パーフェクト・ブルー の商品レビュー
多分再読、おすすめの記事を見て、久しぶりに本著者の本でも読むかと手に取る。 有望な高校の野球選手が殺害される。依頼を受けた探偵事務所が真相を究明すべく動くが、思いもよらない展開に的ミステリー。犬の視点からもチョイチョイ話が語られる。 宮部みゆき氏初期の作品(1987年)学生...
多分再読、おすすめの記事を見て、久しぶりに本著者の本でも読むかと手に取る。 有望な高校の野球選手が殺害される。依頼を受けた探偵事務所が真相を究明すべく動くが、思いもよらない展開に的ミステリー。犬の視点からもチョイチョイ話が語られる。 宮部みゆき氏初期の作品(1987年)学生時代読んでいたらもっと楽しめたかもしれない。高校生主人公の若さゆえの暴走も目についてしまう。 本をあまり読まない学生さんの初めの一冊には良いかもしれない。特にスポーツやっている人とか。
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やっぱり宮部みゆきは裏切らないなっていう面白さ すごく印象に残るというわけではないけど、途中から引き込まれてしまった そして2019年の今読むとやっぱり時代を感じる箇所がそこかしこにある 30年の年月の流れを感じる
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薬品の人体実験。ありそうでありえない。コンプライアンスと騒がれる今の時代以前の話だが、いまでもありそう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
宮部さんの最初の単行本と知って読んでみました。30年近く前に書かれたせいか、出てくる小物に時代を感じます。言葉づかいも聞き馴染みのない物があったりして読みにくさもあり。ストーリーは兄の死を巡って弟と探偵事務所一家が奔走するのですが、弟の物言いが鼻につきすぎて(・・;)一昔前にはこういう少年いたのかもしれません。製薬会社の人体実験を背景に、真犯人は意外な人物でオチを付けるミステリー。読み応えはありましたが、読後はちょっとしんどい感じです。刊行当初に読めば印象は違ったのかもしれません。
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花形高校野球選手の焼死に始まる事件。 元警察犬、マサの活躍シリーズ。 ずいぶん久しぶりに再読。 マサが語り手って言うところがたまらない…。 読み始めてなんとなく思い出しましたが、しかしやっぱりめっちゃ面白いのであった。
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さすが宮部先生。 けっこう前の作品なのに、古さを感じさせない。 なおかつ、張られた伏線がすごい。 犬の視点で、なおかつあの人があれを…こいつがあれを… なんかいろいろやりきれないところはあったけど、おもしろかった。
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ラストの衝撃は大きく見応えあったけど、家族が悲しむ結果になってしまった。人間って弱いものなのかなぁ。。正しかったのは殺された本人だったのに。。
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■ザックリあらすじ 将来を有望されている人気ものの高校球児が焼き殺される・・という事件が起こった。 家出をしていた彼の弟、進也は、蓮見探偵事務所の人たちと共に事件の真相を追及していくのだが・・・ ■サラッと感想 読書後の後味が悪い。 そして、なんだかコテコテと取ってつけたような...
■ザックリあらすじ 将来を有望されている人気ものの高校球児が焼き殺される・・という事件が起こった。 家出をしていた彼の弟、進也は、蓮見探偵事務所の人たちと共に事件の真相を追及していくのだが・・・ ■サラッと感想 読書後の後味が悪い。 そして、なんだかコテコテと取ってつけたような仕掛けがあるなぁ・・・というのが率直な感想。 物語りの語り手は探偵事務所の犬のマサ。 最後に大活躍をするが、特にワンコ目線の際立ったものがあるわけでもなく、犬を語り手にする意味がいまいちピンとこない。 最後のどんでん返しはショッキング度大だが、私的にはいらんかった。 創作とはいえ、あんなに歪んだ親の愛の存在は否定したい。 読者を引きつけるための?!コテコテした仕掛けがなくても、 薬剤開発の闇、人気高校球児を取り巻く思惑・・などが背景にあって面白い素材だと思うし、高校球児の事件と大同製薬への恐喝事件が、点から線に繋がっていく過程はスリリングだったのに・・・ なんだか残念な感じ。 ついでに言うと、本のタイトルもピンとこない。
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語り手に犬を選んでいますが,その意味が掴めません。 宮部作品の傑作「火車」にある期待と緊張感を求めましたが,平凡でした。 また,語感が粗く感じられたのは,宮部さんの最初の頃の作品だからでしょうか。
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何度読んでも犯人の行動に疑問を抱いてしまいます。もっと他に方法があったのではないでしょうか。 まあ、ある意味それが衝撃的ではありましたが(笑)
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