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幸之助論 の商品レビュー

4.1

29件のお客様レビュー

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    10

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2023/05/19

壮絶な人生を見て、到底同じ感覚にはなれない。 一方で、どんなに大きな企業も最初は中小企業によるある悩みを抱えながら成長している事を見ることができる点が良い。

Posted byブクログ

2023/05/13

経営の神様と言われた松下幸之助を外国人であるコッターが書いた本であることが興味深い。幾度の困難にぶち当たっても必ずできるという確信を持って事にあたり、素直な心で謙虚さを忘れない。この本からの学びは、謙虚であれば人はいつでも、いくつになっても学び成長し続けることが出来るということで...

経営の神様と言われた松下幸之助を外国人であるコッターが書いた本であることが興味深い。幾度の困難にぶち当たっても必ずできるという確信を持って事にあたり、素直な心で謙虚さを忘れない。この本からの学びは、謙虚であれば人はいつでも、いくつになっても学び成長し続けることが出来るということであった。 以下、印象的な一文。 「いつも目を開けている人は道に迷うことはないし、いつも他人の言うことに耳を傾けている人も迷わない」

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2021/11/29

松下幸之助氏のことは、あまりよく知らなかったが、本当に胆力のある人なのだと思う。何度も読み返したい。

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2021/11/26

『#幸之助論』 ほぼ日書評 Day505 既に古典の域に近づいている一冊かもしれないが、たいへんな良書。色々と有名なエピソードの多い松下幸之助を、リーダーシップ論で名高いJ.P.コッターが「伝記形式」で綴った一冊。 あらためて「変革」というものを学んでみたいと思い、手にして...

『#幸之助論』 ほぼ日書評 Day505 既に古典の域に近づいている一冊かもしれないが、たいへんな良書。色々と有名なエピソードの多い松下幸之助を、リーダーシップ論で名高いJ.P.コッターが「伝記形式」で綴った一冊。 あらためて「変革」というものを学んでみたいと思い、手にしてみた。 松下電器の経営という観点では「晩年」にあたる1960年、トヨタから自動車向けラジオの納入価格を半年で15%下げる要求を受けた際、「この問題をトヨタからの理不尽な要求と考えてはなりません(…)我が国の主要輸出品は自動車で(…)日本車を手頃な価格で買えるよう(…」トヨタから要求があるまで、手をこまねいていてはだめなのです。こうした要求を予測し、それに合わせられるよう準備しておかなければならない」と言ったという。 また、同じ年には5年以内に「日本で初めて週労働5日制を導入した会社」とすることを宣言し、その後の日本経済の弱含みにもかかわらず、目標実現の過程で大幅な生産性向上を実現、予定通りの5日制移行を実現した。 続いては、賃金アップ5ヵ年計画だ。低賃金で安価な輸出品生産というそれまでの日本の成功モデルを否定し、抜本的な改革をおこなうことで、5年目の1972年に、松下従業員の賃金はアメリカのそれに並んだという。 既に大きな成功を収め、普通は大きな冒険は避けたくなる頃だろうに、いずれも非常に高いレベルの目標をかかげ、その実現のために、現場や時として社外までをも巻き込んで、その知恵を結集するという、何ともスケールの大きな実行力を物語るエピソードである。 https://amzn.to/3nUByCv

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2021/07/29

自伝かと思いきや、リーダー論である。 特に印象的なのは、天理教に関心を示した幸之助の心情。経営も科学も宇宙も宗教に繋がることを、然もありなんと。 p19 青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う。薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体ではなく、たくましい意志、ゆたかな想...

自伝かと思いきや、リーダー論である。 特に印象的なのは、天理教に関心を示した幸之助の心情。経営も科学も宇宙も宗教に繋がることを、然もありなんと。 p19 青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う。薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体ではなく、たくましい意志、ゆたかな想像力、炎える情熱をさす。青春とは人生の深い泉の清新さをいう。 青春とは怯懦を退ける勇気、安易を振り捨てる冒険心を意味する。ときには、二十歳の青年よりも六十歳の人に青春がある。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。 たとえ極貧にあっても、たえず自分を鍛えようという意思があるかぎり、多くのことを成し遂げることができる。逆境を脅威と考えるのではなく、学ぶための機会と見なす。辛苦と失敗を通じて、人はより強く生まれ変わることができる。成功によって驕り、挑戦しなくなれば、個人の成長は止まる。自分の行動を謙虚に誠実に見極めようとする意志こそが、成長の根本である。 逆境は不安を高め、常に危機感を抱かせ、自己満足を遠ざけた。悲劇続きの人生は、自分は失敗を越えて生き残れる、だからリスクに挑むことができると彼に教えた。この一連の経験が途方もなく大きく複雑な感情ー苦痛、怒り、恥、屈辱などーを呼び起こし、それが強力なエネルギーの源となったなった。 [幸之助の物語が教えるもの] 変化する環境にあっては、生涯にわたって学び続ける姿勢が、知能指数や家庭環境やカリスマ性や学歴よりも、偉大な成功や抜群の業績につながる。 生涯にわたって学び続ける姿勢は、謙虚さ、素直な心、リスクに挑む意志、人の意見を傾聴する能力、そして誠実な自省と深く結びついている。 大きな理想主義的・人道主義的な目標と信念は事業での成功と矛盾するものではない。少なくとも急速に変化する状況にあっては、その目標と信念が成長を促す支えとなり、それによって業績をあげることもありうる。 逆境は職業や人生を打ちのめすばかりでない。それなりの条件が整えば、苦難の時期は大きな理想と絶えざる成長を育み、偉大な業績達成に結びつくことがある。

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2021/05/06

経営の神様 松下幸之助の一生から現代の私たちへの学びに通ずるものは何かを考えた本。「艱難汝を玉にす」は幸之助から産まれた言葉に感じるくらい、あらゆる困難を学びに変えて突き進む。青春は年齢ではなく心のもちよう。 信念と情熱があれば何でもできる。そう思わせくれる素晴らしい一冊。

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2021/04/29

この本で心に刺さったのは「驕り」「謙虚」「成長」の3つである。一代で日本が誇る企業を形成した松下さんの生きざまが本書からみてとれます。人間の生活の質を向上させるという大きな志を持ち、会社が成功しても奢ることなく、謙虚な姿勢で学ぶことをやめず成長し続けた松下さん。85歳になって教育...

この本で心に刺さったのは「驕り」「謙虚」「成長」の3つである。一代で日本が誇る企業を形成した松下さんの生きざまが本書からみてとれます。人間の生活の質を向上させるという大きな志を持ち、会社が成功しても奢ることなく、謙虚な姿勢で学ぶことをやめず成長し続けた松下さん。85歳になって教育という仕事をはじめ、常に理想を追い続けて歩みを止めない姿が心につきささりました。松下さんのお気に入りの詩の一節「年を重ねただけでは人は老いない。理想を失うとき初めて老いる」を自分も心にとめておこう。

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2019/12/28

ENL読本 幸之助に関する初の書物 やはり、凄い人だったんだと そして、彼の信念は今の我々の生き方にも当てはめられる

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2019/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

▼どんな偉大な人物でも最初から偉大であった訳ではない ▼成功よりも苦難が人を強くする ▼あなたがいなければ私たちは成功できないという印象を与える ▼年を重ねただけでは人は老いない。理想を失う時、初めて人は老いる ▼ただ真面目に働くだけでは十分ではない。どんな仕事をしているにせよ、自分が社長であると思って、自分自身の仕事に責任を負わなければならない。 ▼いつも目を開けている人は道に迷わない。いつも他人に耳を傾けている人も迷わない。 ▼技能や知恵は簡単に買い求められるような日用品とは違う。起業が涵養すべき資質なのだ。従業員を積極的に育てようとしている会社は、既存の能力を利用しようとするだけの会社よりも、はるかに有利である。 ▼勝利を収める人は、生涯を通じて成長しようとする意欲と能力のある人だろう。

Posted byブクログ

2018/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

松下幸之助についてリーダーシップの観点からコッターが記した著。大変参考になる。 <特に心に残ったこと> ・苦労をするほど人は成長できる。 ・謙虚であることがとても重要 ・小さくとも原体験をもとにした志を持つこと。 <メモ> ・リーダーシップ研究 資質アプローチ→行動アプローチ→状況アプローチ ・偉大なリーダーになる生き方とリーダーシップの育て方も時代の中の社会環境の影響を受ける。 ・時代の中に成長がどう埋め込まれているかを読み取る知性を磨き続けたからこそ、結果において偉人となった。 ・人を消耗させるような苦難を学習の源泉に変え、成功の背後に潜む原動力へ変化させていった ・逆境によって人は強くなる。一人前として信頼されるようになるには、多くの試練と訓練を甘受すべき。 ・成功した企業に最も危険なのがおごり。解決するために高い使命を設定。この地上から貧困を撲滅すること。こうすることで現場に満足し、緩慢になってはいられなくなるように。 ・サムウェルマンの詩   青春とは人生のある期間ではなく、心のもちかたをいう。薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体ではなく、たくましい意志、豊かな想像力、炎える情熱を指す。青春とは人生の深い泉の清新さをいう。 青春とは怯懦を退ける勇気、安易を振り捨てる冒険心を意味する。時には、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。 歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い、精神は芥になる。 60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、驚異に魅かれる心、幼児のような道への探究心、人生への興味の歓喜がある。君にも吾にも見えざる駅逓が心にある。人から神から美・希望・喜悦・勇気・力の霊感を受ける限り君は若い。 霊感が絶え、精神が皮肉の雪に覆われ、悲難の氷に閉ざされるとき、20歳であろうと人はオイル。頭を高くあげ、希望の波をとらえる限り、80歳であろうと人は青春にして巳む。 ・PHP哲学の核心 1人間は根本的に善良で分別がある 2人類は物質的にも精神的にも、成長し進歩する力を発揮してきた 3人類は選択する力を持っている 4我々には世界が直面している困難な問題に物質的・精神的な資源を集中させる力がある 5困難な問題には素直な心と他人から学ぼうとする気持ちで立ち向かう。 ・従業員は学び成長させるもの。命令ばかりでなく、権限と責任を与えるべき。 ・あらゆる労苦を救おうとするのでなく、社会的に有益な仕事を奨励し、人々を成長させるためにお金を使った。 ・辛苦と失敗を通じて、人はより強く生まれ変わることができる。成功によって驕り、挑戦しなくなれば、個人の成長は止まる。自分の行動を謙虚に誠実に見極めようとする意志こそが成長の根本。 ・安楽な習慣的業務から追い立て、リスクを取り、率直に成功と失敗を反省して、他人の意見に耳を傾け、素直な心で人生を見つめ、衆知から何かを引き出そうとした。 野心や信念存在。 ・一連の悲劇が人を育て、夢を育み、目標と信念に。  安楽な場所から離脱し、リスクに挑戦し、経験を謙虚に反省し、素直な心で物事をみ、他人の意見を真摯に聞き、周知を尊重することで成長を実現。 ・生涯にわたって学び続ける姿勢は謙虚さ、素直な心、リスクに挑む意志、人の意見を傾聴する能力、そして誠実な自制と深く結びついている。 ・目標と信念は成長を促す支えとなる。 ・逆境は人生を打ちのめすばかりではない。大きな理想と絶えざる成長を育み、偉大な業績達成に結びつくことがある。

Posted byブクログ