おもいでエマノン の商品レビュー
『おもいでエマノン』の鶴田謙二によるコミック版。 徳間デュアル文庫版では挿絵を担当する鶴田謙二です。 その鶴田謙二の描くエマノンが見られるだけでも大満足です。 “SF小説はちょっと……”という人でも、このコミックならエマノンの魅力を満喫できるでしょう。
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1967年。カーフェリー「さんふらわあ」で居合わせた「フーテン娘」との、短くも濃厚な時間を過ごす「ゆきずり」のお話。 もうね。「フーテン娘」こと「エマノン」がとにかく可愛いのなんの。 原作は未読だが、十分すぎるくらい彼女の魅力が伝わってくる。 「萌え」ではなく「愛おしい」がしっく...
1967年。カーフェリー「さんふらわあ」で居合わせた「フーテン娘」との、短くも濃厚な時間を過ごす「ゆきずり」のお話。 もうね。「フーテン娘」こと「エマノン」がとにかく可愛いのなんの。 原作は未読だが、十分すぎるくらい彼女の魅力が伝わってくる。 「萌え」ではなく「愛おしい」がしっくりくる。 鶴田さんの画風が、雰囲気をより引き立ててる。
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動きのある漫画、というよりは挿絵のように一コマ一コマゆっくりと展開していく鶴田さんの描写だからこそなのか、それとも逆に原作の刹那的な雰囲気が鶴田さんとマッチしたのか。ともかく最高のコミカライズ!
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なんか不思議な感じ。 時代背景に疎いから話にはまれなかった。 知ってたらすごくはまりそう。
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おもいでエマノン。 タイトルから萌え系の漫画を想像したけど全然違った。 地球に生命が発生してから、現在までのことを総て記憶してる女の子の話。 ずっとずっと記憶があるってどんな感じなんだろう。 忘れてしまうことの方が、覚えていることよりずっとずっと 多いからわからない。 けど、...
おもいでエマノン。 タイトルから萌え系の漫画を想像したけど全然違った。 地球に生命が発生してから、現在までのことを総て記憶してる女の子の話。 ずっとずっと記憶があるってどんな感じなんだろう。 忘れてしまうことの方が、覚えていることよりずっとずっと 多いからわからない。 けど、想像してみる。 私は、想像できる漫画が好き。エマノンが遠くをみてるとき、私もなんか同じ景色をみてる気になる。 13年間 忘れずに思い続けた 僕 も素敵だ。 また、大好きな漫画ができた。
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ぼくはなにかをなしうるためにうまれてきたのか-『山月記』他 http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20100309/1268132755
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1967年2月24日っていう時代設定故、見逃しちゃいけない気がして、ひとまず開いてみたら、止まらなかった。 SF好きな青年が九州に向かうフェリーの中で不思議な女性に出会う。地球が誕生してからの記憶をすべて持っているという少女。数時間過ごして消えてしまった彼女が再会を果たしたとき...
1967年2月24日っていう時代設定故、見逃しちゃいけない気がして、ひとまず開いてみたら、止まらなかった。 SF好きな青年が九州に向かうフェリーの中で不思議な女性に出会う。地球が誕生してからの記憶をすべて持っているという少女。数時間過ごして消えてしまった彼女が再会を果たしたときに言い放つ台詞に胸を打たれた。 「数時間一緒にいても、数十年間一緒にいても、好きだったという思い出は私にとっては同じことなんだもの」 私は一緒に過ごした「時間」の短さ、長さを大事だと思ってきたんだけど、確かに決してそうとも言い切れないんじゃないかなあって思ってしまった。いとおしい記憶に、優劣なんかないしね。たとえば小学校とか中学生のときに好きな人、そんなに多くの時間を過ごしたわけじゃないよね。でも今でもたまに思い出せば、切なくもなるし、温かい気持ちにもなるじゃないですか。ということで、「現在」や「最近」にとらわれ過ぎてる自分に反省を促す物語で、勇気すら湧いてきたのでした。 2011年11月19日再読。★★★★★ 切なくて、やわらかくて、風のつめたさが身に染み入るような気持ちにさせてくれる1冊。はじめて読んだ、あの時よりも、ふかくふかく心にささったような。ああ、こういう本を作りたいんだなあと。 この漫画を読むと、いつも思い出すのはMさんのこと。1967年のMさんと重ねてしまうのです。
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センスの良い妄想をするおっさんですねこの野郎。 エマノンはとても魅力的。この人と旅先で会ってみたいと思える。 原作も読んでみたい。
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本屋さんの端っこに並んでいたのを何気なく手にとってみたら・・・ 手描きのざっくり感がストーリー全体の世界観と調和していてめちゃくちゃいい感じ! 内容も読めば読むほど味が出る。 鶴田さんの他の作品も読みたいと思いました。
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他の方のレビューを見て気になってる本。 この人の本読んだことないけどなんで気にかかるのか…とずっと思っていたけど、今日やっと気付いた! そう、持ってる翻訳小説の表紙を飾っていたのでした
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