“文学少女"と神に臨む作家(エンターブレイン版)(上) の商品レビュー
"文学少女"シリーズもいよいよラストスパート。 遠子先輩にとても触れていく神に臨む作家ですが、個人的には読んでいて腹が立ってしまうくらい心葉が逃げ腰で「しっかりせんか〜い!」と声を荒らげそうになったりします。フラフラするんじゃな〜い! でも心葉のこういう一面が...
"文学少女"シリーズもいよいよラストスパート。 遠子先輩にとても触れていく神に臨む作家ですが、個人的には読んでいて腹が立ってしまうくらい心葉が逃げ腰で「しっかりせんか〜い!」と声を荒らげそうになったりします。フラフラするんじゃな〜い! でも心葉のこういう一面が1巻の死にたがりの道化に出てくる"心葉と葉蔵は似ている"という文を彷彿とさせてしまいますね。ある意味人たらしなのは心葉なのかもしれません。 何回読んでも下巻を開く瞬間、少し手が震えてしまうのは緊張からでしょうか。 下巻も大切に読みたいと思います。
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怒涛の最終編、前編 なんでこの物語に出てくる人達はこんな苦しくて、苦しさにもがいて生きてるんだろう 可愛らしい不思議な遠子先輩、彼女も沢山のものを抱えているのだと知ることができる そして、遠子先輩の両親のこと 遠子先輩の秘密か紐解かれるように、心葉君の心労が増え悩みが燻る 誰も彼...
怒涛の最終編、前編 なんでこの物語に出てくる人達はこんな苦しくて、苦しさにもがいて生きてるんだろう 可愛らしい不思議な遠子先輩、彼女も沢山のものを抱えているのだと知ることができる そして、遠子先輩の両親のこと 遠子先輩の秘密か紐解かれるように、心葉君の心労が増え悩みが燻る 誰も彼もがみんな『かわいそう』だ この物語の終焉は、絶望なのか希望なのか
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本編最終巻の上巻。 コノハのトラウマを克服し、琴吹さんと恋人関係になるなかで、 流人くんが的に周り、卒業が迫る遠子先輩の裏切りが発覚する話。 今回の作品は「狭き門」で遠子先輩の過去などに焦点を当てたもの。 流人くんは物語を紡いでコノハを追い詰めるのではなく、 物語を書いて遠子先輩を喜ばせたほうがみんなハッピーになれたんじゃないかな? コノハの追い詰められっぷりが読んでて辛かったです。
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さよなら、“文学少女”。もう物語は、書けない。 心葉は、遠子先輩の卒業を控え、なぜか彼女が消えてしまうような気持ちになる。琴吹との間は一進一退のち、やや前進。しかし、流人が急に心葉に牙をむいて――。“文学少女”は何者なのか、その謎が解けるとき、心葉の出した選択は。 遠子先輩の裏切り、それはちょっとずつ前を向くようになった心葉を揺り戻す衝撃だった。読者は遠子先輩が心葉くんにひどいことはしないだろう、と高をくくって読んでいるわけですが、流人は危ない。美羽はカッコ良くなりましたね。元々エネルギーのある人だから。琴吹さんがとにかくかわいそうだな、と思う。 遠子先輩、その両親の天野文陽と結衣、そして流人とその母親の櫻井叶子、父親の須和拓海。様々な秘密が明らかになる。どこか人間らしからぬ人たち。この物語はどんな読み方ができるのか。
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遠子卒業編。本編ラスト上巻である。 作家であることの恐怖が、小説で、メタ的に描かれることはあまりなさそうだが、著者はその困難、自分自身を抉る状況にチャレンジしている。その意味で、心葉は著者の分身でもあろう。ここで、心葉の逡巡をヘタレというのは容易いが、小説を書き続けるのは遠子の全部を引き受けろと言うに等しく、高校二年生の彼にそんな選択を迫る流人にも無理がある。流人の狂気に満ちた追い詰められ感と、自分らしく生きたいと反発する心葉(心葉は遠子の「母」の代用品ではないことは当然。)とのせめぎあいが痛々しい。
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遠子先輩の家族事情にも驚愕したけれど、それじゃあ心葉くんはずっと遠子先輩の私情のために書く事を求められていたのか、本当に心葉くんのことを思ってのことではなかったのか…と少し哀しい気持ちにもなる。心葉くんの優しさに傷つけられるであろうななせちゃんも、ただみんなが可哀想でならない。
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シリーズ最終話。アンドレ・ジッド「狭き門」がモチーフ。 "文学少女" 遠子先輩の正体が知りたくて読んでるが、コミックを小説にしたようなメルヘンチックな描写と会話で面白さ半減。 強気の琴吹はすっかり女の子になってしまってるし、奇想天外だった遠子先輩も同様。 下巻...
シリーズ最終話。アンドレ・ジッド「狭き門」がモチーフ。 "文学少女" 遠子先輩の正体が知りたくて読んでるが、コミックを小説にしたようなメルヘンチックな描写と会話で面白さ半減。 強気の琴吹はすっかり女の子になってしまってるし、奇想天外だった遠子先輩も同様。 下巻きの展開に期待。 (図書館)
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ジッドの「狭き門」をモチーフに書かれたお話。 遠子先輩のことについて、知っていく物語です。 流人くんの追い詰め方は本当に精神的にきますね…。 心葉くんが壊れてしまわないか心配になりました。 この後どのような展開になるのか、遠子先輩は無事に入試に受かり卒業できるのか、気になる事がた...
ジッドの「狭き門」をモチーフに書かれたお話。 遠子先輩のことについて、知っていく物語です。 流人くんの追い詰め方は本当に精神的にきますね…。 心葉くんが壊れてしまわないか心配になりました。 この後どのような展開になるのか、遠子先輩は無事に入試に受かり卒業できるのか、気になる事がたくさんで早く下巻を読みたくなる物語でした。
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とうとう文学少女シリーズの完結編。 読んだ感想としては過去との対決という感じ。 流人が怖い。というより主人公に説明してやれよと思った
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シリーズ本編第7弾。 ななせと付き合い始めた心葉ですが、彼の心の中には、遠子が大きな位置を占めていました。そんな彼らのもとに流人がやってきて、心葉とななせの仲を引き裂こうとします。 「忘れないでください。自分が遠子姉の作家だってこと」という流人の言葉を振り払い、ななせのことを...
シリーズ本編第7弾。 ななせと付き合い始めた心葉ですが、彼の心の中には、遠子が大きな位置を占めていました。そんな彼らのもとに流人がやってきて、心葉とななせの仲を引き裂こうとします。 「忘れないでください。自分が遠子姉の作家だってこと」という流人の言葉を振り払い、ななせのことを見つめようとする心葉ですが、そんな折、彼は井上ミウをデビューさせた編集者の佐々木さんに再会します。もう一度、小説を書かないかという彼の誘いを、心葉は断ります。ところが、その言葉が遠子に届けられ、遠子は傷つきます。 やがて心葉は、流人から送られたジッドの『狭き門』を読み始めます。そして、遠子の父である編集者の天野文陽(あまの・ふみはる)と母の結衣(ゆい)、彼女の親友で、文陽がデビューさせた作家の櫻井叶子(さくらい・かなこ)、そして流人の父親の須和拓海(すわ・たくみ)の関係と、『狭き門』との間に存在する秘密を、少しずつ知ることになります。 遠子に希望を見せたのは心葉だったという流人の叫びを聞きながら、それでも心葉は、自分は井上ミウには戻らないとななせに告げ、彼女のもとにとどまる決意をします。 ラスト・エピソードの前半です。遠子や流人と彼女の両親たちの間の秘密が気になります。それにしても、ななせが不憫で、今から続きを読むのがつらく感じてしまいます。
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