クビキリサイクル の商品レビュー
☆3.5 西尾維新のデビュー作。 デビューから語り口や作風が滲み出てて才能を感じさせられる。 話としては個性豊かな天才たちが集まった孤島で起こった殺人事件を主人公が解くと言うオーソドックスなもの。 結構ボロクソ言われる主人公のいーくんが可哀想だがなかなか味がある。 とはいえ...
☆3.5 西尾維新のデビュー作。 デビューから語り口や作風が滲み出てて才能を感じさせられる。 話としては個性豊かな天才たちが集まった孤島で起こった殺人事件を主人公が解くと言うオーソドックスなもの。 結構ボロクソ言われる主人公のいーくんが可哀想だがなかなか味がある。 とはいえ色々消化不良感もあるのでこれからに期待かな。
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文章がとても独特で、一気に引き込まれた作品でした。このシリーズは、零崎シリーズも合わせて多分全部読んでます。 文章そのものが言葉遊びを繰り返しているような感じで、リズムがいい。トリックもシンプルで分かりやすい。一気に読めるので、手軽に何か1冊読みたいという人にはいいかも。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
西尾維新といえば、僕は化物語をはじめとした「物語」シリーズを連想するのだが、元々は本格推理作家だったんですね。 本書は西尾さん独特の珍妙な名前のキャラクターが相変わらずの会話劇を展開します。 化物語のような感じかなぁと思いきや、絶海の孤島における密室殺人事件というびっくりするくらいベタな展開。 最終的な落ちが何と何段階もあるというおまけ付き。 あたかも事件解決かと思って読むのを止めると大変な事になります。 西尾特有のくどいまでの会話が苦手な人はちょっと読みにくいかもしれませんが、どんでん返しが何段階もあって面白い。 いわゆる推理マニアの間では酷評されているようですが、そういうジャンルのプロパーにはあんまりお勧めできないかもしれません。 曰くフェアじゃない、地の文が不親切・・・・西尾維新に慣れている人ならあまりそうは思わないんだけど、慣れてない人は激怒するのかも知れませんね~~ 西尾さんに限らないけど、主人公のふとした呟きとか、会話には、ぞっとするほどの真理が含まれている時があるのですが、僕は西尾さんの作品のそういうところが好きなのかもしれません。
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導入が長い。そこまで古い作品じゃないのに、ラノベであるせいか使い古された感じがする。 おもしろくない。。
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戯言シリーズ第一弾。 まわりくどい表現を楽しめる人向き。厨二病者向きなんじゃないでしょーか。私は話自体よりも文章が好きなんではないかと気付かされた作家さんです。言葉遊びなので、西尾維新さんの作品は映像化しないほうが良かったのではないかと思っています。 毎回殺人事件の話が中心です。...
戯言シリーズ第一弾。 まわりくどい表現を楽しめる人向き。厨二病者向きなんじゃないでしょーか。私は話自体よりも文章が好きなんではないかと気付かされた作家さんです。言葉遊びなので、西尾維新さんの作品は映像化しないほうが良かったのではないかと思っています。 毎回殺人事件の話が中心です。まさか自分が殺人鬼を一番好きになるとは思ってもみませんでした。なので零崎シリーズは大好きです^^
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西尾維新にさつめ。 これは結構読めた。 戯言的西尾節に精神が順応してきたのかもしれない。 それにしても、西尾維新の戯言しかり、森見登美彦の詭弁しかり、京都の学生は飛躍した議論で他人を煙に巻くような体質の持ち主なのだろうか。 トリックやアリバイもルールに則っていたし、考えながら読...
西尾維新にさつめ。 これは結構読めた。 戯言的西尾節に精神が順応してきたのかもしれない。 それにしても、西尾維新の戯言しかり、森見登美彦の詭弁しかり、京都の学生は飛躍した議論で他人を煙に巻くような体質の持ち主なのだろうか。 トリックやアリバイもルールに則っていたし、考えながら読み進めて犯人当てにも参加出来るという意味でも、よいミステリだと思った。 最後にひっくり返した箇所も、なんとなく予想出来ないではなかったし(『そんなのアンフェアだろう!』と怒鳴りたくなるような無理矢理感がなく、読者に誠実であるという意味なので、悪い意味ではない)。 キャラ萌えもわからないではないけど、個人的にはやはり、きちんとミステリでなければ読むのは辛い気がする。 そんなわけで、このシリーズは少し読み進める予定。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前々から読みたいと思っていましたが、とてもおもしろい作品でした。 まだ、1巻なので全ての伏線が明らかになっていないのが逆に西尾維新さんっぽくてとても良かったです。 最後の請負人との話で事件の全貌が明らかになるっているのが、独特でよかったです。大体の推理小説は主人公が全部解決してしまうので…。 『天才』の中にいる一般人が一番、普通では無いように見えてとても不思議でした。 全体的に不思議な雰囲気でとてもおもしろかったです。
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戯言の一作目、とあって、随所に伏線が張られているのは疑問として残りますが、以後回収されていくことを考えれば問題は無いと思います。 キャラもそれぞれ個性的で、漫画を読んでいるようにキャラの風貌が想像できます。 ややこしいように思えるミステリー部分も、きちんと読めば整理されていてわか...
戯言の一作目、とあって、随所に伏線が張られているのは疑問として残りますが、以後回収されていくことを考えれば問題は無いと思います。 キャラもそれぞれ個性的で、漫画を読んでいるようにキャラの風貌が想像できます。 ややこしいように思えるミステリー部分も、きちんと読めば整理されていてわかりやすいです。
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映像作品は馴染み深いこの作者も 小説を読むのは初めて。 とにかく登場人物のキャラが立ってて、 リアリズムを排した 個性的な文章と相まって、 独特な世界観を醸していた。 ミステリとしては、 なかなか手の込んだ細工がされてて、 それなりに出来てた。 やっぱりリアリティは無かったけ...
映像作品は馴染み深いこの作者も 小説を読むのは初めて。 とにかく登場人物のキャラが立ってて、 リアリズムを排した 個性的な文章と相まって、 独特な世界観を醸していた。 ミステリとしては、 なかなか手の込んだ細工がされてて、 それなりに出来てた。 やっぱりリアリティは無かったけど。 正直好みではないかな。
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3- まわりくどい独特な筆致やアチラの世界の会話文に、本の厚さの半分ぐらいまではイライラしながら読んでいたが、我慢するのも阿呆らしいので脳内翻訳しながら読んでみたら、割とすんなりと追いかけることが可能に。事件自体はどうということもなく、しかも真相を明らかにする過程も強引で割といい...
3- まわりくどい独特な筆致やアチラの世界の会話文に、本の厚さの半分ぐらいまではイライラしながら読んでいたが、我慢するのも阿呆らしいので脳内翻訳しながら読んでみたら、割とすんなりと追いかけることが可能に。事件自体はどうということもなく、しかも真相を明らかにする過程も強引で割といい加減だが、雰囲気だけはそれらしく盛り上がるのでこの手の読み物としてはOKなのかもしれない。 整合性のなさは後日談で帳尻を合わせているが、少し苦しくもあり、上手く切り抜けた感もある。ただ、ちゃんと考えてますよ的な姿勢が見えるのは良いし、そこでタイトルの多重性が更に増したのも効果的だった。 些細なことだが、プロフェッショナルなメイドには「すいません」ではなく「すみません」と言わせて然るべきだ。こんなことで言葉を大事にしてるかどうかを判断されては実につまらない。 ***** 黄→緑→赤→黒→金→白→青→青→?
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