パーフェクト・ブルー の商品レビュー

宮部みゆき【著】

2012/12/11

地元の高校球児のスター・諸岡克彦が、謎の死を遂げた。
それは、全身にガソリンをかけられ、火だるまになるという残忍で奇怪な事件だった。
偶然その場に居合わせた、弟の進也、蓮見探偵事務所の加代子、そして“俺”は、その死の謎を解き明かすべく捜査を開始する。
元警察犬“マサ”の視点で描く、宮部みゆきの単行本デビュー作。

2012/11/09

ドラマと全く違う!!のでびっくりしました。
元警察犬の”マサ”が傍観者当事者として語っているという部分は変わらないけれど、設定が。
先に、原作を読んじゃうとアレかなぁ？とも思ったのだけど、あまりに違いすぎるので杞憂。本のタイトルになっている、パーフェクト･ブルーが、ここに描かれている事件のきっかけだったけれども、果たしてドラマの方にはどうつなげるのか？女史の小説の中での、音の響きだけで採用したのか？わからないけれど。

2012/07/29

新刊と間違えて借りてきたのですが・・・
20年近くも前に書かれた宮部みゆきの単行本デビュー作です。

蓮見探偵事務所の飼い犬マサによって語られる、2人の少年の死をめぐる事件。
一度は解決を見せたものの、陰に隠れた巨悪の存在、両親の秘密と新たな展開に・・・という感じのミステリーです。
読後感がまぁまぁ、かな。

2012/06/14

高校野球のスター選手が殺された。私怨によると思われた殺人事件の裏には、ある製薬メーカーによって開発された「ナンバーエイト」という試薬が関わっていた。犯人は製薬メーカー関係者か、製薬メーカーの秘密を知って強請りを続ける人間か。事件は意外な結末を迎える。
単純な仕掛けのストーリーかと思いきや、意外な伏線が張られており、ストーリーは二転三転する。宮部みゆきらしい展開。

2012/02/16

短編集だと思ったら違った～。
終わりの謎解きは…進也可哀想だなぁ…に尽きます。
木原さんが好きです。
マサもいいけど。

2012/02/01

あえてマサ（犬）目線にしなくても良かったかな～。

それにしても、進也くんは気丈な少年だ。こんな結末だったら、ふつうどん底に落ち込んじゃうよな～。

2011/12/31

犬賢すぎるよ犬。あと夾竹桃って毒あるよねー、となぜかそんなことばかり思ってました。フィクションの人死には、ちょっと苦手になってしまったのです(TT)

2011/12/25

警察を辞めたマサは蓮見探偵事務所で加代ちゃんとコンビを組んでいる。１９８９年に発表された作品らしく、当然に携帯電話なんて存在しない。前身の自動車電話が最新機器。カセットテープとか懐かしい単語が逆に新鮮。マサ(犬)視点で語られているのが面白い

2015/12/18

高校野球、期待のエースが焼死体に。
元・警察犬で探偵の家に暮らす犬の視点で描かれる、ちょっとかわった設定になっている。

あえて犬目線なのが、着眼点の違いを感じられて面白い。

2011/08/29

高校球児エースピッチャーの焼死体を事件の発端として、元警察犬が所属する探偵事務所が活躍する話

犬を視点として進められる話が案外とっつきやすくて面白い。