人も出てこないし、たまに 出てきても胡散臭さムンムンの...
うーん・・まぁ・・要はなんだか桐野ワールド全快で しかも今までに無い設定なんだけど・・・(無人島で 女1人対男30人)もうちょいエグイ話を期待してた? だけになんか肩透かし感は微妙に否めません・・(笑) 相変わらず良い人は一人も出てこないし、たまに 出てきても胡散臭さムンムンの人物描写はリアルで 面白いけど・・話がねぇ・・・ちょいと微妙・・ でも俺はこの人の小説は好きなんで良いんだけど・・(笑) なんかどこに居ても人間の本性なんて似たような もんだという認識に関しては共通かなぁ?
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2008年11月11日 読み終わりました(゚ω゚) あたしは必ず、脱出してみせる――。 ノンストップ最新長篇! 32 人が流れ着いた太平洋の涯の島に、 女は清子ひとりだけ。 いつまで待っても、無人島に助けの船は来ず、 いつしか皆は島をトウキョウ島と呼ぶようになる。 果たして、...
2008年11月11日 読み終わりました(゚ω゚) あたしは必ず、脱出してみせる――。 ノンストップ最新長篇! 32 人が流れ着いた太平洋の涯の島に、 女は清子ひとりだけ。 いつまで待っても、無人島に助けの船は来ず、 いつしか皆は島をトウキョウ島と呼ぶようになる。 果たして、ここは地獄か、楽園か? いつか脱出できるのか――。 欲を剥き出しに生に縋りつく人間たちの 極限状態を容赦なく描き、 読む者の手を止めさせない傑作長篇誕生! うわぁ〜嫌だぁヽ(;´Д`)ノ 人間の醜い感情がね、 リアルに描かれすぎてて 目を背けたくなるような話(´・ω・`) この女(キヨコ) 最低だ。 とは思いつつ 私も同じ境遇になったら 多分 同じように振舞ってしまうだろうと思って またゾッとする(((( ;゚д゚)))
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無人島に漂着してサバイバルな生活は絶対嫌。なんかもう最悪、普段隠していてたとしても危機的状態になると露呈するその人間の本質。外面・内面の不快さ醜さ愚かさ狡猾卑しさ弱さなど、ひとまず人の嫌な部分が全て書かれていてすごい。だが私はこういう話は好きではないから☆2つ!
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何はなくとも必要なものは 「男」と「女」 アダムとイブは引き裂かれ イブは東京に戻りました。トーキョーじゃなく。
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無人島にたどりついた人たちの様々な人間模様がみられる。 清子の女を武器にして生き残るたくましさ・・・ 後からたどり着いた中国人たち(ホンコン)に比べ日本人達の怠惰や狡猾さも垣間見れる。 面白くて2日で読んでしまった!
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TOKYO−JIMAと名付けられた無人島に遭難漂流した夫婦の日本人他、中国人、フィリピン人らが脱出を計ろうとするが潮流の関係で出来なくて小さな世界の中で、それぞれ生きていく。しかし、中年の女が男女の双子を出産。男の子は無人島に将来の無人島(国)を治める王子として残り、女の子は母親...
TOKYO−JIMAと名付けられた無人島に遭難漂流した夫婦の日本人他、中国人、フィリピン人らが脱出を計ろうとするが潮流の関係で出来なくて小さな世界の中で、それぞれ生きていく。しかし、中年の女が男女の双子を出産。男の子は無人島に将来の無人島(国)を治める王子として残り、女の子は母親とともに脱出し中国経由日本に帰り普通の高校生として生きる。内容的にはもうひとつふたつであった。
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トウキョウ人は退屈を凌ぐことに難儀し始めていたのだ。腕の入れ墨やパンツを裏返しに穿いたりするのが流行し、来ざるを捕まえてペットにするのが粋だと言われたりもした、。ホンコンが食材の枯渇を恐れて、生産性を高めていくのに対し、トウキョウは文化に走った。というより、個人の生き甲斐探しの方...
トウキョウ人は退屈を凌ぐことに難儀し始めていたのだ。腕の入れ墨やパンツを裏返しに穿いたりするのが流行し、来ざるを捕まえてペットにするのが粋だと言われたりもした、。ホンコンが食材の枯渇を恐れて、生産性を高めていくのに対し、トウキョウは文化に走った。というより、個人の生き甲斐探しの方が重要だった。 芋だのバナナだのトカゲだの、素材をそのまま焼いたり煮たりして食らう野蛮な食事には飽き飽きしました。私は文明が大好きなのです。小麦を育て、粉を作り、練って発酵させ、オーブンで焼くという行為。何という長い営みでしょうか。それこそが文明であります。…文明とは食物に如実に現れている。文明はこの島には皆無である。 さすが桐野夏生、はじける奇想と人間描写のグロテスクさが山田風太郎(「裸の島」)に拮抗している。あまり深く悩まない主人公たちのせいか、今回の作品はこちらの心の奥底に差し込んでくるような、はっとする箇所はなかったけれど、でも「うわ、ここまで登場人物をキビシく見るかぁ。桐野さんかっこよすぎ!」と半分受け、半分あきれつつ面白く読めた。ところで、動物性タンパク質は健康に生きていくのに不可欠なんだ?今現在、無人島にいる日本人っているのかな?現代ではあり得ないのかな?
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いつも桐野さんの小説の中の女性は、物語の中でどんどん強くしたたかになっていきますね。あと、作中の日記というか手記というか、そんなものが出てくるところとか、それぞれの登場人物の視点で語られるとことかに、桐野さんらしさが出てます。そういったわけで桐野夏生の本を読んだな〜という満足感を...
いつも桐野さんの小説の中の女性は、物語の中でどんどん強くしたたかになっていきますね。あと、作中の日記というか手記というか、そんなものが出てくるところとか、それぞれの登場人物の視点で語られるとことかに、桐野さんらしさが出てます。そういったわけで桐野夏生の本を読んだな〜という満足感を得られて、もちろんおもしろい小説でした。
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