子どもたちは夜と遊ぶ(下) の商品レビュー
人間は誰でも、大好きで泣かせたくない存在が必要なんだって。君が生きているというそれだけで、人生を投げずに、生きることに手を抜かずに済む人間が、この世のどこかにいるんだよ。 面白かった!! 途中で結末は見えてたけど、色んなそれぞれの感情の入り組み方とか、さすがって感じ。 そして...
人間は誰でも、大好きで泣かせたくない存在が必要なんだって。君が生きているというそれだけで、人生を投げずに、生きることに手を抜かずに済む人間が、この世のどこかにいるんだよ。 面白かった!! 途中で結末は見えてたけど、色んなそれぞれの感情の入り組み方とか、さすがって感じ。 そして、最後のエピローグ、考えてみたらベタベタやけど、最高やった・・・狐塚と会って欲しくなかったような、会わざるをえんかったような・・・
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初めて読んだ時はグロいところもあり、途中で読みやめてしまいましたが、どうしても気になり、読みました。最後のグワ〜〜〜と覆されるのは、さすが深月さん‼︎ちなみにこれを読み終わったら、「僕のメジャースプーン」を読むといいです。この話に出てきた登場人物が出てきます!
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下巻はまあまあ面白かったけど、かなり無理やり感はあったかな。とりあえず、辻村深月さんは女性の心理描写は得意だけど、男性の心理描写は的外れな印象が…。大筋の展開はほぼ予想通りだったし、辻村深月さんの作品にしては浅いと言うか安っぽい印象でした。あと、唯一、どんでん返し感があった狐塚と月子の件ですが、あれはいくらなんでも反則過ぎるかなとも思いました^^;。 ちなみに、時系列的には本作→「ぼくのメジャースプーン」→「名前探しの放課後」ですが、別に僕は本作は読まなくても大丈夫だと思います。
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読み終わった後の 鳥肌が止まらなかった みんなみんな愛しい 優しい嘘 目の奥がじんわりあつくなった どうかみんなが幸せでありますように
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上下巻読了。登場人物の掘り下げがしっかりしており、特に浅葱の不幸な境遇に胸が痛んだ。その為、浅葱は人殺しで取り返しのつかないことをしているのに、浅葱に感情移入してしまう自分がいた。iの正体が気になり後半一気に読み進めたが、理解が難しく、解説サイトを読んだ。(それでも理解が難しかっ...
上下巻読了。登場人物の掘り下げがしっかりしており、特に浅葱の不幸な境遇に胸が痛んだ。その為、浅葱は人殺しで取り返しのつかないことをしているのに、浅葱に感情移入してしまう自分がいた。iの正体が気になり後半一気に読み進めたが、理解が難しく、解説サイトを読んだ。(それでも理解が難しかった。) 読後感は何とも言えない。そして切ない。でも少し希望を感じる終わり方で良かった。 話に引き込まれたが、長くて読むのがきつかった部分もあった。だがそれは1人1人の人物描写がとても丁寧だからで、普通のミステリー小説では味わえない魅力を感じる。 最後は浅葱を含め皆幸せになってほしいと思えた。
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最初から、『これ、ひょっとして自分の嫌いな”あの”パターンかも』って、多少なりはそう思いながら読んでいたけど、残念ながらその予感は的中。どんな作家さんでも、とりあえず一度は書きたいものなのかな、このパターン。もう手垢にまみれまくっている気がするし、そもそも”これ”を苦手とする身と...
最初から、『これ、ひょっとして自分の嫌いな”あの”パターンかも』って、多少なりはそう思いながら読んでいたけど、残念ながらその予感は的中。どんな作家さんでも、とりあえず一度は書きたいものなのかな、このパターン。もう手垢にまみれまくっている気がするし、そもそも”これ”を苦手とする身としては(だって、何でもアリになっちゃうもの)、それだけでちょっと苦い気分になってしまう。それでもなお、本作を評価するのは、それを差し引いて余りある物語の求引力。最後にきて、立て続けに殺人が未遂に終わったり(通常は、回を重ねるほど精度が上がるのでは?)、とってつけたように語られる過去の同様の事件とかは(このタイミングに至るまで警察が見逃す?)、ちょっと首をひねりたくもなるけど、クライマックスのカタルシスで帳消し。何だかんだ言っても、さすが大したもんです、辻村深月。
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多重人格オチは途中頭を過ったけど、ちょっと無理がある気がしてしまってうーん… 浅葱に対して最後巻き込まれた人たちが甘すぎるのも個人的には納得はいかなかったが それでも話としては十分面白かった 特に追い詰められていく浅葱の描写、見えない殺人鬼が身近に迫り来る恐怖感、 浅葱と月子の対峙のシーンは目を見張る それだけに、月子以外の一般側?の行動原理が少しだけ薄く感じられてしまった
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何とも切ない話でした。 彼らの行く末が気になり、読む手が止まらず。。 浅葱とi が交錯し始めるとこちらも頭の中を整理するのに必死でした。最後月子の病室での恭司と浅葱の関係がイマイチ分からず…理解力ないんかなぁ〜。 今までの辻村作品とは一味違う景色を楽しませてもらいました。かなりエグかったけど。。
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とにかくiの正体が知りたくて、一日で読んでしまった。ただ、夜に読んだこともあり、寝るとき少し怖かった。 伏線が回収されていく過程はいつも気持ちがいい。 毎回上下を別々に借りるので、辻村さんの作品は一緒に借りたほうがいいなと思う。後半がいつも気になる。 ただ今回の作品は少し怖か...
とにかくiの正体が知りたくて、一日で読んでしまった。ただ、夜に読んだこともあり、寝るとき少し怖かった。 伏線が回収されていく過程はいつも気持ちがいい。 毎回上下を別々に借りるので、辻村さんの作品は一緒に借りたほうがいいなと思う。後半がいつも気になる。 ただ今回の作品は少し怖かったなという印象。 怖い描写は飛ばしてしまったので、分かっていない部分も。
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殺人ゲームの果ての章。 数々の殺人を犯し精神的にズタズタになってしまった木村浅葱のその後。 関係する各登場人物。明らかになった孤塚と月子の意外な関係。 そして月子は…。 辛い気持ちになりながらも読むページが止まらない。 そんな作品でした。 結末は…。ゲームの犠牲になった人達の事を...
殺人ゲームの果ての章。 数々の殺人を犯し精神的にズタズタになってしまった木村浅葱のその後。 関係する各登場人物。明らかになった孤塚と月子の意外な関係。 そして月子は…。 辛い気持ちになりながらも読むページが止まらない。 そんな作品でした。 結末は…。ゲームの犠牲になった人達の事を考えると、少しないかなと。
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