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クビキリサイクル の商品レビュー

3.8

285件のお客様レビュー

  1. 5つ

    63

  2. 4つ

    95

  3. 3つ

    73

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

    2

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2009/10/04

西尾維新「戯言シリーズ」の第一作にして第23回メフィスト受賞作。 ―主人公・ぼく(本名不明)は友人にして“天才”技術屋の玖渚友と日本海に浮かぶ孤島、「鴉の濡れ羽島」を訪れる。そこで出会う天才達。そして起こる密室殺人事件…。 と云うのがあらすじ。軽妙で無機質な文体に言葉遊びの押...

西尾維新「戯言シリーズ」の第一作にして第23回メフィスト受賞作。 ―主人公・ぼく(本名不明)は友人にして“天才”技術屋の玖渚友と日本海に浮かぶ孤島、「鴉の濡れ羽島」を訪れる。そこで出会う天才達。そして起こる密室殺人事件…。 と云うのがあらすじ。軽妙で無機質な文体に言葉遊びの押収。世界にのめりこんでしまえば、頁繰りを止めるのは至難の業。一切のスタイルを持たない“天才”画家、自分の死さえも「見えて」しまう“天才”占術師、殺傷症候群疑惑のある財閥令嬢など、キャラクター設定の妙が冴えわたる。これは作者の最も得意とするところ。 近作はシリーズの中でも比較的ミステリーの要素が強く、推理小説愛好家にも楽しめる仕上がりとなっている。結末は衝撃的。 ともあれ、九作続く「戯言シリーズ」(完結済)の導入として多くの伏線が張られているので、これを読んで面白い!と感じた方は残りのシリーズも読んで貰いたい。表紙のイラストに抵抗を感じても負けないで欲しい。周囲の視線を打破し、レジへと向かった先に面白さは在るのだから。 世界は優秀に厳しい。世界は有能に厳しい。 世界は綺麗に厳しい。世界は機敏に厳しい。 世界は劣悪に優しい。世界は無能に優しい。 世界は汚濁に優しい、世界は愚鈍に優しい。 ―君の意見は完全に間違っているという点に目を瞑れば概ね正解だ。

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2012/01/23

久しぶりに読み返したくなったので文庫版読んでみました(つっても4月のあたまのことなのでもうすでに記憶があいまいです) 赤音さんとかなみさんがなんだか混乱しました。 弥生さんのごはん食べたい ってこれコメント書くとトップに全文出ちゃう・・!? ネタバレコメント書くとまずいってこ...

久しぶりに読み返したくなったので文庫版読んでみました(つっても4月のあたまのことなのでもうすでに記憶があいまいです) 赤音さんとかなみさんがなんだか混乱しました。 弥生さんのごはん食べたい ってこれコメント書くとトップに全文出ちゃう・・!? ネタバレコメント書くとまずいってことかな? がーん じゃあすっごいつまんなかった本の罵詈雑言をここに書くと その本好きなひとが見ちゃう危険があるのかー なんてことだ!はけ口にしようと思ってたのに! ブクログどうやって使おうかな・・なやむ

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2009/10/04

戯言シリーズ。完結済み。 文章の書き方に癖があるので、好き嫌いが分かれると思います。 かくいう私も、以前は読もうとも思いませんでした。(^^;)

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2009/10/04

新書版がじっかにあるんだけど,再読したいがために買ってしまった. 現在, クビキリサイクル クビシメロマンチスト クビツリハイスクール サイコロジカル 上 サイコロジカル 下 ヒトクイマジカル ネコソギラジカル 上 ネコソギラジカル 中 が文庫版(これ)が発売中. 読了し...

新書版がじっかにあるんだけど,再読したいがために買ってしまった. 現在, クビキリサイクル クビシメロマンチスト クビツリハイスクール サイコロジカル 上 サイコロジカル 下 ヒトクイマジカル ネコソギラジカル 上 ネコソギラジカル 中 が文庫版(これ)が発売中. 読了しました.

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2009/10/04

同世代なので、結構応援してます。 戯言シリーズはロマンチストが一番好きです。 竹sanのイラストがよいね☆

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2009/10/04

初西尾維新。 玖渚のセリフ以外は比較的普通だったので拍子抜け。もっとカタストロフィなのかと勝手に思ってたのは、予断していた自分の失敗。 まだ売れっ子作家の理由を掴んでいないと思うので、もうちょっと読んでみる。

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2009/10/04

戯言シリーズ一作目、第23回メフィスト賞受賞作品。 これから以後、西尾維新という作家の方向性を決定づけたように思われる一作です。 独特のセリフ回し、個性的というにはあまりに癖のある登場人物たち。 けれどこれから数冊を経て「物語の終わり」に向かう彼らの物語は、王道を往く。 第一...

戯言シリーズ一作目、第23回メフィスト賞受賞作品。 これから以後、西尾維新という作家の方向性を決定づけたように思われる一作です。 独特のセリフ回し、個性的というにはあまりに癖のある登場人物たち。 けれどこれから数冊を経て「物語の終わり」に向かう彼らの物語は、王道を往く。 第一作「クビキリサイクル――青色サヴァンと戯言遣い」。 おすすめの一品です。

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2009/10/04

孤島でのなぞの連続殺人事件…っていうとてもありふれたシチュエーションなんですが、 出てくる人物がとても魅力的で超人です。そのくせ主人公が(それに比べたら)劣る脇役レベルという状態で 戯言を駆使して事件を解決していく、とってもどんでん返しが面白い作品でした!

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2009/10/04

意を決して望む戯言シリーズ! がっ。しかし・・・これは・・・んっんー(@ω@;) ミステリとしてもなんだかよく判らないトリックなのか 偶然なのか思いつきなのか言い訳なのか・・・カオス。 大きな波が来るかと思えばとくにこず。あっさり終わり、あっさり日常。 んー・・しいて言うなら玖渚...

意を決して望む戯言シリーズ! がっ。しかし・・・これは・・・んっんー(@ω@;) ミステリとしてもなんだかよく判らないトリックなのか 偶然なのか思いつきなのか言い訳なのか・・・カオス。 大きな波が来るかと思えばとくにこず。あっさり終わり、あっさり日常。 んー・・しいて言うなら玖渚が好きかなぁ。好感◎。 主人公はそうとうウザイです今んとこ。 イラストが可愛くて、そちらにホレタ \(^д^)/ 巷でのこの人気ぶり・・・まだ諦めません。 シリーズ読破目指す!(絵かわゆいし) *冒頭の章は好きだなあ。

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2009/12/07

戯言シリーズ第一弾。 西尾維新の独特の言葉回しは相変わらず面白い。 戯言遣いって設定で自身の文体を最大限に利用したなあ 今よりもこの頃のほうが世界観があって良いと思う。

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