クドリャフカの順番 の商品レビュー

米澤穂信【著】

2010/08/28

すごく面白かったです。古典部四人それぞれの目線で進む文化祭。特に料理バトルが良かった！わらしべプロトコルも意外な方向へ。。。

2010/08/26

古典部３作目。
今のところシリーズの中では一番好きです。
特にお料理対決が…。笑

相変わらず省エネ高校生が冴えてます。
こういう学園の文化祭の話が好きなので今回は特に楽しく読ませてもらいました。

2010/08/25

待望の神山高校文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。200部もの文集をどうやって売りさばくか、部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲――。この事件を解決して古典部の知名度を上げよう!目指すは文集の完売だ!!盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は事件の謎に挑むはめに・・・。大人気古典部シリーズ第3弾。

古典部シリーズの中では一番トリックが好きです。ABC事件っぽいのも王道だけど面白いから良し。「氷菓」の意味も相当好みだったけど、私は日常的謎より大きな謎を解く方がやっぱり好きみたい。ここにきて古典部員や入須にも慣れてきた感じがします。奉太郎一人よりも、四人目線の方がこんなこと考えてたんだ・・・と思うと楽しい。文化祭っていうのは、高校生活で修学旅行に並ぶビックイベントだと思います。"いつもと違う空気"を感じて"いつもと違う気分"になった生徒の気持ちを書くの上手いな～と感じました。短編集も楽しみだ＾＾

2010/08/19

古典部シリーズ３作目。待ちに待ったカンヤ祭。
物語が古典部４人それぞれの視点から語られているので
キャラクターの性格や考え方、文化祭のわくわく感が伝わります。
お料理バトルが楽しかった。
今までの２作より好き。面白かった。

うちの高校もイベントが盛り上がる学校だったし、
大学時代は諸事情で前年まで文化祭が無くて我々の代で再会されたりしたので
学生時代を思い出して胸が熱くなります。

交渉術は参考になりますね。「期待」って本当はそういう意味だったのか。

2010/08/07

古典部シリーズ3作目。
カンヤ祭に現れた怪盗(?)十文字！

名前の文字数のくだりで墓穴…な展開と、千反田さん視点の場面がすき。
「いやいや千反田さんそうじゃなくて…」と心の中で突っ込みながら読み進めてました('∀')

それと、十文字の気持ちはわたしにもなんとなく覚えがあるような…。

2010/07/29

折木奉太郎が主人公の ”古典部"シリーズ３作目です。
「クドリャフカ」は、宇宙へ行った犬の名前だそう。

ついに神谷高校の文化祭・「神谷祭」が始まります。
しかし、古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を
印刷しすぎ、大量の在庫（200部）を抱えることになって
しまったのです。部員が対策に頭を悩ませているなか、
学園祭でにぎわう学内では奇妙な連続盗難事件が
発生。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲―。
この事件を解決して古典部の知名度を上げれば、
文集の完売も夢ではない？!

シリーズで一番動きがあって、面白かったです。
語り手が、部員全員がかわるがわるというのも、
文化祭という「あっちこっちでイベント盛りだくさん」な場の
雰囲気を十分に伝えています。
お料理バトルの場面は手に汗握ってしまいました。
謎解きに関しては、いつも通り分かったような分からない
ような・・・。ただ、個性的な登場人物たちが魅力的で
「また会いたい」と思わせるのです。
謎の行動を繰り返す、奉太郎の姉についていつか
取り上げて欲しいものです。

2010/07/27

奉太郎意外の三人の視点からも書かれていてそれはおもしろいなと思った。奉太郎のお姉ちゃん、強すぎるだろ！
文集が減っていくのがすごいなと。結末もなかなかおもしろかったです。
パンチ、があんまりなかったけど。

2010/07/15

古典部シリーズ、第3作。

これまで2作は主人公・折木奉太郎の視点から
物語が描かれていたのに対し、
今回は主人公を含む4人の視点によって物語が描かれていきます。
それぞれの考えなどを垣間見ることができたのが楽しかったです。

何よりも「わらしべプロトコル」が好きです　笑。

2010/09/06

古典部シリーズ第3弾。

前二作品とは違い主人公以外の古典部員の視点からも
物語が語られ、彼らの魅力が溢れていました。
ストーリーもこれまでよりもずっとボリュームがあります。

舞台はついに迎えた学園祭。
そこで起きる奇妙な事件。

私の経験した高校での学園祭は大したものではなかったので、
その雰囲気がすごく楽しそうで羨ましかったです。

2010/07/02

「古典部シリーズ」三作目。前二作に比べるとかなりボリュームアップしたけど、読みやすさは変わらず。今回は視点が主人公のみじゃなくて、古典部４人からになってる。けど、それのおかげで各人の考え・気持ちが出て、次作につながる様な(伏線の様な)感じがした。