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クビキリサイクル の商品レビュー

3.8

284件のお客様レビュー

  1. 5つ

    63

  2. 4つ

    95

  3. 3つ

    73

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    2

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2021/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本は「ラノベだ」と言う人もいるようで、少し抵抗があったが、読んでみるとミステリーとしてもしっかりしていてとても良かった。 ペンキのトリックは簡単すぎるように感じだが、死体の再利用、そして入れ替わりは見事だった。 キャラクターも魅力的だし、文書も面白い。 読み終えたからこそ感じられることだが、『クビキリサイクル』というタイトルも面白い。

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2020/11/10

久々に再読。西尾維新デビュー作でメフィスト賞受賞。 2002年刊行だからもうずいぶん経っている。 財閥令嬢が住む絶海の孤島に呼び集められた天才たち、そこで起こる首切り殺人。 キャラが華やかだが、今読むとミステリとしてはわりとシンプル。 戯言シリーズを最初から読み直してみようと思っ...

久々に再読。西尾維新デビュー作でメフィスト賞受賞。 2002年刊行だからもうずいぶん経っている。 財閥令嬢が住む絶海の孤島に呼び集められた天才たち、そこで起こる首切り殺人。 キャラが華やかだが、今読むとミステリとしてはわりとシンプル。 戯言シリーズを最初から読み直してみようと思ったのだが、こちらが年をとったせいか、初読時よりいーちゃんの語り口がくどく感じた。

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2020/07/11

えーと、この本「クビキリサイクル」はどんな本かというとメフィスト賞という賞をもらっててどういう賞かというと雑誌メフィストていう雑誌が作った賞でどんな人が受賞しているかというと代表的なのは「すべてがFになる」の森博嗣とかですわ。で、何が言いたいかというと!メフィスト賞をもらう本は1...

えーと、この本「クビキリサイクル」はどんな本かというとメフィスト賞という賞をもらっててどういう賞かというと雑誌メフィストていう雑誌が作った賞でどんな人が受賞しているかというと代表的なのは「すべてがFになる」の森博嗣とかですわ。で、何が言いたいかというと!メフィスト賞をもらう本は1つの共通点があるんすよその「1つの共通点」とは『わけがわからない』事なんです。「は?お前何言ってんのww」と、思った貴方、読んでみてください! 真面目に凄いから、凄すぎて「わけがわからない」のかもしれんけど。 まぁつまり言いたいのは「メフィスト賞」の本は「すべて当たり」ということ。 だからメフィスト賞の本見つけたら「とりま」読んでみてください。まずその点で確実にこの本は「読み」。 で、次の点「クビキリサイクル」はジャンルはミステリーなんすよ。 でもね、僕はこの本をミステリーだと思えないんですよ、どういうことか説明していきます。 理由❶ 語彙力で論破 ミステリーってことは当然トリックがあるわけで、そのトリックに対する裏付けもあるはずじゃないですか、でも、この本「クビキリサイクル」は、トリックがあって、まさかの裏付けがないです‼︎‼︎‼︎‼︎「裏付け?何それ美味しいの?

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2020/07/05

何度目かわからないぐらいの再読。といってもここ最近は読んでなかったけれど。久しぶりに読んでみて思ったのが「あざとい」だった。昔読んでいた時はそう思わなかったけど、今はだいぶあざといと感じるようになってしまった。本作は「戯言シリーズ」の第一作に当たるわけだがシリーズの中では普通にミ...

何度目かわからないぐらいの再読。といってもここ最近は読んでなかったけれど。久しぶりに読んでみて思ったのが「あざとい」だった。昔読んでいた時はそう思わなかったけど、今はだいぶあざといと感じるようになってしまった。本作は「戯言シリーズ」の第一作に当たるわけだがシリーズの中では普通にミステリしてる話でもある。トリックは昔は全然わからんといった感じだったが、改めて読み返してみると伏線や違和感などは丁寧に張られていると思った。

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2019/11/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

尊敬する人が、この中に出てくる女性キャラが理想という話を聞いて読んでみた。 年寄りなもんで、正直ラノベ表現は得意ではないのだけど、進むにつれてどんどん引き込まれていったのは、作者の力量だよね。 で、終盤になって登場した”理想のキャラ”、なるほど、これは惚れるかもねえ。 ということで、続きを一気に購入済み。 ラノベなので、きっと読むのも一気に進むだろうと楽しみ。

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2019/07/28

初・西尾維新作品。 「文体が合うか合わないか」という前情報はあったのでどんなぶっ飛び方をしているんだろう、と勝手に想像していたものの目を通してみたら、アニメっぽいキャラ多めの村上春樹風文体ってこんな感じでは?な感覚に至った。 キャラクター紹介パートだけで長くて本筋に至る前に脱落し...

初・西尾維新作品。 「文体が合うか合わないか」という前情報はあったのでどんなぶっ飛び方をしているんだろう、と勝手に想像していたものの目を通してみたら、アニメっぽいキャラ多めの村上春樹風文体ってこんな感じでは?な感覚に至った。 キャラクター紹介パートだけで長くて本筋に至る前に脱落しそう。いざ、「事件」が起きた後はミステリ好きならサクサク読めるんだけど。

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2019/05/27

ラノベ的な登場人物とクドい語り口調の主人公は好みがハッキリ分かれそう。 最初キツイけど慣れたら読める。 話自体はシンプルなミステリー。ただ物語全体にラノベ的装飾が多くて、ちょっと疲れる。

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2019/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 曰く「天才」を発見するには「凡人」の観客が必要とされる。私はこの作品の観客になり得ただろうか。伊吹かなみ、園山赤音、姫菜真姫、佐代野弥生、哀川潤。そして、玖渚友。紛れもなく、月並みに「天才」としか思えなかったけれど。  地震とペンキの川の因果の誤りから、アリバイと共犯。首切り死体の再利用(無限ホテルのパラドックスみたいな)、入れ替わりに次ぐ入れ替わり(入れ替わりそうな三つ子が入れ替わらなくて)、何が本当で何が嘘で。二転三転して楽しめた。  解決の糸口であるところの違和感の提示が、語り部と私を犯人に踊らされる結果を招いて、名探偵が完膚なきまでに草の一本も残さず綺麗に回収してくれた。  冒頭一文目「他人を自覚的に意識的に踏み台にできる人間ってのは、なかなかどうして怖いものがあるよな」というのは、高さの密室のことも言っているのだろうか。個人的にはちりばめられた戯言よりも文字通りの「戯言」が、読む上で少し気になってしまった。

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2019/02/01

表紙やタイトル等々から「ラノベか…」と侮ってました ちゃんとミステリですね 文体さえ大丈夫なら、ミステリ好きな方読まないのはもったいない

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2018/09/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

かなり久しぶりの再読。 この頃はまだしも推理小説の名残があるし、登場人物の能力も人外レベルだけど「天才」「超能力者」と言い表せる程度におさまってる。 「入れ替わり」がテーマか。 あとタイトルは「首斬り」+「リサイクル」だね。

Posted byブクログ