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砂の器 の商品レビュー

3.6

34件のお客様レビュー

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ドラマもよかったけど…

ドラマもよかったけど、原作はやっぱりすごいです。一度読んでみるといいと思います。

文庫OFF

数年前ドラマ化されて…

数年前ドラマ化されて大ヒットしましたが、個人的には、映画版が最高です。原作は、正直言ってあまり面白いとは思いませんでした。映画を先に見たためか、ミステリー的な謎解きなどの小手先がうるさく感じたので。ただ、戦前戦後の昭和の臭いがリアルに感じられたのは逆に新鮮な気がした。

文庫OFF

昔の作品ですが今の作…

昔の作品ですが今の作品と違って昔の感じがリアルに描かれているのが面白いと思います。ドラマを見た人もきっと楽しめます。

文庫OFF

古い本ですね。当時と…

古い本ですね。当時としてはすごかったんじゃないかなぁという匂いはありますが、全体的に少し重くて、そんなのあり?という意外性のトリックがありました。個人的には、松本清張の代表作ですが、原作はイマイチでは・・・?

文庫OFF

読みやすい文章と重い…

読みやすい文章と重いテーマ。宿命、業というのは悲しいものです。しかし感性としては、やはり古いと言わざるを得ない。

文庫OFF

誰からも愛される天才…

誰からも愛される天才ピアニストに殺人の動機はあるのか?世の不条理が切ない推理小説です。

文庫OFF

映画と併せてぜひ。

社会派推理小説の草分け的存在。迷宮入りした殺人事件を、執念で追う刑事。絡まった人間関係が少しずつほぐされ、作者のトリックに踊らされて行き着いたラストは……映画と併せて、読んでください。

やま

2024/03/30

少々長い作品だが古い作品とは感じないほど読みやすかった。 刑事今西のいかにも刑事らしいキャラが好ましかった。今西&吉村コンビの他の作品があれば読んでみたい。 ミステリーとしてはびっくりするような結末ではなく、それなりの面白さだった。

Posted byブクログ

2023/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

松本清張の小説を読むのは実は初めてなのだった。しかし小説も映画もこれだけ有名だと、読んでなくてもナンカわかったような気になってしまうものだけど、実際に読んでみるとずいぶん印象が変わるものだなァと思った。 「ヌーボー・グループ」と称する芸術家の集団が登場するけどこれはやっぱ「若い日本の会」のことなんだろうかと思っていたら、瀧口修造が主宰した「実験工房」がモデルだと言う人もいるらしい。しかしどっちにしろ、作中の芸術家たちは「既存の権力を破壊するんだー」としか言ってなくて、いくらなんでも幼稚すぎん? 作者は前衛が嫌いなんだなーというのはわかるんだけど……という感じ。また「前衛劇団」という(そのまんまな)名前の劇団が新劇をやってるというのもちょっと違和感がありましたが、作品の発表の時期を考えるとこれはしょうがないの鴨(まだ早稲小も状況劇場もなかった頃である)。そして軽薄な若者芸術家たちとは対照的に、事件の捜査の描写はひたすら地味で空振りばっかりで、自動的に「警察のみなさん、ご苦労さまです!」という感想を持たざるを得ないのだった。 方言周圏論とか戦災で消失した戸籍の再生とかいろんなアイディアがトリック?のネタになってるけど、超音波機器による殺人というギミックにはびっくりした。ずっとリアリズムでやってきていきなりこんなのを出すのはイカガなものかと思うんだけど、当時はセーフだったんだろうか。 とまあいろいろ申し上げましたが、さすが名作で面白かったです。

Posted byブクログ

2022/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

9年ぶりくらいに再読。 ・犯人候補として関川の描写に思ったよりも筆が割かれており、また事件への関与も大きかった。 ・超音波の機械の記憶は少し残っていたが、殺人のトリックそのものだったということは忘れていた。 ・ハンセン病に関する描写が思ったよりも少なかった。 おそらく映画版を見た時に、初読時の印象を上書きされたような気がする。

Posted byブクログ