案本 「ユニーク」な「アイディア」の「提案」のための「脳 の商品レビュー
トヨタ自動車/カローラ、JR東日本/Suica、オリンパス/企業広告などの広告キャンペーンを手がける著者の「選ばれる案」の見つけ方と「頭の使い方」を「脳内経験」という方法をもとにまとめた本。
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広尾-銀座-末広町 往復間で読了。 ハウトゥ本としてより、途中からエッセーと思って読みました。ちょいハードボイルド目な文体は、結構好きでした。
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すぐ読み終えたが、 それなりな内容。 特別なことは書いていない。 ただ、「経験」がアイデアに活かされるという記述に関しては、 同感するとともに、 普段意識しておかないと、何気なく終わる広告人生になりそうなので、注意。
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20/11/6 70 ぼくは、必ずクライアントを同じ岸に立つ。 「何を言うか」と「どう言うか」 ど真ん中しか見ないのはもったいない。 経験とは、「イタリアへ行って、何と何を見て、何を買って、何を食べて」、そして、「どう感じたか、なにに違和感を持ったか、なにに感動したか、それ...
20/11/6 70 ぼくは、必ずクライアントを同じ岸に立つ。 「何を言うか」と「どう言うか」 ど真ん中しか見ないのはもったいない。 経験とは、「イタリアへ行って、何と何を見て、何を買って、何を食べて」、そして、「どう感じたか、なにに違和感を持ったか、なにに感動したか、それはなぜか、何を発見して、どんな感想をもったか」ということである。 経験は脳にさせるものである。 脳内経験とは「経験をきっかけに、考えた経験」である。 考えることは、経験である。その経験が、考えるきっかけになる。 脳内アングルが沢山の明かりをともした>全体像の把握 一番最初に思いつくことは、だれでも思いつくことだ。そこで考えるのをやめちゃいけない。
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経験は 与えられるものではなく 自ら 得るものである つまり 能力である 経験を積極的に得る 拾うこと そうやってためた経験は主観につながる 主観は偏見 偏見は アングルを変えてみると 違ったものが見えてくる
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いままでもやもやしていた物をすっきり言い切ってくれた感じです。選ばれなかったら、ないのと同じ。たとえそれにどれだけ労力をかけたとしても。選択をするのは他人ですから仕方ありません。
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「提案が通らない」 「それは知らないからだ」 「知らないのは経験がないからだ」 「経験の量こそ、自分の量だ」 「経験には、種類がある」 「経験は、意図的に増やせる」 「極めつけは、脳内経験だ」 「それには、アングルとツリーがある」 「脳内アングルは、いろんな主観を...
「提案が通らない」 「それは知らないからだ」 「知らないのは経験がないからだ」 「経験の量こそ、自分の量だ」 「経験には、種類がある」 「経験は、意図的に増やせる」 「極めつけは、脳内経験だ」 「それには、アングルとツリーがある」 「脳内アングルは、いろんな主観を見せて、主観が偏見に過ぎないことを教える」 「課題の全体像も(できる限り)見せる」 「重要な受け手の尺度も、主観の一つだ」 「経験データベースを拡充することによって、受け手の尺度も所有しよう」 「アングルの中に、想像力が羽ばたくきっかけががある」 「そこからは、脳内ツリーの仕事」 「一気にアイディアまで到達すればよい」 これからかなりお世話になりそうな本であります。
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・主観は偏見に過ぎない ・提案すべきは「受け手のヴェネフィット」。それが相手に受け入れられなければオシマイ。 ・「受け手のヴェネフィット」を理解、想像できない原因は「知らないこと」 ・知らないことは、経験するしかない。 ・経験は重ねるもの。そして、経験して「何かを感じてそれを脳に...
・主観は偏見に過ぎない ・提案すべきは「受け手のヴェネフィット」。それが相手に受け入れられなければオシマイ。 ・「受け手のヴェネフィット」を理解、想像できない原因は「知らないこと」 ・知らないことは、経験するしかない。 ・経験は重ねるもの。そして、経験して「何かを感じてそれを脳に残すこと、記憶すること」 →脳に定着した「経験」を増やす →経験データベース ・脳内経験 ある実体験を「考えた経験」から、さらに「考えた経験」を続けていく。 ・脳内アングル ある事象を様々な角度から想像すること ・脳内ツリー 脳内アングルの導き出した視点をきっかけに、考えをつなげていく。(アイディアの連想) ・「選ばれるユニーク」とは、誰も考えないことではなく、誰もが考えつくが、誰も考えつかなかったこと。
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「テキスト・クリエイティブ」って言うんですか?売れっ子クリエイティブディレクター、山本高史氏のアイディア発想のメカニズムをまとめた一冊。しっかりした理論が展開されるが、砕けた表現なのですらすらと読みやすい。アイディアの生み方、そのための心構えなど、現場で活かせるノウハウが満載です...
「テキスト・クリエイティブ」って言うんですか?売れっ子クリエイティブディレクター、山本高史氏のアイディア発想のメカニズムをまとめた一冊。しっかりした理論が展開されるが、砕けた表現なのですらすらと読みやすい。アイディアの生み方、そのための心構えなど、現場で活かせるノウハウが満載です。 どんなにユニークで素晴らしいアイディアも、選ばれなければ初めから存在しなかったのと同じ。選ばれる(クライアントに。そしてエンドユーザーに。)アイディアを生み出すための頭の使い方が解説されている。 「経験がモノを言う」的な表現はよくされるが、この「経験」っていったいなんだろう?「脳内経験」という考え方で、知識データベースを増やしていこう、という提案が展開されています。 ここで言う「脳内経験」って、図にするといわゆる「マインドマップ」になるわけですね。そして「脳内経験」によって得られた「なるほど」と思えるものに出会うその「発見」の喜びは、茂木健一郎氏の言うところの「アハ体験」に他ならないのではないか、と思う。面白い繋がりの発見。これも「脳内経験」。
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経験した量が自分の量。自分の現在形。 「実経験」「擬似経験」そして「脳内経験」 経験の量は意識的に増やしていくことが出来る。 ただ通り過ぎず、考える・思う・繋げる・広がる… 自分を豊かに大きくしていくためのヒント。
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