くまとやまねこ の商品レビュー
なかよしのことりを喪ったくまさん。くまさんの心にあたたかい春が来て良かったです。絵がほんとうにいいです。
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毎日誰かが生まれ、誰かがなくなっているのに、 現代社会では “死”をリアルに感じることが難しくなっているように思う。 私たちは毎日命をいただいて生きている。 けして楽しい本ではないけれど、 小さいうちに死ぬということ、 命ということを伝えるのにいい一冊。 悲しさ、切なさ、思いやり...
毎日誰かが生まれ、誰かがなくなっているのに、 現代社会では “死”をリアルに感じることが難しくなっているように思う。 私たちは毎日命をいただいて生きている。 けして楽しい本ではないけれど、 小さいうちに死ぬということ、 命ということを伝えるのにいい一冊。 悲しさ、切なさ、思いやり、愛情、未来。 そんな想いがつまっている。 イラストもステキ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
大切な友だちを亡くし、心を閉ざしてしまったくま。そのくまの心の扉を開けたのは、悲しみに寄り添ってくれるやまねことの出会いでした。 悲しみを無理に忘れようとする必要はない、生きていると新たな出会いもある、深い悲しみも癒される日がくると教えてくれます。 いつか子供にもちゃんと読ませたいと思いました。 (読んだ時期:2歳8ヶ月)
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最愛のうさぎをなくした後に読んだ1冊。 くまが小鳥をなくしたときの悲しみは、私がうさぎをなくしたときと同じでした。うさぎ過ごせる今日が、一番幸せな朝でした。 過去のことばかり思い出して泣いてばかりいる私に寄り添って話をきいてくれた、家族と、うさぎのために、千羽鶴を折ってくださ...
最愛のうさぎをなくした後に読んだ1冊。 くまが小鳥をなくしたときの悲しみは、私がうさぎをなくしたときと同じでした。うさぎ過ごせる今日が、一番幸せな朝でした。 過去のことばかり思い出して泣いてばかりいる私に寄り添って話をきいてくれた、家族と、うさぎのために、千羽鶴を折ってくださった、周りの方々が、私にとっての黒猫の演奏でした。 悲しみの共感、共感してくださる方のいることの幸せを感じた本でした。
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秋に、長女の通う幼稚園の園長先生がお亡くなりになった。 園長先生はお寺の住職さんでもあり、いろいろな活動をなさってた方だったよう。その本葬の時に配られた園長先生の略歴に、うちの二女が園長先生に抱かれている写真を使ったとかで、お礼を兼ねていただいた本がこの絵本だった。 出だ...
秋に、長女の通う幼稚園の園長先生がお亡くなりになった。 園長先生はお寺の住職さんでもあり、いろいろな活動をなさってた方だったよう。その本葬の時に配られた園長先生の略歴に、うちの二女が園長先生に抱かれている写真を使ったとかで、お礼を兼ねていただいた本がこの絵本だった。 出だしから哀しい雰囲気で…私は読むの、楽しみではあったのだが、寝る前に読み聞かせる本としてはどうかな?と疑問もあった。長女はそういうところ、敏感というか神経さんなので。 私の心配とは裏腹に…(?)お話の途中で私自身、読むのが辛くなり、声がでなくなってしまってw どうしたの?なんて心配されてしまったくらいにして。 まず私が昔、飼っていた小鳥が死んじゃった時のことを思い出してしまった。 そしてあの見開きの1枚。 涙が、こぼれないようにするのに必死でした。 だけど、お話は決して哀しい暗いお話ではないんです。 悲しい時は、うんと泣いてもいいんだ、無理に忘れる必要なんてないんだ。 やまねことふれあって、くまが気がついたこと、それとくまだけじゃなくて、みんななにかしら過去に持ってるのかもしれないこと… とってもいいです、よかったです。 何度も何度も読み返したいです。 そしてまた泣いて、それから最後に元気をもらいたいです。
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大好きだったことりが亡くなり、悲しむことしかできない熊。そこにやってきた心優しいバイオリンを弾くやまねこ。 大人向け。
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絵本屋さんが選ぶ絵本大賞で 大賞に選ばれた本 正直、内容よりも絵 ずーっと白黒で 途中1色だけ色がてきます クーピーで塗ったみたいな優しい色が 酒井駒子さんの絵にマッチしてて すごくすごーくキレイ 絵だけでも充分に楽しめます
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相手の気持ちに共感するってすっごく大切。これを読んだ子供は何を感じるのだろう。私は、泣いてしまいました。
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きれいな箱に入れてもらった小鳥もきっときれいだろうね。 だいすきなものを美しいもので埋めて。 ないちゃうよ。
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湯本香樹実さんと酒井駒子さんのよさがマッチ! ロバも好きだけどクマも大好きな私には これでもかってくらいヒットなくま。 鳥って仰向けになって死ぬよなぁ
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